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彼が嫌いなの?入籍手続きが完了しなかった件について

本日、私は愛する彼と入籍する予定でした。市の出張所へ行き、婚姻届けを提出しました。しかし、受理されることはありませんでした。なぜなら、戸籍謄本が必要なことが分かっていなかったからです。

結局職員さんの提案により、

・婚姻届けは受け付ける

・戸籍謄本が用意できたら、それを市役所に提出する

・そこで手続きが完了となり、遡って今日付けで入籍した、ということにする

という、なんともまあ、歯切れの悪い状態になってしまいました。

予定では、今夜はゆっくりと二人の時間を楽しむ予定だったのに……。

なぜ、そのような事態が起こったのか?

疲れを感じたので、混乱した頭を休めるために、昼寝をしてみました。


入籍したくなかった本当の理由


しばらく昼寝をしたら頭がすっきりしました。そして、自分の心に聞いてみました。

どうして、入籍することに抵抗していたんだろう?と。

彼が嫌いなの?

いいえ、そんなことは無い。大好き。心から。

じゃあ、なぜ?

それは……またあんなに大変な思いをするのかと思って……。

その大変な思い。

それは、姓を変える手続きの煩雑さでした。


「姓を変える」ということ


私は2017年に離婚を経験しています。その時は、姓を旧姓に変えませんでした。なぜなら、とても具合の悪いときだったので、姓を変える様々な手続きをするだけの気力がないと思ったからです。

しかし、2020年11月。私の旧姓について調べてもらったところ、思わぬことが判明しました。その姓は遠くまで遡ると、なんと「楊貴妃」までたどり着く血だ、と聞いたからです。

本来の自分で活躍したい。そんな思いから、旧姓に戻すことを決意しました。

しかし、それは簡単なことではありませんでした。

調べてみると、正当な理由がない限り、離婚してからしばらく経ってから姓を戻すことができないことに、なっていたからです。

しかし、その正当な理由があれば、家庭裁判所に申し立てをし受理されることで、姓を戻すことができる、と分かりました。(そのように民法で、ややこしく決まっています。)

自分でその手続きをすることも可能でしたが、かなりの手間と時間がかかります。そのため、そのようなことを代行してくれる行政書士さんに依頼して、手続きをしました。

そのおかげで晴れて、旧姓に戻ることができました!

しかし、それからが大変でした。最初にマイナンバーカード・保険証・免許証という公の身分証明書、私は宅建士と2級建築士も持っているので、そのような免許証も名義変更が必要です。

そして、銀行・証券会社・クレジットカード・定期的に利用しているネット上の名義……。

この半年間、どれだけのタスクをこなしてきたか。

特に、コロナ禍になってから、手続きがオンラインでやるようになりました。以前なら対面でできた手続きもオンラインのみ、となっている会社も多いのです。(特に証券会社やクレジットカード会社)

でも、その手続きの方法がサイトを見ても、分かりづらいのです。そして、電話で問い合わせしたくても、その受付時間が短かったりスタッフの人数が制限されていたりと、気軽にやり方を聞ける体制ではありません。

どの企業もオンラインを指定する割には、煩雑な方法でしか受け付けてくれません。

・コロナで急に会社の体制を変えたので、顧客がやりやすい体制を整えられなかった。

あるいは、

・コールセンターに人員を多く確保できていなかった。

等の理由があるのかもしれません、

とにかく、利用する側にとても負担のかかる方法になっているのです。

特にある日本の古くからある証券会社では、オンラインではやりにくいので、郵送手続きをしました。

そうしたら、書類に不備があると返送され、それを新たに送りなおしてもまだ受理されず。結局3往復して、やっと手続きが完了したのです。

以前なら、担当者から「これどうしますか?」などと電話してくれたことでしょう。しかし、店舗に顔を出しているわけでもなく、担当者も分からない……。そうなると、ネットの先の顔も分からない人に向かって、訴えることもできない。

膨大なタスクでも一回で終わると思えばサクサクと進みます。でも、どれもすんなりと終らなかったのです。

ものすごく意志力が消耗しました。

また、あれらをやるのか。

それを私の無意識が嫌がっていたのが分かりました。


今のネット社会だからこその不便さ


クレジットカードを変えてしまえば、クレジットカード決済しているショッピングやその他のサービスは、すべて名義変更しないと使えないようになっています。

銀行振込するにしても、サイトに登録している名前と口座名義が一致していなければ、申し込みできません。

そうなると、全部を変えていく必要があります。

最初の結婚をした26歳の時(1995年)には考えられなかった膨大な量です。

専業主婦で特に忙しくなければ、少しづつこなしていけばいいでしょう。しかし、今作家としての活動を始めたばかり。新たに挑戦したいこともたくさんあります。

ビジネスとプライベート。その全部をこなすだけの時間と意志力をそこに注ぐことは無理!そう私の無意識が判断したのです。


問題の原因が分かれば、先に進める


でも、こうやって書くことで気持ちが整理できました。まずは落ち着きます。そして、やることの優先順位を考えタスクを書き出し、それを順番にやっていきます。

そのようなスキルが持っていて、よかったなと思います。

私は「人を癒す文章を紡ぐ随筆家」と名乗っています。その「人」というのは他人だけでなく、自分も含まれています

こうやって書くことで、私自身が癒されました。

明日の朝、意志力が満タンな時間に優先順位を考え、タスクリストを作って、一つずつやっていきます。

彼が好きだから

彼とこれからの人生を歩んでいきたいから。

このくらいでのことでめげてなるものか!(笑)


最後まで読んでくださりありがとうございます!!!

心から感謝を込めて。





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ひなた美由紀
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