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メルボルン親子旅行の記録 ①概要

前回は小3息子と2人でメルボルンに立つまでの、様々な葛藤や検討事項について綴った。

日本人が海外旅行に行くのにそれ程メジャーでないメルボルンという場所をなぜ選んだのか、10年以上前に出会った海外ドラマ(FRINGE)や、退職前最後の、現職のメンターとのランチなど、一見何の関係もないものがここで繋がるとは。

スティーブ・ジョブズのConecting the Dotsの話が今ストンと落ちてくる。

さて、今回の旅の記録を具体的に書く前に、概要的なものを書いておきたいと思う。

旅の目的・フライトとホテル

今回の旅の目的は2つ。私の英語力向上と息子のグローバル教育(というと大袈裟だが、とりあえず日常を脱出しリアルなグローバルに直面する体験)である。
3泊5日の旅。本当はせっかくの機会なのでもっと長く行きたかったが、費用面と息子の学校生活への復帰を鑑み、その日程とした。

観光地だけが旅ではない。長いフライト中や、ホテル滞在時も、できるだけ色々な人と英語でコミュニケーションをとるようにしたし、色々な文化の違いを息子と一緒に発見するということを大切にした。

【フライト:カンタス航空
息子は2歳の時と3歳の時にも海外に行ったことはあるにはあるが、彼の記憶にはほとんど残っていないため、実質今回が初めての海外体験である。

機内のアナウンスも、動画コンテンツも全て英語。客室乗務員は勿論、お客さん達もほぼ全員外国の方、ゆえに全く日本語が機能しない・存在しないというドアウェーな環境を早速体験した。

ジュースを飲みたいということだけでも、伝えるのに大変苦労する。客室乗務員はほぼ男性であり、フレンドリーだけど結構大雑把(笑)。そんなことだけでも、日本との違いをひしと感じながら10時間半の空の旅がスタートした。

【ホテル:インターコンチネンタル メルボルン ザ リアルト
ホテルこそ節約できる所ではあるが、異国の地で親子2人、英語も大してできない中で何が起こるかわからない。ここは多少高くても安心感のあるホテルを選んだ。

5つ星ホテルはメルボルンの中でも沢山あるが、日本のホテルにはないビクトリア調の歴史を感じる異次元の世界観に一目惚れし、立地も大変良かったためほぼ即決。

こんなホテルに泊まることは一生ないだろうと思っている。後にも先にも、これまで泊まってきた、これからも泊まるだろう数多くのホテルの中で間違いなくベスト3に入ることを確信している。

行った場所・やったことなど

ざっくり、備忘録的に書くと3泊5日、以下のように過ごした。どなたかの何らかの参考になれば幸いである。
道中、色々な出会いがあったり、ちょっとしたハプニングもあったが、詳しくは後日記事にしたいと思う。

【1日目】

  • 午前8時半頃、メルボルンのタラマリン空港着。入国審査(めちゃくちゃ時間かかった)を済ませて、SkyBusでホテル最寄りのサザンクロス駅へ

  • サザンクロス駅から街歩きしながらホテルへ

  • ホテルに荷物を預け、近くのカフェ(Higher Grand)で軽くランチ

  • ホテルにチェックイン、クラブラウンジでアフタヌーンティー

  • ブロックアーケード、ロイヤルアーケードをぶらぶらしながら街歩き

  • クラブラウンジで夕食

【2日目】

  • クラブラウンジで朝食

  • トラムに乗り、メルボルン博物館へ

  • そのまま隣接のカールトン庭園へ

  • フィッツロイに繰り出し、世界一のクロワッサンが食べられるというお店(LUNE)へ

  • ストリートアートを散策、ジェラード屋さん、本屋さん、雑貨屋さん、お土産屋さんなど

  • トラムで、世界一美しいと言われるビクトリア州立図書館へ

  • メルボルンセントラル駅へ(駅ピアノを弾く)

  • クラブラウンジで夕食

【3日目】

  • クラブラウンジで朝食

  • トラムではなく初めて電車に乗り、メルボルン動物園へ

  • 電車でフリンダースストリート駅まで、デグレイブス通りでランチ(日本食レストランを発見し興味本位で入店)

  • メルボルンビクトリー(サッカーチーム)のユニフォームを買うべく、トラムでDFOまで&ヤラ川沿いを散策

  • トラムでビクトリア州立図書館へ ※訳あり、2回目の来訪

  • トラムでサザンクロス駅まで戻り、SkyBus乗り場を確認しホテルへ

  • クラブラウンジで夕食

【4日目】

  • ホテルチェックアウト後、サザンクロス駅へ

  • サザンクロス駅のお店でミートパイやパンプキンスープなどを購入(めちゃくちゃ美味しい)

  • Skybusでタラマリン空港へ

  • 午後7時頃、日本着

お気づきの方もいるかもしれないが、今回意図せず(?)クラブラウンジ付きの部屋を予約していたようである。認識がなく、チェックイン時に説明された時にはびっくり。現地でご飯を食べるのも楽しみの一つであったので、お店など色々調べていたのだが、勿体ないので朝食と夕食はクラブラウンジでとることにした。

クラブラウンジのクオリティはホテルによってだいぶ違う。ここは予約時にちゃんと確認できていなかった私のミスである。

今回のクラブラウンジの料理は大人向けで、ビュッフェという程でもなく、ラインナップとしては微妙だったかも・・・と思ったが、1日中外を歩き回って特に夕食時は疲れていたのと、今日ご飯どうしよう、と毎食気にする必要もなくなり、また私は費用を気にせずに毎晩シャンパンを飲んでゆっくりできた(笑)というのもあり、結果的には良かったかもしれない。

小3息子も大人向け且つ異国の料理を意外と食べてくれて、こちらでは絶対に食べる機会のない、ラムのピンチョス+ヨーグルトソースという異国中の異国の料理(ギリシャ料理だそうな)も意外に気に入ったようで(爆)、良かった。こんな料理が世界にはある、ということを彼なりに感じたようである。

何事も経験である。



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