何故脂漏性皮膚炎になるのか
脂漏性皮膚炎になる仕組み
こんばんは、いむです。
わたしの人生の4分の1を占めることとなった脂漏性皮膚炎という皮膚病になってしまう原因を書いていきたいと思います。
①マラセチア菌
常在菌であるマラセチア菌が脂漏性皮膚炎の人の肌では増殖して炎症を起こす原因に。マラセチアは皮脂を餌にしているため、皮脂が増えるとマラセチアも増えてしまいます。
②生活習慣
脂漏性皮膚炎だけでなく、何事にもよくないことですが、睡眠不足、ストレス、脂質の多い食事や偏った食事による原因です。
③ビタミンB群の不足
偏った食事をとっていたりするとなりがちです。
ビタミンB群の役割として、肌関連だと皮膚に栄養を与えたり、肌の元となるタンパク質の代謝、皮膚の健康を保つ役割があります。
逆に、ビタミンBが不足すると、
皮膚の異常、かゆみ、皮膚炎となってしまいます。
と、ここら辺までは脂漏性皮膚炎に悩んでいる人ならもう何百回も何万回も見たよ!って感じだと思います。わたしもそうでした。マラセチアの呪いにかかっていました。
ここからがわたしが脂漏性皮膚炎になる大きな原因だと思っていることです。
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④肌への摩擦
顔を洗うとき、顔を拭くときなど、日常生活の中で顔を擦る機会はたくさんあると思いますが、それが肌への刺激となります。顔を日常的に触る癖のある人もその癖が大分肌への刺激となってしまっています。
⑤洗浄力の強い洗顔料
強い洗顔料と書きましたが、強いというのは正常の肌にも刺激の強いと感じるほどの洗顔料のことです。例えば、ピーリングを毎日使用する、洗った直後にスッキリしたり、突っ張る感じがする洗顔料など。
また、どんなに低刺激な洗顔料でも1日2回洗顔料を使って洗顔すること。洗顔料の界面活性剤は肌への刺激だけでなく皮膚の常在菌を殺してしまいます。
⑥皮膚常在菌を壊したこと
皮私たちの肌に生息している皮膚常在菌は200種類以上、1兆個あると言われています。この皮膚常在菌は美肌を保つ役割を果たしてくれています。
石鹸は比較的常在菌が殺されてもまた増え始めるのが早いと言われていますが、洗顔力の強い洗顔フォームなどはさっばりするかわりに汚れとともに常在菌も落としすぎてしまいます。
そして、常在菌が増えるまでには時間がかかりかかります。一度流された菌が元に戻るまでに、12時間かかるといわれています、その無菌状態こそがバリア機能の低下を招き、肌の炎症、肌荒れを起こすのです。
常在菌の中には、肌を弱酸性に保ってくれたり、バリア機能を保つ役割をしてくれたり、外的刺激から守ってくれたりしてくれている大事な大事な存在です。
⑦ビニール肌による角質の薄さ
ビニール肌とは、角質が薄くなって、肌がペラペラになっている状態です。いわゆるキメのない肌です。
角層達が未熟で薄く敏感になってる肌状態なので、シワ、シミ、たるみ、ニキビまで悪化させてしまいます。ビニール肌になると肌の機能が衰えてしまうのです。
肌が正常なサイクルが出来ていれば起こりにくい皮膚病なのでは?
わたしは、この④⑤⑥⑦が脂漏性皮膚炎になる大きな原因だと思います。
私の考えだけで言っているわけではありません。脂漏性皮膚炎なった方の体験談をブログやTwitter、そしてわたしの体験からも肌を痛めつけてから脂漏性皮膚炎になったという方が非常に多いのです。また、肌の専門の方もそう仰っていました。
(ここからはわたしの考察とともに)
まずは強い洗顔料で顔を洗い、突っ張った感じでスッキリした後に、ピーリングで物理的に強く擦ったとする。
そのような日常を続けていけばビニール肌まっしぐら。
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ビニール肌になると髪が顔に触れるだけで痛くなったり痒くなったりする。
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ビニール肌で、角質が薄く、菌、皮脂を根こそぎ落としてしまっている状態となる。
皮脂というバリア機能も失っている状態で更に角質が薄いので肌自体のバリア機能が低下していていて外部刺激に弱い。
肌を守る角質がなく、肌表面の皮脂も一切ないため、肌表面は乾燥していると思い、とりあえず皮脂で肌を守れー!急いで皮脂を出してー!と指令を出して皮脂を大量に出す。
(インナードライ肌の場合は、水洗顔などにシフトしたときに皮脂を落としきらなくなるため、皮脂が減ります。皮膚表面の皮脂を落としすぎなければ皮脂を過剰に出すことはありません。これがインナードライ肌です。)
インナードライ肌となり、皮膚表面は皮脂過多で更にバリア機能も低下していて、皮膚常在菌もないという状態になると皮脂を餌にするマラセチア菌だけが特に増殖してしまうという状態もなんだか考えやすいきがする…?
と、肌については全くの専門家ではないのでただの一般人の考察でした。
脂漏性皮膚炎になる原因は人によって異なるとは思いますが、肌のターンオーバーがきちんとされているような正常な肌の人ならば脂漏性皮膚炎になる確率ってかなり低くなるのではないかな?
と思います。
美の意識が高いばかりに皮膚炎になってしまうなんてそんな悲しい話はありません。
脂漏性皮膚炎になって思うこと
肌は何もしないのが一番だとつくづく思います。
菌は悪者なされがちですが、常在菌は肌を守ってくれている存在です。
肌に元々あるものを落としすぎず、擦らず、触らず、落としすぎず、が大事だと思います。