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記憶

軽い気持ちで受けたこの企画、正直言って日が迫るにつれて、のしかかってくるプレッシャーばかりでした。

余りにも前半の担当メンバーが凄すぎてね。

だから、開き直って思い出をただ振り返って、自分の正直な想いだけを書こうってなりました。

酔っ払いの戯言として、さらっと流してください。

出逢い

ましゅと初めて直接顔を合わせたのが2018年12月9日。今日でちょうど6年です。

BiSHの赤レンガ倉庫でのフリーライブ前のビラ配りの時だったよね。

その頃のましゅは目も合わせてくれないし、すごい距離取ってるし、誰にもビラ渡せないし、ずっとナノの後ろで3歩ぐらい下がってるし、ツッコミどころ満載だったのが第一印象です。

この子アイドル出来るかな?って心配だったのを覚えてる。

それでも直接会った後に、某氏と色々話した結果

「本気を出したら1番人気になるのはましゅ」

って、一致した意見に落ち着いたんだけど、その時にはここまで実際なるとは思っていなかったかも。

それが、今ではナノが「新規さんを全部ましゅに持っていかれる」って悔しがるぐらいにまで、本当によくここまで成長してくれたね。

信頼

随分前の話だけど、これは別の某氏とライブ後に食事に行った時に、その人が誰もましゅとのチェキを撮りに行かない光景を見ていられないって言って泣いてたんだけど、その時の俺は「ましゅを信じろ!ましゅの魅力に気づいて支えてくれる人はきっと居るから」ってなだめていた。

根拠なんて何もなかったけど、不思議とましゅがずっとこのままで終わるわけがないっていう謎の自信が俺にはあったんだ。

苦悩

そこからも色々あって苦しい時期が続いたと思うけど、それでもましゅはましゅらしく諦めることも、挫けることも、卑屈になることも無くコツコツと積み重ねて来た。

その努力があったから、今のましゅを応援したいって人達がどんどん増えていったんだよね。最初の頃の、物理的に絶対に隠れられないナノの後ろに隠れようとしていたましゅを知っているからこそ、俺の期待を超える成長をしてくれて本当に凄いと思う。

覚醒

6年の間に、最初の頃はましゅが思うアイドルってこうなんだろうって印象だけでやっていた(って俺が勝手に思っていた)ステージでの姿が、いつの頃からか自分のライブはこれだって姿を出すようになったよね。

時には全力の笑顔、時にはかっこよさ、時には儚なさ、多彩な表現を身につけたましゅはもう無敵だった。

再生

そんなましゅの明るさや一回一回のステージに全力で挑む姿に何度も救われてきました。

どんな困難や壁にぶつかっても、諦めずに進むましゅの姿を見て来たから、一度も二度も人生の終わりを覚悟した自分も、ましゅに負けていられない、絶対諦めないって思えた。

ましゅが諦めない姿を見せ続けてくれたおかげで、随分期間は空いてしまったけど、自分の命と人生を大事にする力を貰って、またましゅの笑顔を見に行けるようになった。

一年ぐらい前かな?もう消えたとみんなに思われていた俺が数年ぶりに現場に現れた時、他の全員がポカーンとした顔をしていた中で、真っ先に笑顔で迎えてくれたのもましゅだった。

今更、俺が行く意味ってあるのか?行ったところでもう俺の居場所じゃないだろう。もしかしたら恨まれているかもな。

そんな不安を抱いたまま行った俺を、ここに居てもいいんだって安心させてくれたのもましゅだった。

本当にありがとう。

現実

戻って来ても体調がずっと戻らなくて、隅の方でただ見守ることしか出来なかった自分が情けなかったけど、それでもライブを見るたびに進化を続けるましゅとヒロシネが誇らしかった。

そんな時にましゅ生誕があって、ここで全力出さなきゃって気合い入れてライブに臨んだ。

最高のライブ。ましゅがやりたい事全部やって、本当に楽しそうだった。

そしてその瞬間は来た。

ましゅが何を喋っていたか覚えていない。きちんと一言一句漏らさず聞いたはずなのに、受け入れる事を体が拒否しているんだと思う。

本当に悔しくて、悲しくて頭が回らなくなっていた。周りのことより自分の気持ちを落ち着ける事に必死だった。

でもきっと一番悔しいのはましゅ自身なんだろうね。だから、もう泣かないし悲しまない事にする。

やれる事をやれるだけやってそれで送り出すって決めた。

未来

これからの道のりも決して平坦ではないかもしれないけど、俺の見てきたましゅならきっとそれを乗り越えて輝き続けると信じています。

ものすごく成長した部分と相反するポンコツっぷりが何年経っても抜けないところも、ましゅの魅力の一つ。その周囲を明るく出来る才能を活かしていってね。

ましゅの歩む道が、たくさんの光で満たされますように。幸せでいてください❤️

7年目に入った明日から、残り少ないましゅのアイドル人生を今までの6年間以上に輝かせてみせるよ。

そして、ましゅがずっと大事にしてきたこの場所を、必ずもっともっと上の世界へ連れて行くからね。

最後に、ましゅの魅力に気づいてくれて支えて頂いた赤軍団とヒロシネに関わってくれた皆様にもありがとうって伝えたい。

今の最高のヒロシネを作ったのは、間違いなくましゅとそれを支えてきた赤軍団を含めた皆んなだった。

だから、ましゅも含めて赤軍団の全員に悔いが残らないように終わって、初めて最高の卒業ライブだったって言えると思う。

やり切るための協力はいくらでもするから、遠慮なく何でも言ってくれ。

エール

最後には、皆んな心で泣いて顔は笑顔で送り出そうな

俺が一番出来る自信がないんだけど


余談

最後の最後、一番感謝しなきゃいけないミノさんの白服に盛大に黒ビールぶっかけたのもいい思い出

ホントごめんなさい🙇

お詫びに競争率の高い赤から30番をお渡ししましゅ

夢宇


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