今日だけの戯言
世界は私が思うより、もっとずっと優しくて、あたたかくて、素敵なものなのだろう。
誰も彼もが私のことを否定もしないし、嫌わない。
ましてや攻撃なんてしてこない。
ただ、世界を拒否することでしか、
先に攻撃することでしか、
自分を守る術を知らずに生きてきたから
突然優しい隣人に
「さあ、ここは誰もあなたを否定しないから、こっちで一緒に遊ぼうよ!とてもたのしいし、みんなあなたの事がだいすきなんだよ!」
と言われたところで、私は素直に頷いてそちらに混ざることなんか到底できない。
良き隣人であろうとして、
裏切られ続けた私は
人を、世界を、与えられる無償の優しさを
疑うことしかできない。
自ら進んで孤独になろうとして、
そして勝手に孤独になって
空嘯いている自分を改めてみて
滑稽だなと思った。
それだけの、いつもと変わらない日常。
𝙼𝚎𝚛𝚛𝚢 𝙲𝚑𝚛𝚒𝚜𝚝𝚖𝚊𝚜*↟⍋*↟
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