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ドラマ「きのう何食べたSeason2」最終回のセリフにじいんときた
西島秀俊&内野聖陽による大人気ドラマ、待望のseason2です。心温まるエピソードとおいしい料理で毎回楽しかったです。最後の回のセリフが良かったのでここに記録します。
孫を見せてあげられなかったシロさんの両親への言葉

筧家で老人ホームの検討をしていた3人。家は残せないけど、やっぱり少しでも残したいとか思ってるお父さん。そんな両親を前に語る、シロさん。
知り合いの人のお孫さんが、お父さんと同じ漢字と読みの名前で、おれ、不思議とうれしかったんだよね。自分の何かが次の世代に伝わるのって、こういう感覚なのかなって。
それで少し、お父さんとお母さんの気持ちがわかった。
2人がオレに財産を残せなかったっていうなら、おれはお父さんとお母さんに孫っていう形の、次の世代を残せなかった。
でも、孫の顔を見せられなかったこと、今はもう、2人に悪いと思っていないんだ。
おれは2人からいろんなものをもらっているし、おれのもらったものはなにかしらどっかに伝わっていると思うから。
だからお父さんもお母さんもおれに悪いなんて思う必要全然ない。
「そうだな」と父。「そうね」と母。
→連綿と続いてきたものを自分の代で絶やしてしまうと考えると、辛いですよね。シロさんが目に見えるものにとらわれず、「いろんなものをもらっているし、おれのもらったものはなにかしらどっかに伝わっていると思う」って思えるところがすごいです。
シロさんのケンジに対する独白

あのな、
ケンジ。
もしもこの先、おれたちが別れることになったとして、
おれが死ぬとき、お前が誰か別の人と暮らしてても、それはそれでいいんだよ。おれはお前が幸せなら。
→こんなに愛し合っていてすごいな。
50代でも楽しくじゃれあえたらいいね
