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皇女それぞれの道~翻弄するのは政治ばかりではない~

蒸し暑い日でしたが、風があるからまだなんとかなりましたが、北海道の夏としては湿度の高い日が続いてるように思います。今日は買い物に出かけ、スイカを買って帰りました。ラブも私も大好きだからです。赤いところは私が食べ、皮に近いところはラブが食べてと、ペラペラの皮しか残らない我が家。

皇后さまの大事な行事の一つ、ご養蚕の作業を終えられたと
ニュースになっていました。     
今年は、式年遷宮の準備を始めた伊勢神宮にいつもより多く繭を届けた
とありました。

伝統とともに歩む皇室の姿を、皇后陛下のご養蚕は示してますね。
とはいっても
皇室でご養蚕が始まったのは、昭憲皇太后からで歴史としては浅いのですが、明治の富国強兵制度を支え、日本の経済を支えるために絹の生産が力になったと、それを奨励したのが昭憲皇太后だったと学んだ記憶があります。

時代とともに歩む伝統もあれば、時代に生まれる伝統もある、ですね。
皇室の伝統も時代によって変わる部分もあるでしょう。
紡ぎ、つなげるのは人間ですから。

時代と言えば、先日、皇女和宮と「愛子さま」の話が記事になってましたね。

記事では、皇室典範改正が民主党政権で行われるかに思ったら安倍政権になりとん挫した、時の政権によって処遇が宙に浮く、と書いてます。

確かに事実ではあります。

私はモヤモヤしながらこの記事を何度か読みましたが、引っ掛かった部分がいくつかありますよ。

1点目は、 皇女和宮は外敵に対するために公武合体が必要だったための
     降嫁、
     敬宮様は明治に書き換えられた皇室典範を戻し、女性天皇になら
     れる方、
     政治に翻弄されてる悲劇の皇女風に仕立ててないか

2点目は、 政権の交代は確かにあったが、大きな問題である妊娠クーデター
     には一行で 済ましてる違和感

3点目は、 共同通信の世論調査で女性天皇を認める結果については書いてあ
     るが、筆者の考えは、皇族として皇室に留まることを前提にしな
     がらも、肝心なところは宮内庁関係者にほとんど言わせてるよう
     に思える点

たとえば引用すると
「愛子さまには是非、皇室に残っていただきたい」(宮内庁元幹部)しかし、今年に入ってからも女性皇族が結婚後、皇室にとどまることを含めた皇族減少対策についての話し合いは、遅々として進んでいない。

時代は違えども皇女は自身の意思を二の次にして天皇家を守る『盾』となる特別な存在です。和宮と愛子さまはそれぞれ開国と女系天皇の是非という歴史の大変革を背負っており、その存在感の大きさは別格なのです」(宮内庁OB)

天皇家を守る盾とは、愛子天皇外の天皇が想定されてないだろうか?
私たちが求めるのは、女系だ、男系だ、ではない、
直系長子、ひいては女性天皇の道を開くことなのです。
宮内庁OBとはいえ、短絡的に女系天皇の是非というだろうか?
ここにリサーチ不足というより、意図的なものを感じるのですよ。

妊娠クーデターは1行だったのに、敬宮様のご性格は過去にさかのぼり
心配の声として随分具体的に、しかも根拠が
当時の皇太子さまの外国訪問の際に、お見送りに出なかったこととして書かれてます。
2010年と言えば、敬宮様はいじめにあって通学に不安を抱えてた頃ですよ。こういう背景無視ですか。

以下引用
【天皇陛下が皇太子だった10年3月の英国などを経由したアフリカ諸国ご訪問では、お見送りのため東宮御所(当時)の玄関前に姿をみせることはせず、同6月にスウェーデンから招待を受けて同国皇太子の結婚式ご出席のために天皇陛下が外国訪問した際も、玄関先には現れなかったことから、「天皇家の長子としては心許ない」(学習院関係者)ように周囲の目には映り、引っ込み思案で内向的な愛子さまのご性格を心配する声も少なくなかったためだ。】

私は思いますよ。
敬宮様の道を阻むのは政治や政権ばかりでなく、
妊娠クーデターという世が世なら謀反ともいえる方々の所業が、
政治の混乱を招き敬宮様の足を引っ張っているでしょうとね。

そして最後の締めの言葉が、余計なお世話だわい、と言いたくなりましたよ。

以下引用
【幕末を生き、政治に翻弄された悲運の皇女が和宮親子内親王であるならば、20年以上にわたり政治に翻弄され続けている現状から、現代のそれは敬宮愛子内親王だといっても、過言ではない。

つまりこれ、天皇になれないと言ってません?
私には、中立を装っているような記事だ、そうとしか見えませんでした。

今日はここまで

    今日も読んで頂きありがとうございます。❤️

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