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中居正広さんに一言言いたい

私はテレビや映画で中居さんを知っているというだけの、単なる一視聴者に過ぎず、中居さんとは何ら友人知人ということでもなんでもない。
なので、中居さんが芸能界引退を決めたことについて何ら意見できる立場でないことは重々理解しているし、批判や中傷をするつもりも毛頭ないのは本当のところ。

しかし、それにしてもあまりに腑に落ちないというか、合点がいかず、納得のできないことが私の中にある。
それは、今まで長く中居さんを応援していたファンの方々や視聴者、テレビやラジオでの中居さんを楽しみにしていた人に対して、あまりにも不義理なのではないだろうかということだ。

今回、芸能界を引退をするにあたっては、「女生とのトラブル」が発端になっているのではないかと誰もが想像している。
女性とのトラブルがあったことは事実だということだけは中居さん自身からの文書で公開されているようだが、少なくともメディアが報じている内容を見る限りでは、それ以上の説明は何一つ本人からファンや視聴者に対しての説明はされていない。

  • トラブルと言えば聞こえは良いが、女性は中居さんから性被害を受けたのか?中居さんに性的な加害、犯罪などの事実はなかったのか?

  • トラブルとは普通に考えれば割合の大小はあるにせよ、当事者の双方に落ち度や過失などがあるものだと思われるが、何故女性は「被害女性」と呼ばれているのか?中居さんが加害者であるかのような噂さえあるが、これはどういうことなのか?

  • 女生とのトラブルで何故9000万円という多額の解決金が必要だったのか?また、報道されているだけでこの解決金が事実なのかどうかの明確な説明もない。場合によっては、この多額の解決金には「問題を公にして欲しくない」という口止め料的な意味合いや、示談することで刑事事件などに発展することを恐れたのではないかと想像してしまいたくなる。しかも、中居さんは今回の件が発端で自分で起こした会社まで廃業するという。そこまでしなければならない出来事は本当にトラブルと言えるレベルのものなのか?

トラブルがただの痴話喧嘩ならどうでも良いのだが、、、
もしも日本全国に名万人ものファンがいるスターとしての存在が犯罪行為、或いはそれに近い行為を行ったことで女性に被害を及ぼしたというのであれば、それはもうトラブルなどと言う表現で胡麻化して良い話ではない。
例えば交通事故のようなものであったり、ちょっとしたケンカをしてしまったなど、誰にでも起こり得るものであれば「個人的な出来事」としてわざわざ報道する必要もないし、ファンや視聴者、関係者が騒ぐようなことでもないと思われる。
くどいようだが、もしも「トラブル」の内容が単なるトラブルではなく犯罪性のあるものだったとしたら、話は全然違うのだ。

多くのファンや視聴者は私等同じような疑問を持っている人は多くいるはずである。
であれば、少なくとも長く応援してきたファンに対しては、その重要な部分を概要だけでも説明をして理解を求めるのが中居さんが果たすべき大きな責任なのではないだろうか?
何一つ説明もせず、ファンクラブのウェブサイトでファンに向けて、
「引退します。ごめんなさい。さようなら。」
これだけで終わりにしてしまうのはあまりにも無責任であり不義理であり、
酷過ぎる対応だと思う。

私自身は中居さんのファンでもなければアンチでもなく、完全な中立の立場なので、失礼な言い方をしてしまうが、中居さんがテレビに出ようと出まいと、芸能界を引退しようと続けようと何も困らないし悲しくも嬉しくもない。
ただ、ひとりの社会人として、ひとりの日本人として、ひとりの男として、
こういうやり方を見ると我慢できないというだけの事である。

中居さんは自身の口で 「ここまでこれたのはファンのおかげ」 と過去に発言している。
その言葉が嘘ではないのなら、ファンのおかげでトップクラスのアイドルになり、芸能人としても大きな存在になれた恩返しとして、謝罪として、
こういう引き際だからこそ、きちんとファンに報いなければいけないのではないかと言いたい。
全国のファンに「ごめんなさい」を言う前に、もっと言うべきこと、説明すべきことが沢山あるはずではないだろうか?

それを公言するのは極めて辛いことだろうと思う。
でもだからこそファンに対する心からの謝罪になるのではないだろうか?
もし私が中居さんのファンであったなら、口先だけのごめんなさいなんて聞きたくないと思う。
欲しいのは心からの謝罪であり、それはきちんとした説明を伴ってしか成立しないのである。

私は彼を好きか好きではないかと関係なく、一流の芸能人だと思っていた。
しかし、一流の芸能人だから人としても一流であるとは限らないという事例をつぶさに見た思いがして非常に残念なのである。
恐らくは、多くのファンも私のように残念な思いでいるのではないだろうか。

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