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主催ライブとメンタル①

YCAの学祭から1年経ったと思うと感慨深い。

そしてあんなたくさんの人数でやっていたことを、今ほぼ1人でやってると思うと怖い。

ライブ考えるのって楽しいんだけど、開催1週間前ぐらいから追い詰められるんよ。マジでなかなか寝付けないもん。でもね、3日前ぐらいから急に、もうなるようにしかならん!って開き直る。この歳でこんなメンタルの乱高下したくないよ。
と、言うことで今回は何回かに分けて、主催ライブを開く段取りと私のメンタルの移り変わりを書いていこうと思う。

ライブをやろうと思ってまずやるのが、場所取り。本当は新宿でやりたいんだけどねぇ。激戦なのよ。もう来年までいっぱいだったりするからね。お笑いライブ大盛況。
なので新宿はあきらめて、他を考える。
下北・池袋・中野・高円寺・阿佐ヶ谷。まぁ、ここらへんがよくお笑いライブやってる場所なんだけど、下北も結構激戦区なんよ。なのでここも早々に諦める。そうなるとうちから乗り換え1回、上記の場所の中で新宿から1番近い、中野が候補になる。中野は劇場たくさんあるからね。芸小、中野ZERO、かざあな、Vスタ、twl、などなど。これだけあれば直前じゃない限り、自分の希望する日にちが取れる。中野ありがたい。

ってことで中野で探す。中野に数ある劇場の中からなぜVスタにしたのか?単純になんか名前がかっこいいから。小学生男子かよ!ってツッコミたくなるけど、そんなもんでしょ。迷ってたら時間ばっか過ぎるからね。ちなみにVスタ、主催ライブ開く前は1度も行ったことない。チャレンジャーすぎる。

無事に場所が取れたら、どんなライブにするかを考える。正直、場所取りより前になんとなくは考えているんだけど、会場が取れ次第こちらが具体化していく。
どんなライブをやるか決まったら、そのライブに合った出演者を考えてオファーを出す。
ここテンションピークね。簡単な概要を作って送るんだけど、もう楽しくて仕方ない。

で、そんなルンルン気分でオファーを出すんだけど、次が怖い。オファーって当たり前だけど断られることがある。他のライブやテレビのオーディションなど、既に他の仕事が入っていたら断られる。
できるだけ断られたくないから、とりあえずオファーをかける芸人さんのスケジュールは確認する。さらに、他の有名なライブとかぶってないかも確認する。私も断られたくないって言うのはもちろん、芸人さんも断るのは忍びないだろうから、分かる範囲のチェックは欠かさない。大雑把な性格の割に、ここは細心の注意を払う。

ここが天国と地獄の分かれ道。
出演OKがもらえれば小躍りするぐらい嬉しい。実際に子どもに
「お母さんテンション高くない?なんかいいことあったの?」
と聞かれたぐらい。
でもね、出演NGをもらうとめちゃくちゃ凹む。こんなポジティブバカな私が、たっぷり半日は凹む。
「どうせ、私なんて面白いライブ開けないしぃ。こんなつまんない主催者のライブなんか出たくないに決まってるしぃ。」
とメンヘラみたいにいじける、御年43歳。やばい。だから、みんな他に仕事あるんだって。
そもそもよ、何処の馬の骨とも分からない人のライブなんて警戒するって。しかも女性芸人しか呼んでないし。男か女かも分からんし、不審者MAXだよ。これは何回も主催ライブをやって、不審者じゃないことを分かってもらわなければ。そう思うと同時に、こんな不審者のライブに出てくれた稀有な出演者には感謝しかない。

そんな感じで踊ったり鬱になったりしながら、出演者が決まる。こっからは本番までほぼ1人の孤独な戦いが始まる!
とりあえず今日はここまで。続きは気が向いたらまた書きます。

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