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【観劇記録】イザボー 1/27


去年からずっと楽しみにしていた望海さんの舞台。
久しぶりに悲劇に生きる望海さんを見られることにワクワク。しかも今回は演出と音楽が
私が大好きな末満×和田コンビ!!
絶対面白い作品になるはず!
そんな期待を持って観劇してきました!


結果!歴史ものなので やや難しさはあったけど
世界観が役者とマッチしていて面白かった!
むしろ当て書きなのでは?
ストーリー的には史実に沿って進んでいく作品だったのでTRUMPほどどんでん返しは無く、やや物足りなさはあったけど、和田さんの楽曲がどれもよくて最高!和田さんの楽曲って中毒性があるんだよな。

幕開けの雰囲気がキングアーサーに似ていた。
楽曲もロックが多かったからライブ感強めの舞台ではあったかも。シャルル7世とイザボーの対立が多々あることを予想していたけど、1幕はシャルルがイザボーの過去を回想する形で進んでいくのがかなり意外だった。

○さて、ここからは
         ざっくりと感想を書き連ねていきます!

・フランスは一人の女によって滅び、一人の女によって救われる
イザボーとジャンヌ・ダルクの対比が上手に書かれていた。
・最悪の王妃と呼ばれたけど、性格が歪んでしまってそうなったわけでなくシャルル6世が精神疾患になったが故にそうならざるを得なかった。シャルルが精神疾患にならなければイザボーの人生も違っただろうに。。。
・イザボーの幼少期と、カトリーヌ・ラピュセを大森ちゃんがすべて演じているのが尊い。始まりはみな同じ純粋な少女だったのに、人生の歯車が微妙に異なっただけで三人の行く末は全く違うものになった・・・ここの解釈を深めるの楽しすぎる。 
・衣装とセットがどれも最高。セットは全部人力で動いていて脱帽。
前田さんの衣装がホント好き。
・末満作品の照明ってなんであんなに青や赤がキレイに映えるんだろう。でもよく見ると青の中に緑が少し入っていたり、赤に紫が入っていたり。色のバランスが絶妙なのか。
・バラとワインがめちゃくちゃ似合う望海さんに久々あえて嬉しすぎる。
2幕ラストの薔薇に埋もれる望海さんが圧巻。あの薔薇が似合うのはこの世で望海さんと安西慎太郎だけ笑
・甲斐翔馬のペストに笑った。あれは完全にトートじゃん笑
「そう!またの名をペスト!」の言い方がもうOUTなのよ笑
てか、黒死病を具現化するっていう発想が私には無さすぎて甲斐翔馬が名乗って瞬間笑ってしまった笑
・ルイの殺され方が末満!って感じがして好き。(メッタ刺し!)
・なすりんさんの歌がすごく好き。ミュージカル初挑戦とは思えないハスキーな歌声が良い!

【好きな楽曲】

・上原シャルルと上川ルイの ♪Day and night が
かわいくてめちゃくちゃ好き。あの場面の振り付け真似したい。
「いくつもの山を超えて~ 
          いくつもの谷を超えて~」
「はやくはやく会いたい。
           愛する人の待つところへ~
 愛しのヴァレンチィーナ(イザベル)」 
💕💕あぁ~好き~💕💕

・♪Queen of the beasts の
「女として生まれてきたことが私の証ではない。明日が人生最後の日かもしれない。それでも諦めるわけにはいかない。今を不幸のどん底にしよう。あとは這い上がるだけ。」の歌詞がめちゃくちゃ好き。
イザボーの生き方には共感できないけど女としての苦悩や人生の葛藤はすごく共感できる。

・♪運命の轍 の床に這いつくばった状態から囁くようにでもちゃんと歌詞が聞き取れる発声で歌う望海さんも見てファントムを思い出した笑


今回は珍しく1回しか観劇しなかったので
終演後 配信をヘビロテしました。
初見ではあまり音楽が耳に残らなかったけど、
配信で聴けば聴くほど和田さんの楽曲が
頭に残って脳内がずっとイザボー。
できればブリリア以外の劇場で観劇したかったな。
望海さんがまた末満作品に出てくれますように。

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