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焚き火の付け方と組織文化醸成は似ている

愛されるブランドをつくるという観点でほんと色々な仕事に伴走させてもらっているのだけど、組織づくりのアプローチでは焚き火のような仕事だなあと思う。

経営者は大きな炎を期待するし急いでやりたい。何かつくりたい料理があったとして大きな炎が欲しいので。でもでも急に大きな丸太に火が付く理由もなく木を入れる順番がやっぱりある。

湿った木だと火はつきにくいけど、乾いた木ばかりではないので乾かしながら焚き火を組まないといかん。杉の葉などは油分があるのでぐわっと火が付くが、早く燃え尽きてしまうので持続しない。

木を大量に焚べたくもなるが、大きく育てるためには風の通りも必要で。でも風が強すぎると火はつかない。火の大きさによってもかわる。

焚き火やろう!と薪を買ってくることもできるけど、買い続けないといけない。事業で考えれば基本的に自分たちの持っている資産(人的含めて)でやらないと持続性はないので、やっぱり今あるもしくは手の届く範囲での木でどうにか欲しい火の大きさと持続性を担保できるように考えて取り組むのがいいよなとおもう。

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