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Photo by
ganiwara
ゴキブリを不憫に思ったワタシ
今年はゴキさんが多いと思います。ホイホイを置いているとベランダにすぐ入っています。どれだけバックに潜んでいるんだろうと思います💧
先日、雨上がりの夜に道を歩いていたら、大人の年老い風のゴキさんに出くわしました。
その晩のゴキさんの茶色く濡れた背中が、なんだか普段と違って哀愁を漂わせて見えました。
夜道を歩くアイツラは、コンクリートのせいか、全然すばしこくないんです。
それまでも、たまに一匹で歩いているのを見ることがあって、道の端をソヨソヨと歩いていたり、道路の真ん中で息絶えたりしていました。
出くわす度に、ウヒョイ〜
(;´∀`)
と飛び上がっていたワタシですが、あの晩の哀愁ゴキを見てからは、なんだかアイツラを敵視できなくなってきてしまいました。
台所に、極小のアリが今夏、たまに歩くようになりました。たまに見かけると無性に潰していました。それらもなんだか、まぁこんな小さなアリがワタシを殺すわけではないし…と、、結局潰すわけですが、前ほど必死には、ならなくなりました。
そして本日、雨上がりの夕方に、お店を閉めようとふと床を見たら、隅の方から『お邪魔しまんにゃわ〜』(井上達夫さん風に…)という雰囲気でゆっくりと、未成年風のゴキが歩いてきました。
ワタシは一瞬、人を呼ぼうかと思いましたが、隣の部屋からホイホイを彼の前に置きました。するとそこへ収まるかのごとく入ってゆかれました。
まるで車庫入れのようでした。
その後、すっかりアイツラを不憫に思えてきました。
ワタシはなんと情けない(情けのない)生き物なんだろう、と。
これからも、やはり出くわすとウヒョイ〜と、うろたえると思いますし、消えてくれ、と当然思うと思いますけど、出来れば出くわさないで頂きたい…と祈るワタシです。