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「みんなが幸せに」という偽善


「やりたいことの根源を探る」というという記事を書きました。
https://note.com/love_frog/n/ndc09b57a7776

で、私の、「社会を変えたい」という想い、
それは本当だろうか?
と自問自答してみます。

なにか満たされないものを満たすために、
社会を変えたいと言っているのでは?

たとえば、
私が願っている「お金のいらない世界」。

これは、自分がお金持ちではなく、
これからもお金持ちにはなれそうにないのでw
その満たされない想いを、
経済至上主義社会の変革を願うという形で、
埋めようとしているのでは?ってことになりますね。

うーん、、、、、どうだろう?

そりゃ、お金が欲しいか欲しくないかで言えば、
欲しいですよね笑。
お金は、あるに越したことはないと思う。

でも、すごくたくさんお金があったら幸せかっていうと、
全然そんなことはなさそうだなと思います。

宝くじ5億円あたったら、社会運動家じゃなくなるのか?
ってところですよね。
・・・なさそうなんだよなぁ・・・・
(当たったら人って変わるって言いますけどねw)

実際、2011年までは、お金ありましたしね、私。
あのときに戻りたいかって言ったら、全然戻りたくないのよね。


じゃあ、いま、
私が本当に欲しいもの、満たしたいものってなんだろう???

・・・・考えても、わからないです。
別にないなぁ・・・
だって、今この瞬間、
毎日が、
完全に満たされていて、幸せなんだもん。

そりゃ、こまごました腹立つこととか、
こまごました困ったこととか、
腰が痛いとか、
仕事が進まないとか、
あいつムカつくとかwww
そういうのは山ほどありますよ。
数えあげたらキリがないくらい。

でも、
毎日朝がちゃんとくるし、
衣食住はとりあえず足りているし、
心と体も健康だし、
自分の大切な人たちの心と体も健康だし、
私を愛してくれる人もいるし。

これ以上、なにを望もうか・・・・・って感じ。

じゃあなぜ、
そんなに満たされているのに、
今の社会を変えたいのか?


・・・・出てきたのは、
「幸せそうじゃない人がいるから」。

「世界全体が幸福にならないうちは
個人の幸福はありえない」というのは宮沢賢治の言葉です。

貧困に苦しむ人とか、戦地の人とかはもちろんですが、
そうじゃなくて、
大金持ちで毎日パーティしてるような人とか、
華やかな世界で忙しくしている人とか、
「あんまり幸せそうじゃないなぁ」と思うのです。
・・・・これは、もしかしたら、
多少の「やっかみ」が入ってるのかもしれないけど笑、
でもなんとなく、それだけじゃない気がします。

私は幸せだけど、
幸せそうじゃない人がいる。
それをなんとかしたい。


ぷぷぷ。
ちょっとカッコよすぎですかねw
・・・まぁ、ぜんぶ嘘かもしれないんで、話半分に読んどいてw

みんな、私と同じに、
幸せになっていいんだよーって、言いたい。

みんなが幸せになるためには、
もちろん、衣食住が足りていない人に足りるようにすることはまず必要。
戦争はすぐにやめて平和な世界を実現することも必要。
環境活動も必要。
でもそれだけじゃなくて、
衣食住は足りているのに不幸せっていう人たちが、
精神的にも満たされること。

やっぱりそこに取り組みたいな〜

「世界全体が幸せに」という、
絶対に不可能な”偽善”をめざす。

それが私の本当にやりたいこと。


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佐藤さわ
お金のために何かをしないと決めています。やりたいと思ったことだけやっています。・・とはいえなかなか世知辛い世の中。気が向いたら、サポートをお願いします!