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未来の祝日!? "愛依デー" とは

皆さんは「日本の祝日」の数をご存知だろうか。40年前は"12日"、20年前は"14日"しかなかった祝日も、現在は"16日"まで増えているようだ。2016年に「山の日」が新設された事を、ふんわり覚ている人も居るだろう。

さてこれらの祝日は、すべて法律に則って制定されている。法令名は「国民の祝日に関する法律 (祝日法) 」というもの。祝日法の理念は「いいカンジの社会を目指して、色んなコトにちょー感謝しながら休んじゃお♪」というもので、この理念をもとに国会のえらい人たちで話し合いながら、どこにいくつ祝日を作るか毎年決めているのだ。

そんな祝日法が決めた祝日のなかでも特に存在感があるのが、5月のGWラッシュだ。5月3日~5日の3連休+@をエンジョイしてる方もきっと多いだろうが、実はこの5月に祝日候補がもうひとつある事をご存知だろうか?

日付は5月1日
その名は「愛依デー(めいでー)」

詳しい方ならば、字面を見て気付いたかもしれない。そう、いまや飛ぶ鳥がぶっとぶ勢いのアイドル事務所「283プロ」の所属アイドル「和泉愛依(いずみめい)」と関わりのある日である。

※「和泉愛依」・・・埼玉生まれの陽気で優しいイケイケギャル、高校三年生。5人兄妹のまんなかで、妹弟の世話をするしっかり者な面と、兄姉のことを慕う甘えんぼな面を併せもつ。とある理由で、アイドル活動中は「ミステリアス」なクールアイドルを演じている。6thほんま良かった。


この「愛依デー」に関して、実は未だに不明な点も多いのだが、現時点で解明されている内容を以下にまとめてみた。

【 愛依デー 】とは
日付:毎年 5月1日 開催
内容:全国的に愛依ちゃんを愛でるお祭り
由来:同日開催の、労働者による世界的な行事「メーデー(May Day)」からもじられたという説が有力である。

実態:最古の記述は2020年。当初は、知る人ぞ知る秘境的なお祭りだったが、近年では有識者も増え話題に上がる機会も多くなっている。祭りの形態はフリーダムで、愛依を愛でたい有志がそれぞれのやり方で声をあげ、ほのぼのとお祝いしている。言うならば「第二の誕生日」である。記念日はなんぼあっても良いですからね。

表記:「愛依デー」「愛依デー」「メイデー」「めいデー」「MEI DAY」など

先述した通り愛依デーはいまだ解明されてない点も多く、今後どのような姿を見せてくれるかは、愛依のみぞ知るところである。(たぶん愛依も知らない)

さて、ここまで読んでしまった方のなかには、「とは言っても愛依デーは祝日にできるのか?」と疑問に思われる方もいるだろう。結論はこうだ、「祝日にできる」。

そもそも祝日とは、時代と民意を反映して変化する流動的なものである。当note冒頭で取りあげた「山の日」はその最たる例だ。1995年に「海の日」が制定されてから、一部の山好きの間で「なぜ海の日はあるのに山の日はないのだ」と言う疑問が生じはじめた。山梨県をはじめ独自に「山の日」を制定する府県も有ったが、2010年、複数の山岳団体が声をあげた事をきっかけに「山の日」制定への機運は全国区へと広まる事となる。そして来たる2016年「山の日」は念願の祝日入りを果たし、今でもお盆休みの味方として国民から親しまれている。

このように、多くの民意さえあれば新たに祝日を作ることも「可能」であり、これは愛依デーにおいても同じである。向こう十年、二十年、どれくらいかかるかは分からないが、「愛依を愛したい!」と言う民意が全国区レベルまで広まれば、愛依デーの祝日化も不可能ではないのだ。


さて、ここまで「愛依デー」に関する内容をまとめて来たが如何だっただろうか。本来、縁もゆかりも無いはずの 5月1日に現れた不思議なお祭り「愛依デー」。しかしその実態は、愛依を愛する者たちが、彼女を想いほのぼのと祝う、とってもステキな記念日だったのである。

今後も、愛依デーの更なる発展(と祝日化)を願って……。        

(2024.5.1 愛依デー) 

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