【3】ダブルスの戦術/バドミントン初心者講座
第1回目は基礎打ち、第2回目は試合のルールでした。第3回目は、ダブルスの戦術について解説します。
基本的には、二つのフォーメーションだけ覚えておけばOKです。
最後に、ダブルスの試合をシミュレーションしてみたので、参考にしてください。
1、二つのフォーメーション
ダブルスには、フォーメーションがあります。攻撃陣形と防御陣形に分けることができます。
2、基本的な考え方
ダブルスで考えることは次の2つです。
❶相手にロブやクリアを打たせて、自チームを攻撃陣形に持っていく
❷ロブやクリアを打つなら奥を狙い、防御陣形を整える
3、[中級]攻撃目線でみるラリーの例
実際のコートで起きていることを再現してみましょう。
攻撃目線でラリーの展開を見てみましょう。
まず、ロブがあがります。
後衛「ドロップもありだけれど、ミスってチャンス球になるのは避けたい。スマッシュにしよう。コースは3つあるな」
後衛「左に打ってみよう」
〜スマッシュだけで勝利するパターン〜
相手:浮いたレシーブを打つ
前衛:プッシュして決める
〜相手がしっかりレシーブするパターン〜
相手がしっかりレシーブするパターンは次のようなものがあります。
相手:左サイドへのショートレシーブ
前衛「ヘアピンしよう。そしたら、相手がロブしてもう一度攻撃だ。」
相手:ロブ
前衛「よし。計画通り」
4、[中級]防御目線でみるラリーの例
逆に、防御目線でラリーの展開を見てみましょう。
右:右寄りにロブを上げる
右「ストレートは速いから少し後ろにいよう」
左「クロスは遅くなるから少し前にいよう。中央が抜かれやすいから、少し真ん中寄りで」
攻撃:右にスマッシュ
右「前に落としてもいいけど、左に低弾道のロングレシーブしよう」
相手:体勢を崩し、クリア
右「よし!攻守交代だ」
5、世界レベルのダブルス
(1)世界トップ
↓インドネシアのギデオン/スカムルヨは、2021年11月現在、世界ランキング1位です。ちなみに、上手すぎて参考にはあまりなりません笑
(2)防御力がえぐい
https://www.youtube.com/watch?v=vruCdPmg7m8