舞台人専門整体師としてのモヤモヤ
またもや、noteを放置してしまいました。
先日、ついに、宝塚の現役生徒さんの施術を再開する事が出来ました。
コロナ禍になってから全く会えず。
私も、極力、人混みを避け、避けながらも『施術している方の舞台』は極力観ていましたが、宝塚の方々は、全員NGとなりましたので、もう、ほぼ観れていなかったんです。(たまに、チケットが回ってきて、スケジュールもたまたま空いていたら2階17列とかで、観たりしましたが)
やっと!施術出来て、良くぞ心身病むことなく頑張って生き抜いて来て下さった、と喜びを伝え、明日、いよいよ!楽しみにしています!とご挨拶をして、、、。
そして、その日、中止となりました。
今日は、代役で公演再開ですね。
もちろん、観たかった想いもありますが、それより何より、大変なプレッシャーだと思いますが、無事、幕が開き、そして降りてゆくことを、心から応援しています。
クライアントさんには、連絡していなくて、ただひたすら祈るのみ。
そして。
今まで、宝塚以外でも、色んな方が、『声が出るのか』『体は動くのか?』と前日の夜に、不安に押しつぶされそうになっておられるのを見てきています。
途中で中止となってしまった限界を超えるほどまでに頑張ったトップの方の心身のケアを、スペシャルな方がしてくださっていますように。。。
舞台人専門整体師としては、ここ数年、宝塚で(いや、宝塚だけでなく)怪我や体調不良で、休演、という文字をみるたびに、苦しい想いをして来ました。
前回に投稿したように、私は、口コミで、ご縁があったを大切に、HPも仕事内容を投稿するSNSもなく(唯一noteを仕事の事を発信するツールとして選んだのは今から書くことが理由だからなのだけど)日々過ごしていて、それで経済的にもスケジュール的にも、充分充実して生きて来れているから、これからもこれが続くように、と、基本的には思っていて、だけど、この【休演】の文字をみた時だけ、気持ちが揺れます。
病院でなく、【舞台人専門整体師の人知ってるよ?】と、話題になるくらいにならなければ、あの方々を救えない…と思ってしまうのです。
悪くなってしまったら病院
悪くなる前に私たち民間療法。
実は、お医者様に手術するしかない!と言われた方々でも、手術なしに元気に活動できるよう復活した方だって沢山いるんです。
悪くなってしまってからでは、もちろん、施術頻度が多くなるし、良くなるのにも時間もお金もかかります。
だけど、常に、ケアとセットでパフォーマンスしていけば、心身の疲れや、怪我・病気予防はできるんです。いくらトレーニングしていても、鍛えていても、あんな激しいパフォーマンスを、2回公演とかされてるわけですからね、異常に使いすぎです。整体は、喉(声)にだって効果的に作用するとどれだけの人が知っているかなぁ…。
日本のエンタメ業界が、シルク・ド・ソレイユのように、出演者の方々が、【充分に】体のケアが受けれる制度導入が当然になって欲しいし、その為に力のある施術家が増えなければならない、と、謎の使命感とに、揺れるんです。
個人で活動している私では力不足過ぎる。
ま、結果
『だけどご縁がある人には必ず必要な時に出逢えるはずだから』と、今、その休演の方々を施術できなくても納得させ
『いつ、どんなに難しい症状の方が来られても、結果を出せるように』勉強と研究を重ねること。
という原点に戻ってくるのですが。