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恋愛工学のお話:ぼくは愛を証明しようと思う。



実は、私はこの本を2回も買っているんです。
最初に読んだときは、興味深くて夢中になりましたが、正直言って、「私には関係ないかな」と思って手放してしまいました。だって私は女性だし、街でナンパなんてすることはないだろうと思っていたんですよね。当時は、自分が恋愛について活動したり、執筆するなんて全く考えていませんでした。

でも、時が経って、恋愛について書くようになるなんて本当に不思議です。周りの勧めもあって、再びこの本を手に取ることになりました。


というわけで、簡単なレビューと、心理学のテクニック、そして感想をシェアしますね。恋愛に悩む皆さんの参考になれば嬉しいです。

レビュー


この本は、モテるためにはどんな考え方を持ち、どんな行動をすればいいのかをストーリー形式で具体的に語りかけてくれます。

登場人物は2人。ひとりはスーパーモテ男の永沢さん。もうひとりは、その永沢さんに教えを請う、モテるための方法を実際に実践していく渡辺くんです。

ある夜、二人の間で決め事が交わされます。
ルール1:恋愛工学のことは決して他言しないこと。
ルール2:永沢さんがなぜ恋愛工学を知っているのかは絶対に聞かないこと。

このようにして、2人の師弟関係がスタートします。

渡辺くんは、それまで恋愛がうまくいかず、好きな女の子に雑な扱いを受けたり、女性に積極的に話しかけられないでいました。そんな彼に、永沢さんは「出会いのトライアスロン」を課すんです。これは1日に50人の女性に声をかけて連絡先をゲットするというチャレンジです。街でのナンパ、街コン、などとにかく数をこなすことで、断られることに慣れていくんですね。

永沢さんの指導のもとで、渡辺くんは徐々にモテ力をつけ、夜のほうも相手に困らなくなっていきます。最終的には、「高嶺の花」と呼ばれる女性にもチャレンジできるようになるまで成長します。さて、この先、渡辺くんはどうなっていくのでしょうか?

ぼくは愛を証明しようと思う

**「こんなこと、できるはずがない!」**と思う男性もいるでしょうし、私自身も女性として「これはどうなの?」と思うところもありますが、行動しなければ何も始まりません。ぼくは愛を証明しようと思う。とても参考になると思いました。

モテの要素について


モテるためにはいろいろな要素があります。
生まれながらに容姿端麗でモテる人はさておき、ほとんどの人は人生を通じて徐々に「モテ力」を身につけていくものだと思います。

外見的なモテは、ある程度は自分の努力とプロの手を借りて何とかなりますが、それだけではモテないと気づく方も多いのではないでしょうか。

モテる雰囲気を身に纏った人がモテるのです。それは会話術や、会話の間の取り方、立ち振る舞い、女性に安心感を与えるような雰囲気づくりに表れます。出会った瞬間から自分のペースで恥ずかしがらずに話を進められる人がモテる人です。そうなるためには、やはり場数を踏むことも必要でしょう。

明日から使える心理学テクニック

この本には、心理学のテクニックが随所に散りばめられています。いくつか例を挙げると、ペーシング、ミラーリング、バックトラックなどです。これらはデートの際にとても役立ちますよ。練習して自然にできるようになるまで、たくさんの会話を重ねていきましょう。

例えば、
ペーシングは相手の話すスピードに合わせて自分も同じスピードで話すことです。

ミラーリングは相手の動作をさりげなく真似すること。ただし、不自然にやると逆効果なので注意が必要です。

バックトラックは簡単に言うとオウム返しです。「私は週末によく映画を見に行くんですよ」と相手が言ったら、「そうなんですね、映画を見に行くんですね」と返すだけでOKです。相手に聞いてもらっている感が出ますし、無理に話題を考える必要もありません。

スムーズな会話

このように、心理学のテクニックを使うことで、会話がスムーズになり、相手との距離を縮めることができます。恋愛の成功には、試行回数と成功率の掛け算が大切です。

モテ=ヒットレシオ×試行回数

この本は、一読の価値があると思います。モモの恋愛塾がスタートしたら、オススメ本として紹介してみようかしら。


感想

私もね、この本を読んでて「へぇ〜、そんなことまでやるの?」って正直びっくりしました。でもね、行動してみないと何も変わらないってことも分かるんです。恋愛って、ちょっとした勇気と工夫で驚くほど結果が変わるもの。だから、皆さんも怖がらずに一歩踏み出してみてください。皆さんの恋愛が、より素敵なものになりますように。


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