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【観劇記録2】フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳 千秋楽


2022.09.30

アタタミュ 東京公演千秋楽に行ってきました。
観劇前から この日で
世紀末が終わってしまうことが寂しくて寂しくて、
仕方がなかった私。

一瞬一瞬を大切に観劇してきました。
初日と比較しながら
キャストごとに感想をまとめたいと思います。

まずは推しの話から!!

○ 三浦レイ

りょんの芝居の細かさに脱帽!!

やっぱり
・マミヤとの距離のつめ方。
・死に際 ケンシロウに思いを託す場面。
ここ2つのお芝居が上手すぎる。

お芝居一つひとつがすごく繊細で
感情の機微を丁寧に演じてるのがグッときました。
「りょんてこんなに芝居 上手だったっけ?」と本気で思うくらい 心を持っていかれました。

○レイとマミヤの恋
これは初日から絶賛していたけど
初見でりょんの出番や動きをだいたい把握していたので、2回目の観劇では細かい芝居の変化をじっくり楽しむことが出来ました。

マミヤたちの村に来たレイ。
最初は上手の柱に寄りかかり
見下ろすように心の翼を歌うマミヤたちを見つめる。レイの真上で洋ちゃん村人が「ミスミじぃが帰ってきたぞ。お〜いミスミじぃーー!」て言うんだけど、それを下から顔を90度あげて直視。
この時の首顎のラインがめちゃくちゃ綺麗。

「この人はダグルじゃない」
「目の前で親を?」
マミヤが去った後、有り得ないともいうような目でマミヤがいた所を見る。マミヤにたぶん興味が沸いた。

初恋の歌。
上手から来たマミヤに洋ちゃんがザルに乗ったリンゴを「どう?」てやるんだけど、マミヤは遠慮して受け取らずそこに座る。その直後、レイが来て洋ちゃんからリンゴを2つ貰って(おそらく洋ちゃんは「おい、1個だぞ」とか言ってるはず笑)そのうちの1つをマミヤに投げる。でもマミヤは食べずに レイに投げ返し そのまま洋ちゃんの誘いでダンスを踊り始めてしまう。
残されたレイは手元にある2つのリンゴをジーーッと見つめる。りょんレイは素直に感情を出さないけれど、リンゴを受け取って貰えなくて地味に落ち込んでいたのだと思う。視線だけでこちらに感情を伝えられるりょんすごい。そして落ち込み方が かわいい笑

焚き火の場面。
レイは必ず目を細めて見下ろすようにマミヤを見る。首をかたむけたり、なるべく音を立てず悟られないように後ろからマミヤを見つめる。きっとまだ恋は芽生えていなくて、妹とマミヤを重ねて気になっている感じ。
「おれが見張ってやるから少しは休め」
「笑えばかわいいのに 少しは優しい顔しろよ」
このふたつのセリフ、妹みたいにこちらを見てほしいとも受け取れるし、女の子として意識し始めてる感じもするし どちらとも受け取れる絶妙な塩梅なのがたまらん。そして最強にツン!!どちらとも自分に対して笑ってほしいということの裏返しになってるのが すごく萌える。

🙎おい、俺も行くぞ。守ってやらないとな
🤦‍♀️私はあなたの妹じゃないからね。

守ってやらないとな。はヤバい。
守られたいーーーーー。レイは距離を縮めたいのに全く縮まらないこの感じ萌える。

カサンドラの場面
この日の観劇でマミヤの弓矢がダグルに叩き落とされたのを見てレイがすぐに助けに行ってるのに初めて気づいた!
抗いようなく のマミヤとレイの歌声の重なり方好き。マミヤが「ダ、ダグル!」と言ってからのレイの切れようがヤバい。
てめぇの血は何色だー!のフライング 着地が定まらなくて ちょっと危なかった。(ダグルが位置を上手く修正してくれた)
ダグルを倒した後、マミヤに優しく手を差し伸べ上手へと静かに履けていくのも好き。たぶん、あれは裏で「大丈夫か?」て言って怪我の手当して上げてるよね。

たぶんマミヤは、レイに助けてもらったことでレイを意識するようになったと思う。

水筒の場面
今回もここがヤバかったーーーーー!
初日は 水筒のやり取りをしてもマミヤの口元をジーッと見るだけだったのに、マミヤから受け取った水筒を飲む→マミヤに返す→マミヤが口付ける、ここで少し左の唇を上げて笑うのよ、初日笑ったりしなかったのに、わ、わ、笑った!?🙄🙄🙄🙄
やばい、胸きゅん。たぶん、マミヤの警戒が溶けたことをここで感じて嬉しくなったんだよね?
マミヤもマミヤで、レイが水筒に口付けたあと、鼻の下を人差し指ですって恥ずかしそうにしてたよ?
何この2人!? 可愛すぎるーーーー😭😭😭

リンゴのやりとりからの この水筒の流れが胸きゅんすぎる。焦れったくてもどかしい2人の恋が無事ここで始まりましたー😭😭

が、しかし
幸せはそう長くは続かない。
村に戻ってきたレイたち。

ラオウ登場
ケンシロウが動けないのを見て「おれが!」と出くけど、闘気でやられてしまう。
その後、新血愁をあびて3日の命になってしまうところ。あの闘気の中、必死に動いてマミヤの盾になってるのが泣ける。
そして無様な姿を見せぬようどこかに去っていく。「来るな。1人にしてくれ」が切ない。

そして3日後。
ここで、りょんが初日と芝居をガラッと変えてきた。
初日は 泣きながらマミヤに「幸せになることを諦めんな」と言っていたのに、この日は泣かずに 穏やかな顔で言っていた。
そしてこらえきれないかのように「早く行け、早く」と軽やか目に言ったあと、ガクンと膝をつき崩れ落ちる。そしてケンシロウに涙ながらにセリフを言う…というものに変わっていた。
好きな人の前では弱った姿を見せたくなかったそんな男らしい演技に涙。なにあの、りょん。あんな中性的なビジュアルなのにめちゃくちゃ男気ある😭
ケンシロウへ思いを託す芝居がめちゃくちゃ良かったから、その後のケンシロウの覚醒もめちゃくちゃ熱が上がってた。
あと、レイの断末魔が今も耳に残ってる。

1幕が終わって顔がびしょびしょのままトイレへ。
「りょんのレイに出会えて良かった」って心から思えた。
世紀末に感謝😊

○一色洋平さん
推しが出ていない場面は
ひたすら一色さんを追っていました。
核シェルターを開けた時に死体が入ってきてビックリする洋ちゃん。バッドの場面、村人でパンを取り合う洋ちゃん。バリケードでリンゴの仲裁する洋ちゃん。マミヤをダンスに誘う洋ちゃん。全部好き。

青年ラオウの洋ちゃん。
この日は崖の場面の叫び声が多めで気迫がめちゃくちゃ凄かった。2幕、ラオウの玉座からジャンプして降りるところ好き。あそこの高笑いもすごい。青年ラオウと 福井さんのラオウが入れ違うところも好きだなー。青年ラオウとトキが熱ければ熱いほど、その後のトキの最期が切なく活きる。
トキの「兄ちゃん…」が泣けた。

洋ちゃん、熱い熱いラオウをありがとう😊


○上川ジュウザ
ジェリクルキャッツのネタを入れてくれたり、「次は福岡、今日は千秋楽だからもっとやっちゃお〜!」と言って鎖を思い切り引っ張ったり・・・と
アドリブすごく頑張ってくれてた!
伊礼ジュウザに比べるとだいぶ甘めだなー。
リハクにユリアの話を持ち出された時の落札は伊礼ジュウザの方が大きめでした。




今日で東京公演は終わり。
どこでもドアがあれば福岡まで行きたい。

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