2020年1月6日 今週の星予報
昨日の「2020年 星の動きと運勢」でもお伝えしましたが、今週から来週にかけては、天上の緊張度がこの1年で最も高くなるときです。
厳しい星模様です。星の動きはそれほど多くはないのですが、一つ一つの動きがとてもパワフルです。今週の星模様をまとめていうと『抑えても溢れくる記憶と感情と恐怖と不安』
まず、暴力的で争いを表す星が活発になっています。この星は、苦しんでいる人に鞭を打ってますます苦しませるような癖のある星。この星が、物陰から現れるような位置になっているので要注意です。アメリカとイラクの戦争ギリギリ事件だけでなく、個人レベルでも影響があります。自分の過去のよくない行いをくよくよ思い出して後悔したり、「こんな自分なんて」と、自分で自分を痛めつけ始めたら特に要注意です。以前書いた「罪悪感」も参考にしてみてください。
次に、革命と崩壊の星が、眠れる龍が目覚めるかのように地面を揺るがして立ち上がろうとしています。どこかで大地に関する事件があるかもしれません。また、個人的にも、足元から、なにかが唸るような低い音がして揺れ始め、これまで信じていた現実や考えが崩壊するような経験や、恐ろしい思いをするかもしれません。
そして、11日(土曜日)未明には、満月と皆既月食がやってきます。この満月と皆既月食については改めて書きますが、非常に感情が高ぶりやすい満月です。数日前からそのパワーを感じる人が多く出てくることでしょう。
なにしろ、落ち着かない、不安と恐怖心の渦巻く1週間です。これまで、いらない荷物を肉体的にも精神的にも下ろし、新しい人生を歩み始めている人たちはそれほど感じないかも知れませんが、それでも、突然夜中に「これでいいんだろうか」「本当に上手く行くだろうか」と不安に思い始めたり、よくない方向に想像し始めたりするかも知れません。突如計画の練り直しをしたり、お金の計算をする人もいるでしょう。そして、多くの人たちが、不安と恐怖でいっぱいになる星の位置です。
今日の日本の新聞(朝日デジタル)を見ると、一面は一見穏やかで、年が明け、春を控えて、受験のことや入社試験のことが取り上げられていたり、ゴーン氏失踪事件のこと、アメリカのイランとの問題、そして、元衆議院議員三宅雪子氏自殺説の記事などが書かれています。
一方、NYタイムズ(デジタル)の一面は、イランのことでびっしり埋まっています。トランプ大統領がイランに対し『歴史的文化物を破壊するぞ』と脅し、それに対してイラン側が『テロリストというのは文化を理解しないだけでなく破壊したがる。ISIS(アイシス)、ヒトラー、ジンギス・カン、そしてトランプも同じだ!』と反撃、また、アメリカの共和党と民主党の両党とも戦争や衝突回避のために今回殺された司令官を殺すことだけはこれまで避けてきたのにいきなりトランプが引き金を引いたこと、イラン側はアメリカ軍に国から全軍撤退してほしいと大人な「さようならアメリカ」戦争回避要請をし、トランプは「戦争を回避するために司令官を殺したのに」と相変わらずの意味不明の弁明、イラン側はこんなことなら我々は核兵器の開発とウラン所持量についてのアメリカとの契約は破棄にさせてもらうと発表・・・色々と書いています。
これは、今週の星の動きを両国とも表しています。そしてわたしは、一見穏やかそうな日本の新聞のほうに、不穏さを感じました。表面が穏やかなため逆に怖くて胸がドキドキするのです。
なぜかというと、相変わらず日本のは「大変なことはこれといってない」印象を与えるからです。いなくなったゴーン氏のゴシップ記事的でもあります。けれど、アメリカと中東の問題は特に両国とも日本と関係性の深い国だけに、日本憲法内容変更問題(自衛隊を戦闘部隊として戦地派兵可能にする変更案)や、株価やオイル相場などに影響を与え、日本市民一人一人の日々の生活に影響を与える問題です。にも関わらず、アメリカとイランの問題も、ちょっと人ごとのような、対岸の火事のような感じで書かれていますし、記事の内容も説明的で、あまり深い考察も見られません。また、政府としてこの事件に関する国としての見解や意見もしっかり書かれていないし、生活に影響を受ける一般市民の感想や意見も、少なくとも一面には出ていなく、全体にそれほど関心がないように見えます。または、誰も意見を持たないかのように見えます。
それから、元衆議院議員三宅雪子氏の遺体が海から上がったそうですが、「自殺の疑い」と出ていました。けれど、なぜ自殺と推察するのかの理由は書いていません。海から死体が上がるとなれば、他殺の線も強いと思いますし、事故の可能性もあると思うのですが、それも書いていない。寒い冬の海に投身自殺というのは、ひと昔前の韓ドラ的で、ちょっと想像できにくいところもあるのですが、いきなり、ただ「自殺の疑い」としか出ていない。誰が、なぜ、そう、疑うのか・・書かれていないため、なにがなんだかわかりません。
恐ろしくなりました。大切なことが書かれていない新聞というのは怖いものです。アメリカの場合、暴力的だし、ドローンで他国の軍の司令官を殺すし、大統領兼最高司令官のトランプは言いたい放題やりたい放題で、いつ何をしでかすか分からず確かに怖いですが、少なくとも大統領本人も内容はともあれ思っていることをどんどん喋りますし、メディアで基本情報の公開はされています。イランからの反論も含め、国内のさまざまな方面からの意見や説明も出ているため、自己判断材料がそろっていて、逆にそれほど怖くは感じないのです。
この恐ろしい感じは、今の星の位置をよく表していると思います。一発触発の暴力的エネルギー(アメリカ)、目に見えない地の底から聞こえてくる低い地鳴りの音と、これまで見えていなかった闇が浮上してくる感じ(日本)です。
それにしても、日本のように、あることをなかったことのようにすると、人はどんどん病んでゆきます。世界的に厳しい時ですが、特に、色々な意味で闇から闇にものごとを葬る風潮のある今の日本では、不安と恐怖で苦しむ人が多く出ることでしょう。
今週やるとよいことは以下のことです。
疲れたらできるだけ休むこと、睡眠をとる
優しい言葉を交わすようにする
自分を責め続けているのなら、止める
突然なにかを思い出して腹が立ってきたりするので、そんな時は深呼吸して自分に「ストップ!」と、声をかけて止める
できるだけ、危機的状況から、本心の求めるものや自分のベストを見出す
積極的に体とこころをなぐさめることをする(お風呂、十分な睡眠と休息、楽しい会話、ダンス、適度の運動、動物と遊ぶ、など)
明るく前向きになれる映画、番組、音楽、本などになるべく触れる(後ろ向きになるものは避ける)
こころの通じ合える友達と時間を過ごす
冷静になることを心がけ、突発的な行動や、考えのない言葉を吐くことは避ける
シンプルで良いので、こころのこもった美味しいものを食べる
感情を溜め込まない
泣きたい時は泣けるだけ泣く
勘違いしやすい時期なので、情報や人の話しは冷静に受け止め、しっかり確認してから判断すること
いろんなレベルで対立の起こりやすい時、呼吸を忘れず、一歩引いて見る
6日の夜から7日の午前中にかけて、11日の午前中から夜にかけては、休むと効果がある、新しいことを始めたり契約を結んだりすることは避け、終えられなかった仕事ややりかけのプロジェクトなどに手をつけるとよい
怯えたり怖がる自分を責めない、そして、こころでそっと抱きしめてやる
深呼吸や瞑想を心がける
万が一の災害に備えておくこと、『備えあれば憂いなし』くらいの気持ちで
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主な星の動き
牡羊座の小惑星エリスの前進に向けての停滞および前進
小惑星エリスと冥王星・土星・太陽・水星のスクエア
おうし座の天王星の前進に向けての停滞および前進(11日午前10時47分)
天王星と冥王星・土星・太陽・水星のスクエア
ケトゥと木星の重なり
木星とラフの反対位置
かに座の満月・皆既月食11日午前4時21分
6日(月曜)午後9時08分〜7日(火曜)午前11時10分(おうし座〜ふたご座)、11日(土曜)午前8時58分〜午後9時16分(かに座〜しし座)月のボイド
土星、冥王星、水星、太陽、木星の重なり
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文・写真 by 目(さっか)
写真上:今日の夕食。あさりとブロッコリーを蒸し煮にし、自家製パンと一緒に食しました。とってもシンプルで簡単なものでしたが、旬の元気な味でした。おうし座の月の今にぴったり。
写真下:星のエネルギーを感じているのか、いつも走り回っている我が家の子猫たち、昨夜遅くからずっとずっとこんこんと眠り続けています。今は夜ですが、途中でトイレと食事をしただけで、あとは16時間以上ほとんど起きていません。あとが怖いな〜・・夜中に走り出したりして。それとも月のボイドに乗って明日まで寝続けるのか。
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