2019年 山羊座の新月・皆既日食
天からのメッセージです。
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人は皆、それぞれの使命を持って生まれている。
そしてそれは、さまざまな形になって現れる。
障害を持った子供の親になることもあれば
大きな企業のCEOになることもあれば
どこかの町の動物園の飼育係になることもあれば
海辺の市場で魚を売る人になることもあれば
音楽を作ったり演奏したりする人になることもあれば
旅館で美味しい料理を作って出す人になることもあれば
ビルの清掃をする人になることもあれば
健康や命に関わる医の仕事をする人になることもあれば
美しい花々を育てるひとになることもあれば
野菜を育てて多くの人に届ける人になることもある
千差万別の形となって現れる。
すべて尊く、貴賎の違いはない。
すべてあって、ひとつの人間社会というものが成り立つ。
仕事とは、「仕える」「こと」と書いて仕事である。
誰かに仕え、誰かのためになることが仕事である。
仕えて、誰かのためになり、誰かの支えになり、誰かのこころを温め、そしてそのことで、仕事をした人の魂を満たし、それが巡ってその人の懐を満たすのである。
天職は、自分がなりたいもの、ではなく、天から与えられたものであるから、なりたいものではないことが多い。
天職を持った場合、疲れることはあっても、命が削り取られるような気はしない。
自分が誰だったか思い出せなくなることはない。
「あぁ、これだ」「これが自分だ」とわかるものだ。
苦労をしても、苦労とは思わなくなるものだ。
そして、心の底から充足感を感じるものだ。
天職ではない、なりたいものになった場合、あなたのこころも体も魂も、常に吸血鬼かなにかに血を吸いとられているような気がするだろう。
癒えることのない深い疲れを感じ、乾きを感じ、買い物やアルコールなど、こころの潤うことのないものに走りたくなることだろう。
例えそれが社会的に認められた仕事であろうと、懐を温めるものであろうと。
人は誰しも、誰かのためになることをやることを求められている。
人のためになることは、自分自身のためになることでもある。
そして、誰にでも天職はある。
天職がなにかわからなくなっている人は、
他人にも自分にも嘘をつくことをやめたほうがいい。
欲望に振り回されることもやめたほうがいい。
競うのはいいが、争うのはやめたほうがいい。
闘ってもいいが、苦闘はやめたほうがいい。
自分と他人を傷つけるのはやめたほうがいい。
過去に縛られるのはやめたほうがいい。
見栄を張るのはやめたほうがいい。
愛を感じない相手からは去ったほうがいい。
正直になりたまえ。
自分の本当が、求めているものに従うがいい。
自分が作った心の壁の中で窒息しそうになっているだろうから、その壁を打ち崩すがいい。
誠実でありなさい、
親切でありなさい、
自分にも他人にも。
倫理を守りなさい。
謙虚でありなさい。
過去に縛られるのではなく、過去から学びなさい。
愛を与え、そして、愛を受け取りなさい。
天はさまざまな経験を人間に与える。
苦々しいものもあれば、恐ろしいものもあれば、美しいものもある。
けれど、大切なのは経験そのものではない。
その経験をどう受け止め、どう行動するかが大切なのだ。
せっかく美しい経験をしても、自分には過分だと投げてしまえば、あとあと残るのは後悔となにも残らなかった両手になる。
恐ろしい経験も、そこから人間の本質や自然の猛威や人の生の叡智を学べば、人のため世のためになることができるかもしれない。
苦々しい経験も、それを成長の糧にすることもできるし、自分なんてそんなものと反省なく同じことを繰り返すこともできる。
全ては選択である。
選択が人生を決める。
運命を形作ってゆく。
どんな選択をしてもよいが、気に入らない結果を人や天や運命のせいにするのはやめなさい。
そして良い結果が出たら、天に、人に、感謝しなさい。
悪い結果が出たら素直に責任を負いなさい。
悪い結果が出て責任のがれをすると、あなたはずっと苦しむことになる。
知っておいたほうがいい。
「責任がある」ということは、選択と創造の「自由がある」ということだ。
逆に、責任のがれをすることは、自分を他人や天や運命という名の檻の中に閉じ込める、ということだ。
自分から自由を奪うことなのだ。
しかし、人は自由に生きるようにできている。
責任逃れをして自分から自由を奪うと、「人間は自由に生きる存在」という宿命に逆らうことになる。
宿命に逆らうと、苦しむことは避けられない。
宿命と運命は違う。
宿命は天から与えられたものであり、運命は人が作るものである。
天には逆らえない。
逆らってもいいが、自分の小ささを学ぶことになるだろう。
この新月は、新しい人生の始まりのひとつだ。
新しい時代の始まりでもある。
全ての人に、自由に羽ばたき、愛を謳歌し、お腹の底からの幸福感を感じる選択肢が与えられている。
命ある全ての人に。
羽ばたきたまえ。
時に雨に打たれることもあるだろう。
風に流されそうになることもあるだろう。
翼が痛むこともあるだろう。
しかし
こころはいつも軽くそして愛に満ちていることだろう。
空高く、誇らしく、舞うことだろう。
そこから見える景色は天の景色だ。
生きるということは苦しいものだ。
しかし、それを受け入れて初めて、人は歓びと愛を知る。
限界を知って初めて、人は自由を知る。
羽ばたきたまえ、君。
もう、その時がきている。
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山羊座での太陽と月の重なり
皆既日食
土星と冥王星の重なり
木星の山羊座での太陽と月の重なり
太陽と月の重なりと天王星のトライン
蠍座の火星と土星・冥王星のセクスタイルおよび海王星とのトライン
太陽と月と木星のケトゥとの重なり
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祈り、願い事をするとよいときです。
新月・皆既日食は日本時間の12月26日14時13分。
新月が起こってから約48時間以内が一番効果があるとされています。
通常、結果は6ヶ月後に影響や答えが出ると言われていますが、今回の新月はこれから36年間の長いスパンで影響を及ぼす新月です。慎重に願いをかけるといいでしょう。
家族との葛藤や歴史、仕事のこと、住む場所、過去に起こった出来事や傷、これらに関連することが浮上している人が多いと思います。
過去35年のカルマの結果が出る頃です。
日頃の努力が報われる人もいますし、逆に、日頃の怠慢や隠していた秘密や嘘が明らかになる人もいるでしょう。
今は、仲直りするとき、離れるべき人からは離れる時、これからの人生について冷静に考え、整理するとき、そして行動し始めるときです。
自分の使命を思い出し、それが遂行できるよう、祈る時です。
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写真・文 by 目(さっか)