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初校を終えて感じていること

こんにちは。「人を癒す文章を紡ぐ随筆家」美由紀です。

自身初の書籍を5月末発売します。

それに向けて準備を進めているところです。

昨日、初校を編集部さんにお返ししました。

初校というのは、執筆者が書いた原稿を編集部で校正したものです。

執筆者は初校をいただくと、その内容を変更したり、誤字脱字をチェックしたりします。

それが終わって編集部さんに返すことを「初校戻し」あるいは、「初校返し」と言います。

今、この段階です。

次回、編集部さんがチェックして出てきたものが「再校」となります。


一つの作品を世に出す。

その重みを感じています。

Kindle出版は、自分の書きたいことを書ける手軽さがあります。

自費出版は、自分の書きたいことを紙ベースで作ることができます。

しかし、今回平成出版さんから出す本は、一部自費負担があるものの、

世の中に流通する商業出版です。

出版社の営業さん、編集さんと共にチームとして一冊の本を創り出す。

そこに醍醐味と責任感を感じています。


初校の話に戻します。

自分がこの本を通して伝えたいことが何なのか?

その原点に立って考えました。

そうすると、

一行でも不純物を入れたくない。

そんな思いが出てきます。

その思いに忠実になるため、校正していきました。

次回、再校が上がってきたときは、俯瞰して内容を見てみようと思います。

初校の校正は、とても近視眼的に内容をチェックしましたので。


こうやって、自分の作品がだんだんと形になっていく作業は、お蚕さん(おかいこさん)から出す繭を糸にするような感覚です。


今日の午後はリフレッシュも兼ねて、鎌倉文学館に行ってこようと思います。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。

心からの感謝を込めて。







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ひなた美由紀
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