瘡蓋だらけの肌で迎えた卒業式
〜きのうの続き〜
〜脂漏性皮膚炎の肌に石鹸洗顔はプラマイゼロ〜
本当は角質培養したかったので水洗顔をしたかったのですが、ゴツゴツな肌とニキビがあり、水洗顔だけだと安心できなかった為、石鹸を使用しました。
肌断食の記事などを見ていると石鹸でも水洗顔よりは時間はかかるけど角質培養していくことが出来るとのことで、石鹸には多少の信頼をもって3ヶ月ほど使用しました。
ネットでお高めな石鹸を買い、ふわふわに泡だてて顔を洗い始めますが、良くなることも悪くなることもなく現状維持を続けることになります。
〜冬になって脂漏性皮膚炎更に悪化〜
冬になるとそれまでは一切肌トラブルのなかった頬にまで脂漏性皮膚炎特有の大きめの赤くて痒いニキビが広がり始めます。
更に心は落ち込みます。
〜遂に、水洗顔にしてみる〜
すでに肌が髪に触れただけで痛いし痒かゆっ!という感じになっていて、かなりな敏感肌となっていました。
石鹸でも肌に負担がかかってしまっているのかもという思いと、このまま石鹸で洗っていても治ることはないなという思いで、遂に水洗顔にしてみました。
〜瘡蓋は頬にまで広がる〜
ここで水洗顔にしていなくても、顔全体が瘡蓋だらけになることは逃れられなかったことだとは思いますが、ついに頬にまで瘡蓋は広がっていきます。
最初は肌断食をしたことによる好転反応だと信じ、頬は数ヶ月で治ると思っていました。
しかし、治ることはありませんでした。何年経っても。
〜そして迎える卒業式〜
卒業式までにはさすがに治っていると淡い期待を抱いていましたが、治ることなどなく、ついに顔全体に瘡蓋が広がった顔のまま卒業式を迎えることになります。
さすがにそのままの顔で出ることは出来ない、と思います。
瘡蓋を湯気でふやかして強引に剥がしました。
身体にできた瘡蓋よりも頑丈に肌にくっついていて、剥がすのがとても痛かったです。
そして、剥がして出てきたのは未熟な痛々しい肌でした。
その肌に触れるととても痛かったです。
髪なんて触れようにはチクチクして痛くて痛くて、傷と同じ感じでした。
ただ、見た目は結構普通に見えます。
でも、その未熟でも普通の人間の肌を見れる期間は良くても3日間くらいでした。
2日後くらいにはもうゴツゴツした鱗状のものが肌に溜まってきます。
卒業式の予行くらいの日に剥がしてしまったため、その3日後くらいにあった卒業式では最終的にはゴツゴツの肌で迎えることとなってしまいます。
そして、マスクをしながら卒業式を迎えることになってしまいます。
他にマスクしていた人は数人いた気がします。
でもそんなことどうでも良くて、早く卒業式が終わることだけを考えていました。
周りの子たちは皆楽しそうだったと思います。少し前ならなんで自分だけ…と思っていましたが、この頃になるともう諦めの感情が強かったです。
もういいか。みたいな。
卒業式が終わったら適当にマスクしながら写真撮って適当に急いでいるという理由をつけて帰りました。
卒業式の思い出なんて何もありませんが、とりあえず高校卒業できて良かったと思います。
中卒では将来就きたい職にも就けなくなってしまったかもしれないです。
どんな肌でも精神状態でも死ぬ気で高卒の称号は獲得しておいて良かったなと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここまできて、ようやく私の脂漏性皮膚炎になるまで、そしてなった後のボロボロになった肌と心の歴史を書き終えられました。
見てくださっている方がどのくらいいるのかは分かりませんが、暗い気持ちになってしまったら申し訳ありません。
こんな人生でしたが、きちんと治る未来がありますので、ご安心ください!(?笑)
今脂漏性皮膚炎になっている方やその他の疾患や心の悩みがある方の1人でも多くの方に寄り添うことが出来たらいいなと思いながらいつも記事を書いています。
死にたいほど悩みに悩んでいたとき、冷静に考えられなくなって怪しい商品に騙されたこと、騙されかかったことも少しずつお話ししていきたいと思っています。
そのような経験から、じぶんは絶対そのような人間にはならないぞ!と心に誓ったことなどなど…話したいことか沢山あります( ˙꒳˙ᐢ )
わたしの経験がだれかの役に立つことが出来ますように。
これからもよろしくお願いします。
いむ。
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