メンヘラ?「#嫉妬させてくる彼氏」は「#わざと嫉妬させる男」には冷める~彼女に嫉妬させたい心理~
他の女性と親しげに話したり、アプローチされている事を仄めかしたり、わざと彼女に嫉妬させてくる彼氏は意外と多いものです。彼らはなぜわざわざ恋人に「嫉妬させたい」と思うのでしょうか?好きな人をいじめたいドSタイプなのか、それともメンヘラ気質なのか、謎は深まるばかりですよね。
男性が付き合っている女性に対してわざと嫉妬させるような行動をとる事には、様々な理由や心理があるようです。自分の恋人が嫉妬させてくるような行動を起こす事に疲れたという人もいると思いますが、一度相手の心理について知ってみるといいでしょう。
彼女の愛情を確かめたい
「自分への愛情を確認したいから」という思いで、付き合っている女性に対してにわざと嫉妬させようとする男性も少なくありません。元カノの話を持ち出す・他の女性を褒めるなどして、彼女にやきもちを焼かせようとするのです。
やきもちをやいて拗ねる・怒る・悲しむなどすれば、「そんなに自分の事が好きなんだ」と満足し、安心します。自分と相手との気持ちに温度差を感じたり、「愛されている」という実感が足りない事が原因の行為です。「わざと嫉妬させようとしているな」と感じたら、言葉や行動で彼氏への愛を示してあげましょう。
自分だけを好きでいてほしい
人からの愛情に飢えている、愛情不足なタイプの男性も、わざと嫉妬させてくる行動をとる事が多いです。愛情不足の男性は、「自分が相手から愛されている」という実感が常に欲しくて仕方ありません。ましてや大好きな相手となれば、「自分だけを見てほしい」や「ずっと自分だけを好きでいてほしい」といった欲求がさらに強くなるものです。
自分に全ての意識・気持ちを向けてほしい事から、わざと嫉妬させるような言動をとり、彼女の気を引こうとします。「女性に愛されたくてたまらない…」という心理が強く働くあまり、嫉妬させようとするのです。
独占欲が強いと嫉妬させてくる
彼女を独占したいという、女性に対しての独占欲が強い性格のため嫉妬させる男性もいます。これはメンヘラ気質の男性にありがちな心理です。狂ってしまうほどに嫉妬させ、自分から離れられないような気持ちにさせる事が目的です。
こうした関係が続くと、女性の方もメンヘラ化する恐れがあります。特に小心者な性格の女性や、あまり自分に自信のないタイプの女性は危険です。彼氏への嫉妬心が募れば募るほど、精神的に壊れていく可能性が高いと言えます。
独占欲は、男女問わず人間であれば誰しも持っている感情です。相手の事が好きなら、「誰にも渡さずずっと自分のものにしたい」と思うでしょう。しかし、そんな独占欲が高じた結果、相手の女性にわざと嫉妬させて苦しめてしまうのは考えものです。
好きだからといって、何もかも許されるわけではありません。相手の女性を意図的に苦しめる行いは、あまりにも自分勝手で不誠実です。メンヘラ的な独占欲が元で起こる嫉妬心は、お互いを不幸にしてしまうでしょう。
困った顔・拗ねた顔が見たい心理
ドSなタイプの男性は、女性が困った顔・拗ねた顔をするとたまらなく興奮するものです。自分の好きな女性がちょっとオロオロしたり、頬を膨らませてムスッとすると、胸がキュンとなり「可愛いなあ」と感じます。彼女の困り顔や拗ねた顔を見たいがために、わざと嫉妬心させるような事を言うのです。
とはいえ、相手が本気で辛くなるような言動はしません。例えば「女優の○○って美人だよね」や「職場にすごい可愛い子がいるんだよ」など、笑って許せる範囲のものです。ドS男性はイケイケで俺様気質な人も多いですが、彼女の反応を見たいがためにささやかな嫉妬をさせるあたりは、何だか可愛らしいですね。
心配性・不安症な性格が行動に繋がる
極度な心配性・不安症の男性は、愛する彼女と一緒にいても常に不安でいっぱいです。
「彼女にフラれてしまうかもしれない」
「彼女を別の男性に奪われてしまったら…」
など、ネガティブな考えばかり浮かんでしまい、ますます不安が募る…という、負の連鎖に陥ってしまうのです。そんな心配症・不安症の男性も、わざと嫉妬させてくる傾向があります。ヤキモチを焼いている様子を見る事で、「自分から離れていく事はない」という安心感が得られるからです。
また「不安なのは自分だけではない」と、不安感を共有できる事にも喜びを感じます。自身の心を安定させるためにわざと嫉妬心を煽られるのは、彼女からするとうざいと思ってしまう事もありますよね。「自分の気持ちのためにわざと嫉妬させるなんて…」と、冷めてしまう女性も多いでしょう。
しかしこの手の男性は、恋人の冷めた気持ちを察知すると、「本当にごめん」と謝ったり「誤解なんだよ」と慌てて言ってきます。決して悪気はないのですが、極端に不安になってしまう元々の性格が災いした結果…と言えるでしょう。
ライバルの存在による不安感から
「自分以外にも彼女の事を好きな男性がいる」と知った時、特に気にしない人もいれば、とても気にする人もいます。後者のタイプだと、ライバルの存在による不安感から彼女に嫉妬させる事があります。
例えば、目に見えるところでわざと他の女性と話す…など、さりげなくヤキモチを焼かせようとするのです。彼女からすると、彼氏の不安な気持ちも理解できる一方、「私はあなた一筋なのに何でそんな事するの?」と悲しくなるでしょう。
恋人との関係性に自信があっても、恋敵の存在は男性の心をかき乱します。彼氏がヒヤヒヤして嫉妬心を煽る行動に出ないよう、日頃から愛情表現を忘れない事も大事です。
好きな人にもっと必要とされたい
多くの男性は、愛する女性が自分を必要としてくれる事に喜びを感じます。頼ってもらう・甘えてもらうと、「自分は必要な存在なんだ」と再認識できるからです。また男性としてのプライドも満たされます。
しかし男性に甘えたり頼ったりするのが苦手な女性の場合、男性からすると不安になるものです。自分は本当に必要なのか、もっと必要とされたいという思いが募ると、あえて彼女に嫉妬させるという行動に出ます。相手の方から追いかけてくる=必要としてくれる流れに持っていきたい…という心理です。
わざと嫉妬させてくる彼氏への対処法
わざとヤキモチを焼かせようとしている姿が、かわいいなと思える時点では問題ありませんが、度々そのような行動をされると、だんだん「疲れた」とか「うざい」と思ってしまう場合もありますよね。
日頃から愛情や感謝を伝え、上手に甘えたり頼ったりすれば、男性は安心して嬉しくなります。結果として、嫉妬心を煽る事も自然と少なくなっていくでしょう。「どうすれば嫉妬させたい気持ちを止められるか」について対処法を考える事も大切ですね。