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酒田の駅弁からの「庄内おばこ」そしてその語源はヘブライ語

明日東京へ行くので、駅弁について調べていた。
かつて酒田駅で売られていた駅弁について書いてある記事見つけた。
それがこちらの駅弁資料館(酒田駅)だ。

そのサイトの一番下のほうに、1972年当時に売られていたお弁当に巻いてある紙がアップされている。それがこちら。

1972年の酒田駅弁「特製御弁当」(300円)

その説明が以下の通りである。

1972(昭和47)年7月24日10時の調製と思われる、昔の酒田駅弁の掛紙。鳥海山と稲穂と灯台や海と、防風・防塵・防暑・防寒のための庄内地方独特の作業用覆面「はんこたんな」を付けた庄内おばこが描かれる。

駅弁資料館(酒田駅)より

ん?「はんこたんな」?「庄内おばこ」?
酒田に移り住んでまだ半年弱の私には聞き覚えのない言葉だ。
写真から推測するに、顔を覆っている布のことを指しているのだろう

早速調べてみた。

「はんこたんな」とは
「はんこ」は半分、「たんな」は手綱(たづな)が変化したことばで帯状の布のことをさす。
はんこたんなは短い帯状の布のこと。

レファレンス協同データベースより

酒田市内の小学生が「はんこたんな姿」で田植え体験している動画を発見!

なんともかわいらしい(めんこい)姿だ。

「庄内おばこ」はというと、
山形県庄内地方の民謡。農家の縄ない歌として近世初期に生まれたという。

goo辞典より

はんこたんな姿で田植えのときに歌っていたのが、庄内おばこなのだろう。
実際の曲を聞いてみる。

庄内おばこ節 | 動画で見るニッポンみちしる | NHKアーカイブス

なんとものんびりとした曲調だ。昔の人のゆったりとした暮らしが偲ばれる。

曲の内容は、江戸時代(文政年間)、晩秋の夜に雨に打たれ疲労した旅の商人が、農村にいた娘「梢」に看病してもらった。そこから発展した恋の物語だ。

さて、この曲には「アコバエテ、コバエテ」という合いの手が入る。これが日本語としては意味不明。
そこについて詳しく解説しているサイトを見つけたのだ。

それが、こちらの古代史の研究「庄内おばこ節」の囃子詞とはだ。

かいつまんでざっくりいうと、「コバイテ」とは、「彼女と一緒にいたい」という意味のヘブライ語だということ。
なんと、江戸時代に農民に親しまれていたその土地特有の曲に、ヘブライ語がつかわれている、という事実!ちょっとした驚きだ。

この記事の中でこのような記述もある。

囃子詞の多くは日本語では意味を成さずとも、ヘブライ語で読むと明確な意味が浮かび上がってくることがあります。

「庄内おばこ」の囃子詞とは

それほど日本の風土にヘブライ語というものがなんらか根付いていることはとても不思議なことだ。

そういえば、相撲の「はっけよい、のこった~」もヘブライ語が由来だと聞いたことがある。これも日本語では意味をなさない。

ヘブライ語のユダヤが日本となんらか関係があったことが、このような土地密着の歌に顕れていることが興味深い。
ちなみにこのユダヤというのは、昔のユダヤで今のユダヤとは違うと、私は認識している。

地元の駅弁に興味を持ったところからの、最後は日本とユダヤとの関係について思いを馳せたことを記録してみた。

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