目で見るビジョンがその人を語る１

母です

私は不思議なことに、人と会う時にその人を表すものがビジョンでよく表れる

とくに、初めて会う時にどんな人だろう？と思いながら、わくわくするなー！どんな人かなー！という時には無意識的に、おそらく直接、話を聞くのが待ちきれなくて（笑）登場とともにそれぞれいろんな“装い”で現れるのだ

以前、あるドクターの講演会に行った時、どんな人なのだろうなー？？と思っていると、２名が登壇して、

一人は日本の紋付袴に、みたことないほど高〜い、「下駄」をはいていた、

思わず、、、ほう！！！？
これは、、、まさか天狗？？（爆笑）

そして、クイズの答えみたいに
正解〜と鼻がどんどん赤くなって伸びていく
紹介される頃には鼻が伸び切って立派な天狗に・・
なるほどー。そういう感じね（笑）

もう一人のドクターは全く別の装いをしていた
シルクハットに、ぴっちりスーツ、魔法のステッキみたいなものもっている！
ほほう！！！こちらはエンターテイナー、マジシャンだ！！
何を魅せてくれるんだろう！
私達を喜ばせよう、面白い世界を今から見せようとしている

そんな感じで、もちろん、二人とも講演会だからリアルにはスーツを来ているのだが、私の前には、天狗先生とマジシャン先生で登場するように見えるから、話し始める前にどんな人かすぐに分かる

あとは、、、容易に想像がつくが（笑）
この２人が全く異なる話の展開であったのは
天狗とマジシャンのトーク、どんな話し方や内容かすぐ分かるでしょ！！笑

天狗先生は本当に小難しい話をしていた上に、超プライドが高い
やはり・・・

マジシャン先生は、「こちらの世界へようこそ」そんな声が聞こえそうなとってもユニークな話だった

私が学校で授業していたときと話のもっていき方や展開がすごく似ていて、なんか同類（笑）だと、ハッとさせられる

そうか、、、自分が人前でプレゼンするときって、聞いてくれる人がこの世界に思わず入るような“仕掛け”作りに熱を入れることに一生懸命であったが、私もマジシャン系のエンターテイナーとして杖を振るいたい、面白さを知ってほしい、科学の世界へようこそ！と思って授業をしていたのだと、意外な自分の深層に気づく

オモシロイ！！

ある時、NPO法人の代表者の話を聞きに行った時には、
アンパンマンの姿で登場であった

おお！アンパンマンだー！！と思ったら、
「正義の味方、アンパンマン！！」という声が聞こえてきそうな
純粋でまっすぐ、本当の非営利で無利益で、自分の中の正義に駆り立てられてやっているのが、お話の中でよく分かった
ちょっと熱すぎるくらいで圧倒させられる
本当に慈善事業としてやっているのだということが分かる

逆に、慈善事業とか世のため人のためということを声にしている人が実は私利私欲でやっている時、そうビジョンとして必ず表れるため、バケの皮は私のビジョンの前にはすぐに剥がされるという、けっこう便利な特技でもある

ちなみに、以前も何かの時にアンパンマンが出てきたのだが、
むむむ、、、、、！！怪しい！！怪しすぎる！！！
思わず笑ってしまいそうになったのだが、
その時は、まさにバイキンマンがアンパンマンに変装している姿（笑）
分かります？子どもでも分かるバレバレの偽アンパンマン

あのー、、、バイキンマンのシッポ出てますけど。。。なんか口周りがギザギザの口してるんですけど・・・みたいな（笑）
思わず笑えて吹きそうになったこともあった。

外見は良い人、中身はバイキンマン（笑）

でも、このキャラクターで出てきたということは、それでも、みんな分かっているのだけど、なんだか憎めないキャラクターで単純明快、ああ、だから成り立っているのだなと分かる。本物の悪党ならばこんな立場にはなっていないだろう、そんな感じだった

本当の嫌なやつはもっと怖いのとかで出てくることがあるが、やはりアンパンマンに化けるバレバレの憎めないバイキンマンというキャラクターなのだということ（笑）

そんな“装い”というビジョンでその人のキャラクターや今から何をしようとしているか？が、分かるという、カラクリが私にはある

オモシロイでしょ！

まあ、子供の頃からずっとあるけど、まず外れたことがないのがまたおもしろい。

私としては子供のときからずっとこの不思議な“人”を表すビジョン映像があって、どんな人か、ぱっと見て分かるという便利な目の機能がある

小、中、高の４月の担任発表ではわくわく、ドキドキ、そして登壇とともにガーン・・・とか、ヤッター！！と一喜一憂するのが毎年のイベント（笑）

もちろん、当時、こんなビジョンの世界を誰にも話すことはなかったから（気持ち悪いとか、嘘つきとか、じゃあ本当に見えるのか試してみようぜーとか男子に言われそうな気しかしなかったから）、いつの間にか一人で見るのが当たり前になっていて、誰に言うという習慣もなく、私の、この人どんな人？の答えとして、いつももたらされる。

ちなみに、一番衝撃的だったのが、小５の時の担任発表の時に、男の先生だったのだが、４月なのに秋冬の濃いベージュや焦げ茶系のマント、ハンチングハットを深くかぶって、顔が見えない、まるで三毛猫ホームズ（当時はまって読んでいた）の世界。

ひー・・なに、この人、顔も身体も隠して、怪しい！怪しい！怖い！

そうしたら、ぬうっと手がマントから出てきて、なにやら怪しい動きをしている。何をしているの！？怖い、危険、近づかない、絶対に心を開かない　そう思った

そうしたら、だいぶ経って、まさに秋〜冬の頃、女子の身体を触るというセクハラ事件でいろいろと大変なことに（汗）・・・やはり。。近づかなくて正解。さすが私のビジョン（笑）と思った

中１の時は面白かった、入学式で担任紹介の時、若い男の先生だったのだが、先生がピカピカのランドセル背負って、名札のところに自動車についている「初心者マーク」をでっかくつけて登場！
思わず吹きそうになって、笑いをこらえるのに必死だった。

ははーん、さては担任初めてだな（笑）とすぐに分かった

でも、堂々と初心者マークをつけて、ピカピカのランドセルを背負って、ピンと立っているところから、がんばろうと意欲にもえていて、まさにピッカピカの１年生のようにこれからの１年は期待に満ちている。

そして、堂々と初心者マークがついているから、初めてであることはきちんと公開して、自分は未熟であることをちゃんと自覚していて、堂々とそれを言うタイプであることが読み取れる。楽しい１年になりそうだ！

各教室へ移動してからの自己紹介が楽しみだ、おそらく担任初めてですって堂々と言うぞ（笑）
と思ってワクワクしていると、、、やはり！爆笑！！！

担任は初めてです！やっと先生になりたいという夢が実現して感動しています、本当に１年が楽しみです！君たちは僕にとっての初めての生徒たちで、今日会ったばかりだけど、一生忘れない生徒で僕にとっての宝物に必ずなります。まだまだ先生としては１年生だけど、みんな！ついてきてくれー！！！みたいな熱血自己紹介にみんな大爆笑だった記憶がある
あれは面白かったなあ

まあ、そんな感じ。
私にとっては、ごく日常で普通なんだけど、館メンバーにおもしろい！！どうなってるの？？って言われて、興味津々だったので（笑）

あら？そーお？？？と逆にちょっとたじろぎながら記事にしてみることにした！

おもしろいし、便利でしょ！！