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正義の中にある不正義の存在

先週初めに孫がコロナにかかり、夕方にはパパさんが発症
翌日には娘が発症と、一家とも倒れ
だからと言って私に何ができるでもなく、心配するのみ
今週は全員立ち直り日常生活に戻って、一安心
そして今日から9月

先週~今週、目を引いたニュースは木原問題、 処理水や中国のことなど、ジャニーズ問題の事、皇室は予算の概算要求中身と・・・たくさん考えさせられた。

どの問題にも共通していたのは、『報道』というワード

木原問題は相変わらず、大手メデイアは沈黙状態。
フリージャーナリストやユーチューバーが頑張って取り上げている。

先週は文春で「5人の嘘つき」という記事で、警察庁長官から火消しを命じられた幹部3人(実名報道)の相談内容 が暴露され、さらに栗生官房副長官も電話で「どうにかしてやれよ」と言ったという報道まで出た。今週は実名で告発し記者会見した元刑事を、地方公務員法の守秘義務違反で逮捕するかもという報道だった。
木原官房副長官の妻である方の前夫が亡くなった件で、殺人事件を自殺として処理し隠蔽しようとしたが、表ざたになったので問題なかったとして乗り切ろうと官邸や警察上層部で談合したということ。
真実を表に出した告発者を黙らせようとしている。

日本の良心や正義を背負って立つ官僚や司法に関わる、いわゆるトップという方々の実態をこれほどあからさまに見せつける事例はないのではないか。そして分かっていながら、報道し追求しその姿勢を是正するよう世論に訴える役割を担うメデイアは、ペンを隠したまま。

正義には不正義が存在するのか???
正義と言いつつ裏では不正義で国民を欺く。
今の報道の姿勢はこれに重なる。

ジャニーズ問題は関心を持つ方が多く、事の経緯は詳しいと思われるので省きたい。
私が注目したのは、性加害問題当事者の会の平本氏の「ジュリー社長の辞任は求めない」という発言である。これは至極まっとうで、会社としての責任を問うなら解決までいてもらわないと困るだろう、まして身内の問題と思うのだ。

世論には、社長辞任を求めないことで告発を茶番とみる向きもあるようだが、そうではないと私は思う。誰が好き好んで、思い出したくもないことを話すだろうか。まさにセカンドレイプだったろうと思う。

一方で反省を求められたマスコミ報道はこぞって社長辞任、次期社長は?と騒いでいる。
特別調査チームの内容は4点あり、その中に確かに社長辞任も入っている。

しかし・・・
サクサク進み結論を提言した調査チーム、リーダーは林真琴元検事総長で、権力の中枢で安倍政権時代に検事総長の椅子で話題になったが、黒川氏に敗れた経緯がある。黒川氏は掛けマージャンでその座を追われ、それによって林氏が返り咲いたのだ。

私は報道を見ていると考えてしまう。
実はジュリー社長の退任は既定路線ではなかったのか?
責任の中枢を隠し幕引きを図る意図はないか?

これは妄想だが、これに宮家の奥方が関わっていないか?
ジャニーズタレントを引き込んでいる報道があったが・・・

ジャニーズ報道は弱者に寄り添った報道をしているとは思えない、
社長辞任が既定路線で報道されているから。
報道にも責任があると各社は言っているが、実は早くからこの事実を知りながら隠蔽してきた片棒担ぎといえる。飴と鞭を使われたのは、次代のスターの卵ばかりではなく報道記者やテレビ局などの媒体も使われたと言える。
それでもなお、報道ベースは責任論や予防、対策論ではないことに強い違和感を感じる。

ここにも正義に隠された不正義はないのか?

令和6年の皇室予算の概算要求書が発表になった。敬宮様のテイアラは来年も作成されない、悠仁さんは成人に伴い冠をあつらえる。
上皇ご夫妻は侍医を増やし6人体制とするとのこと。  
冠までは文句を言いたくないが、建設費で多額の税金を投入したのだから宮内庁は一言あってもいいような気がする。

コロナ明けから毎週のように外出し泊りがけの旅行もされる老夫婦、
静養の日々なのにさらに酷暑の中遠出できる老夫婦に、なんで侍医を増やす必要があるのか説明があってしかるべきではないか。

宮内庁病院は何のためにあるのだろうか?
何かと言えば東大病院に通院や入院されているのだから、使わない病院なら規模の縮小、廃院など検討したらどうかと思う。

突っ込みどころ満載の記事を淡々と報道している宮内記者の面々は、宮内庁側から提示されたのを報道するだけならば、宮内庁広報室に任せたらどうかと思う。

ここでも、中立、公平が求められる報道姿勢が偏っているだけでなく、国民に寄り添うためのあるべき姿を軸に追求する構えがないのだ。

これは報道が不正義を正義といい、まやかしに加担しているように見えるのだ。
ことは皇室問題であり、国民は知る権利があるだろう。問題をあいまいにする宮内庁に立ち向かう最前線が、報道ではないか、と私は思う。

紙ベースの報道や広告に左右される映像の世界は揺れているのだろうと思う。生活のことや会社存続など問題はたくさんあるかもしれないが、真実を伝える姿勢を貫いてほしい。

以前、忖度、忖度が通るという記事を書いたが、忖度ではなく権力におもねっているにすぎないのだと思う。忖度は本来、思いやりにあふれた意味を持つのだから。

今日も読んで頂きありがとうございます。おしまい❤


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