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見えないものを見ようして望遠鏡を覗き込んだ

BUMP OF CHICKEN
「天体観測」の一節である

新卒で働き始めてほぼ2か月経過した。
先輩の同行で様々な営業先に出向いている。

市役所や県庁、中小企業で営業訪問、打ち合わせや見積もり、
書類提出が我が社営業の主な仕事だ。

僕は新卒なので今年23歳になる。

となると友達も、もちろん働き始めていて
車を買った奴、
なんなら彼女と同棲してる奴もいるくらいだ。

先週水曜日、社会人になって地元を離れ横浜で彼女と同棲している
友人(2個下)ともつ鍋屋に行った。

社会人になり、拡大した自由の枠を
思う存分楽しんでる友達に会って
ふと思った。

「こいつは立派になってるのに俺は何してんだ」

友達は自分で家賃や生活費を払い、何があっても自分の味方でいてくれる女の子がいる

一方で俺は彼女も高校時代に1人(交際6日)しかおらず、告白も0/4の全敗だ。

1回目の告白は高校2年の夏、1年の時の同じクラスの女の子に。
真面目な場所で浮いてしまうくらいの天然の女の子で
つい世話を焼きたくなる隙のあるタイプの子だ。

友達に協力してもらい男2女2で遊んだが、
盛り0でその子と一言も喋れなかった。
それに、マカロンをあげて機嫌を取ろうとするしかアピールの方法が分からなかった。
結果はもちろん惨敗で、
フラれた直後に部活があったので汗と一緒に傷心も流れていった。

2回目は高3の夏前だ。高2の4月に選択授業(書道)で一緒になった女の子だ。その子は背が小さくポニーテールで柔らかな雰囲気の女の子だった。
その穏やかそうで癒し系な雰囲気がタイプで好きになった。

女友達に無理言って昼休みにその子を連れてきて貰った事がきっかけで一緒に遊ぶようになった。その子は巨乳だったので友人に身体目当てとバカにされたがその子の笑顔・食べることが好きなとこ・穏やかな性格・柔らかな雰囲気が本当に好きだったのそんな雑音も気にならなかった。

当時ほぼデートの経験が無く、会話に四苦八苦したが
どうにか仲良くなれ3年で同じクラスに。
その期間にその子が元彼と復縁したり色々あったが、
彼氏と別れた後にその子から誘われて久しぶりに遊んだ。

しかも、12月24日(クリスマスイブ)の渋谷だ。これはもう付き合ってもOKだと思い、青の洞窟で告白した。しかし、考えさせて欲しいとフラれた。
自分なりに最大限その子のペースに合わせたつもりだったがダメだった。

告白以前、私は好きな子を一番大切に想っているヤツが付き合える、とファンタジーな考えを思っていた。しかし、現実は性欲で動いて、女の子の求めている行動・言動を理解し色んな女の子に手を出しているが故に余裕(命綱が何本もある為)があるヤツがモテるし、一途な人間は当たり前に好きでいる為、舐められ大切にされない。結局、紳士な人間や人の幸せを自分の幸せのように喜ぶ人間より利己的でゲーム感覚で女の子の求める行動をする人間が良い思いをする。

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