当たり前のように愛される人になる
私はおひさまが好きで
「陽の当たらない部屋では生きていけない!」ってくらい必要で、
最近までみんなそうだと思ってたのね。
でも、ある日友達とカフェに行ったら窓際じゃない席を探していたり
久しぶりに実家に帰ったら弟が雨戸を締め切りにして24時間カーテン閉めてるのを見たりして
「全員おひさまが好きなわけじゃないんだ!」とビックリした。
またある日、車から見えたのは、二階のベランダの柵を掃除しているおじいさん。
隣には真っ白な豪邸があったのだけど、おじいさんはその3分の1のちっちゃな古い自分の城を大事に大事にしていた。
それはきっとおじいさんにとっての愛着基地なのだ。
ボウルビイ博士によると、
愛着基地とは「養育者が幼い子供に提供する心地よい安定や保護が保証された環境」
ということなのだけど、
もっと簡単に言うと、
その人がノーガードで居られる場所。
そこでストレスや不安や悲しみを癒したり、
また頑張るエネルギーをもらったりするところ。
それが私の場合はおひさまだし、
弟の場合は暗い部屋だったりする。
私たちの恋愛がうまくいかなかったり、
ときに破滅的な行動をとってしまうのは、
『愛着基地がない』と感じているから。
パートナーが唯一の愛着基地だと思うから、
彼氏彼女がいないと生きていけないと思うし、
いなくなったらこの世の終わりだ!って思う。
でも愛着基地ってじつは『無限に作っていい』の。
愛され上手な人は、無意識にそれをやっている。
またパートナーシップをうまく回すために、
パートナーが出来る前からできるだけたくさん持っていないといけないものなの。
気の置けない友達だったり
趣味の仲間だったり
喫茶店のマスターだったり
スナックのおばちゃんだったり
ペットのたまだったり
カメ吉だったり
カワウソのぬいぐるみだったり
おひさま、温泉、真っ暗な部屋、お気に入りのソファーでもいい。
ホッとしているときって、人はラバブルなの。
抱っこされたときに
「落とすなよ、落とすなよ。」
って言う赤ちゃん可愛くないでしょ?笑
あなたに抱っこされて眠ったり、
笑っている赤ちゃんが可愛いのは、
「安心しているから」なんだよね。
つまり、
「あなたは絶対に私を傷つけない」
ってあなたに全信頼を置いているから。
赤ちゃんはそんな愛着基地をたくさん持っている。
ホッとしている状態が愛され度を高める。
「ホッとした状態」は大人になった今、
自分で選択できるし、作れる。
①今ある愛着基地(ホッとする人、場所、もの)は何ですか?
②不安や痛みを感じる場所にいる時間を減らしたり、抜け出したりするために出来ることは何ですか?
③新しく出来た愛着基地になりそうなものはなんですか?
④日常で出来る愛着チャージ、計画的に行う愛着チャージをスケジュールにいれてみよう!