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自分が誰か?答えを持たず生きるのは辛い。

7年くらい前のこと、電車に乗ると目に入る広告に圧倒され、この世に自分が属して無いような虚無感を感じた。その中に「自分」と思えるものがなかったから、情報に溺れていて、自分を見失っていて、とても生き苦しかった。

「自分」は誰なのか?という答えを持たずに生きるのは、とても辛い。終わりの無い競争社会で、仕事や恋愛で誰かに勝つと、正直言っていい気分になる。けれど、それも周りから評価された自分の虚像であって、何の意味もないものだと気づく。

活き活きと実在する「自分」は誰なのか?形而上学の理解が進むと、世間の評価に合わせるところに「自分」がいないのがわかる。"いいね!"の数も、年収も、恋人がいるかも関係ない。形あるモノは必ず終わりが来るから虚像ということ。

形あるものに縛られず、形のないところに実像の「自分」がいる。これを納得できたら、とても安心した。息苦しさはいつの間にか消えていて、生きる情熱が湧いてくるようになった。競争社会で評価されることがモチベーションだった頃とは、全く異質のエネルギーが湧いてきている。

本当に形而上学/メタフィジックスを受け取れることに感謝。知って理解すれば、誰もが人生を前向きに変えられるように、古代から伝わっている確かな叡智。受け取る準備が出来たらぜひ受け取って欲しい。

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