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#3 Mr.Children「Sign」歌詞考察


①冒頭

こんにちは。
今回は、オレンジデイズの主題歌でもある「Sign」の歌詞考察をしていこうと思います。

②基本情報

Mr.Childrenの26枚目のシングル
2004年5月26日リリース
アルバム「I♡U」の9曲目

③第一印象

イントロのピアノのメロディが美しいというのが第一印象でした。歌詞も素敵ですけど、全体的なメロディも綺麗で美しいですよね。

④歌詞考察


届いてくれるといいな
君の分かんないところで 僕も今奏でてるよ
育たないで萎れてた新芽みたいな音符(おもい)を
二つ重ねて鳴らすハーモニー

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

僕にとって大切な人に向けて、知らないところで想い続けている。
新芽のような初々しい想いは、二つ重なることで綺麗なハーモニーとなる。
初々しいカップルを描いているような感じがしますね。

「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返して僕ら
人恋しさを積み木みたいに乗せてゆく

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

人と人が接していく中で、「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返す。
人恋しさ、もっと話したい、もっと一緒にいたいという想いを積み木みたいに積み重ねていき、関係性を深めていく。

ありふれた時間が愛しく思えたら
それは“愛の仕業"と 小さく笑った
君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン
もう 何ひとつ見落とさない
そんなことを考えている

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

何てことのない時間が愛しく感じた。
愛の仕業、愛する人がいるからこそ、その人と過ごす時間が愛しく感じ、少し微笑んだのでしょうね。
愛する人が見せる1つ1つの仕草、他人からしたら何も感じないが、僕にとってはそれすらも愛おしい。何ひとつも見落としたくない。そんなことを考えていました。

たまに無頓着な言葉で汚し合って
互いの未熟さに嫌気がさす
でもいつかは裸になり甘い体温に触れて
優しさを見せつけ合う

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

たまに特に気にせず発した発言によって、お互い傷つけあってしまう。
そのように大人になれていない、お互いの未熟さに嫌になってしまう時がある。
でも、いつかはお互いのありのままの自分と優しさを見せつけ合う。

似てるけどどこか違う だけど同じ匂い
身体でも心でもなく愛している

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

お互い似てる部分もあるけど、違う部分ももちろんある。だけど、同じような匂い・雰囲気を感じる。
身体でも心でもなく、存在そのものを愛している。

僅かだって明かりが心に灯るなら
大切にしなきゃ と僕らは誓った
めぐり逢った すべてのものから送られるサイン
もう 何ひとつ見逃さない
そうやって暮らしてゆこう

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

一緒にいて、僅かでも心に明かりが灯ったら、それは大切にしなきゃと思うサイン。
恋人や家族など大切な人だけではなく、めぐり逢った全ての人たちの、そのようなサインをひとつも見逃さず、周りの人たちを大切にして暮らしてゆこう。

緑道の木漏れ日が君に当たって揺れる
時間の美しさと残酷さを知る

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

木の間から太陽の日差しが漏れて、君に当たっている光景。
光に当たっている君を見て、美しいと感じているのでしょうかね。
しかし、美しいと感じている時間、つまり君といる時間はずっと続く訳ではない。いずれ終わってしまう。時間の残酷さも知ってしまいました。

残された時間が僕らにはあるから
大切にしなきゃと 小さく笑った
君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン
もう 何ひとつ見落とさない
そうやって暮らしてゆこう
そんなことを考えている

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l002682.html

永遠に続くことはもちろんなく、時間は限られている。尚更大切にしなければならない。
君が見せるちょっとした仕草でも、僕にとっては嬉しく、愛おしく感じ、強くしてくれる。
もう何ひとつの仕草・サインを見落としたくない。
そうやって、大切な時間をお互い過ごせたら良いなと考えている。

⑤まとめ

毎日毎日は当たり前ですが違う1日。
同じ日、時間に二度と戻れないから、大切にしなきゃなって、最後の歌詞を見てよく感じます。
2番の歌詞の言い回しが個人的に結構好きなんですよね。解釈によっては、少し大人チックな表現もありますが、それもまた魅力的だと思います。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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