ハチミツとクローバー1巻を読んで(ネタバレあり)
◎きっかけ
最近マンガはKindleで読むことにしています。場所を取らないっていいよね。ハチクロは以前、1〜3巻がセールになっていたので購入し、そのままになっていたものを改めて読もうと思った次第です。
◎あらすじ
美大生たちの青春物語。将来の夢、学生生活や恋愛、人間関係など様々な葛藤の中、自分の進む道をそれぞれが選んでいくお話だと感じました。
◎主な登場人物
はぐみちゃん
可愛い妖精のような存在。立体や彫像系の作品を作る。既にあちこちの施設から仕事の依頼を受けていて、プレッシャーもあるみたい。
花本先生
いとこの娘である、はぐみちゃんのお世話係をしている。酸いも甘いも噛み分けたような風体をしている。
竹本君
ごく普通の青年、素直で真っ直ぐな子という印象。絶賛アイデンティティ模索中と見た。今後の成長に期待。
この物語は彼目線で進んでいくのかな。はぐちゃんのことが好きみたい。
森田君
今イチオシの存在。突然フラッと居なくなり、半月後に札束と共に帰還すること多数。何だかお金の香りがする。はぐちゃんをコロボックル呼ばわりして本人なりに可愛がっているが、はぐちゃんからは警戒されている。
たぶんはぐちゃんのことが好き。
真山君
昔読んでた頃好きだった悪い男。
バイト先の儚げなお姉さんに(報われなさそうな)懸想しつつも、合コンで女の子をお持ち帰りとかしちゃうんですって。でも顔も雰囲気も良いからな、仕方ないのかな…。
仕事も出来るし人当たりもいい一般人寄りなタイプ。
山田さん
学科だったり、商店街のヒロイン的な存在。モテるのに蹴りが上手だったり、気風の良さげな感じが好ましい。
真山君なんて止めてもっと他のいい男探しなさいよ君。
◎印象に残るシーン
・恋に落ちる音がした
序盤で竹本君がはぐちゃんをじっと見つめていて、それで真山君はこれは恋だって気づいたそう。
もう出だしから甘酸っぱい展開なんですね…!
・ローマイヤ先輩
貧乏学生達にハム持ってきてくれる姿は頼もしすぎた。いざとなったらうちに来いとか、彼らも言ってたけどもうプロポーズじゃないか。食いっぱぐれないって大事だよね。
・はぐちゃんが具合を悪くするところ
仕事のプレッシャーだったり、才能がある故に同級生達からの視線がしんどくなっちゃう時があるみたい。そんな時、さりげなく竹本君がフォローしてくれてるの、何かいいよね。一人じゃないって、いいよね。
◎まとめ
素敵だなと思うシーンはまだまだあるので、いずれ感想の後編を出したいなと思いました。
恋の鞘当てというと言い方が古いかもしれませんが、あの子とこの子がくっつくといいなってつい思っちゃうくらい、お話に引き込まれました。適度に切ないのもいい。
引き続き読んでいこうと思いました。