音響の話
ハッキリ言って素人。音響も照明も。照明に関してはそんなに難しくないんだけど、問題は音響。
台本的の表記はBG、CI、CO、FI、FO。これねぇ、おばさん覚えられないのよ。意味はもちろんわかってるよ。でも1回考えないとわからない。
BG=バックグラウンドミュージック
CI=カットイン
CO=カットアウト
FI=フェードイン
FO=フェードアウト
とりあえずこれだけ覚えておけばどうにかなるんだけど、老化した脳みそでは覚えられない。
毎回
(えふあいってなんだっけ?えふあいえふあいえふあい……。あっ、フェードインだ!ってことは少しずつ音を大きくしていくのね。)
こうやって考えてみないと分からない。自分で台本書いてるのに。歳はとりたくないねぇ。
そして機材は会場ごと違う。音響と照明の場所も違う。客席の後ろの場合が多いんだけど、舞台袖にある場所もある。広さもまちまち。音響と照明それぞれ1人ずつ担当できる会場ならまだいい。たまに機材のある場所が狭くて、音響と照明を1人でやらにゃならんことがある。ハッキリ言っていっぱいいっぱい。
しかもこれまた会場によっては、音量や照明のボリューム調整つまみの遊びか大きかったり、小さかったりするので、音をフェードインするのに思ったより時間がかかったり、いきなりでかい音が出たりする。もちろんリハで確認はするんだけど、本番中はいっぱいいっぱいなもんで、忘れてることもある。何のためのリハだよ!
まぁ、まだネタ以外の部分はいい。多少音響と照明がおかしくてもどうにかなる。
問題はコント。
音使うコントをやる場合、場当たりで確認する。
ネタを知っていればまだ想像がつくんだけど、知らないネタの場合は大変。
ネタ台本と音源をもらって、説明を受ける。
「このアクションをしたらこの音源を流す」
しっかりメモをする。コントはオチきっかけもそれぞれなのでそれもしっかりメモをする。
もちろんネタ中も目を離せない。音響ミスったらネタのできも変わってくる。KOCのオペレーターって緊張感すごいだろうな。
その点漫才はほんとに楽。ありがとうございました、これだけ聞き逃さなければ大丈夫。ネタ中水分補給する余裕あるもんね。
今後数こなせば音響も慣れるのかしら?
これからの私の成長ぶりを乞うご期待。