2020年1月25日 水瓶座の新月
水瓶座の新月の星のメッセージです。
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水瓶座の新月は、旧暦、月の暦の新年を表す。
1年の始まりだ。
日本の古くからの暦では、大寒の時期である。
年でもっとも寒さの厳しくなる時期で「冷ゆることの至て甚だしきときなればなり」と、言われた。
この一年の中でももっとも厳しい時期が、古くから、新しい年の始まりであることは、始まりのときは厳しいとき、という人々の人生への気持ちが現れていると言えるだろう。
そして、この厳しい時こそ、夢を見て、タネを巻く時でもある。
あなたは、どんな風にこの2020年のスタートを切って来たことだろうか。
昨年から捨てるべきものは捨て、新しい自分に生まれ変わって生きることだ、と、誠実になれ、と、伝えて来た。
今、あなたはどこに立っていて、誰といて、なにを思っているだろうか。
この季節に、今、わたしが言える一番のことは、「私的にものごとをとらえないようにすること」だ。
今、人間は、自意識過剰気味である。
なにか起こるたび「自分が悪いのではないか」「ラインの返事がこないのはわたしの書いた言葉がわるかったのか」「人はどう思うだろうか」「これは、わたしのおかげだ」と、自分を中心に考えがちだ。
しかし、謙虚になることだ。
今は、大きな時代の変わり目である。
ひとりひとりの業績や、性格や、才能や、資質は、一人のためだけのものではない。
あなたが為すことは、みんなに影響を与え、みんなの為すことは、あなたに影響を与えるのだ。
仲間を作り始めなさい。
人のためになることを行いなさい。
そのためには、自分が自分のためになることをできる人になりなさい。
人のためになることは、あなた自身を幸福をすることを知りなさい。
そして、真にあなたのためになることは、周りのひとたちのためになることも知りなさい。
これから水瓶座の時代に徐々にはいってゆく。
AIの導入などもあちこちで実施され、電子化、効率化、ロボット化は進むことだろう。
そして、あちこちで歪みが生じることだろう。
自分のペースを知りなさい。
周りに流されるのではなく、自分の歩幅、自分の足並み、自分のスピード。
確かめながら歩むのだ。
水瓶座の時代は、個人個人の個性の集団化である。
みなが同じということではない。
個性が集まって、愛と平和に向かって一緒に歩くのだ。
周りに合わせることが求められる時代ではない。
あなたがあなたとして最大限に輝くことが求められる時代だ。
自分の声に耳を傾けなさい。
胸に手を当てて、本心を聞きなさい。
深く呼吸をしなさい。
ゆっくりと、意識をもって。
そうすると、驚くほどのスピードでひらめきが降りてくることもあるだろう。
そうして、ひらめきや、見えるビジョンを大切にしなさい。
すぐに形にならなくても、いつか、なることだろう。
電子化とスピードが求められる時代だからこそ、自然と触れることを忘れないようにしなさい。散歩をしなさい。
川のせせらぎに耳を澄ませなさい。
木々の姿を見なさい。
動物と触れ合いなさい。
土の上に素足で立つのもいいだろう。
畑を耕すのも良いだろう。
そして、天を仰ぎ、聞きなさい。
『私は誰なのでしょうか』
『わたしは、この世に、この時代に、なぜ生まれて来たのでしょうか』
『より良い未来のために、何が、私にできるでしょうか。』
そして、待ちなさい。
答えが返ってくるのを。
きっと返ってくる。
あなたが、誠意をもって訪ねたのなら。
耳を澄ましなさい。
ゆっくりと呼吸をし、こころ穏やかに、静かに。
怒涛のように大きな音を立てて流れる時代の中で、必ず、メッセージはあなたの耳に届くことだろう。
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文・写真 by 目(さっか)