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続けるモノガタリ⑩

ボクは部屋を飛び出し、外の空気を深く吸い込んだ。身を乗り出し、まだ見ぬ冒険の地へと向かう覚悟を胸に秘めていた。

道端にあった古びた地図を手に取り、謎めいたる場所への興味が募る。その地図に書かれた奇妙なマークが、まるで今まで読んできた冒険小説の中から飛び出してきたようだった。

「これが僕の次の冒険の始まりなのかもしれない」

ボクは地図を握りしめて、足早に道を進んだ。風が心地よく、太陽が温かい光を放っていた。

その日から、ボクは新たな冒険への扉を開き、数々の試練や出会いが彼を待ち受けていた。物語の中で培った知識や勇気が、彼を輝かしい未来へと導いていくのだろう。

そして、ボクはその冒険の果てに、自分自身の内なる物語を見つけることができるのかもしれないと信じていた。

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