脂漏性皮膚炎になるまでのわたしの肌の変遷②
〜昨日の続き〜
こんにちは、いむです。
今日は、遂に脂漏性皮膚炎という皮膚の難病を発症する内容となります。
〜塩の洗顔料との出会い〜
肌がすでにかなり敏感肌となっているところに、昨日書いた塩の洗顔料と出会うことになります。
〜この塩の洗顔料にに惹かれた理由〜
宇津木式の肌断食で毛穴の黒ずみや開きをなくした経験があり肌断食がいいということは既に知っていました。
しかし、ニキビが出来ていたこともあり、水洗顔だけでは不安があったのです。
そんなとき、
「肌断食中の洗顔にオススメ」
という表記に惹かれることになります。
前のような通常な肌ならわざわざ塩を買わなくてもスーパーに売っている天然塩で良かったのです。
でも、その当時は触るとちょっと違和感ある?くらいの少し敏感肌となってしまっていました。
ですので、天然塩では角があったり刺激がありそうだという不安があったのです。
そう考えていた中、
角をなくしたり刺激成分を除いてるなどの工夫がされている
との言葉、そして敏感肌にもオススメということで早速購入しました。
〜使い始め〜
始めた当初、まず滲みました。今思えば敏感な肌には水でも刺激になってしまうことは分かりますが、その当時はその商品に書いてあった
『肌に染みることもありますが、それは肌にダメージがあるからで、バリア機能が高まるにつれて滲みなくなってきます』
という言葉を信じて滲みるのはいいことなのだと思ってせっせと毎日この塩洗顔を使いました。
しかし、毎日痛みを感じながら洗っても良くなるどころか悪くなる一方。
ここらへんで気づけたら良かったのですが、ホームページ上の言葉とその商品と肌断食への信仰が強かったその当時のわたしは疑う余地もなく、これは好転反応だと信じて洗い続けます。
そして更に、朝も洗った方がいいと書いてあるのを見ます。
朝洗うのが足りなかったから今荒れてるのかと思い、朝もその洗顔料で洗うという荒技を始めます。
〜ついに軽度の脂漏性皮膚炎発症〜
そして、眉間と小鼻の少しの痒みのある軽度の脂漏性皮膚炎発症します。
脂漏性皮膚炎という病名がついてしまってはさすがにお薬を頂こうと思い立ちます。
早速どんな薬がいいのかをネットで調べてニゾラールというお薬を知ることになります。
そのときはまだ体験談などの記事を見ていたわけではなく、ネットで一番上に出てくるような記事を見ていたので、脂漏性皮膚炎にはとりあえずニゾラールということでニゾラールが欲しい!と思います。
しかし、皮膚科へ行ってもニキビと言われるだけでニゾラールを処方してもらえません。
そこで、ニゾラールください!と言ってみます。
案外あっさりもらえました。ビックリです。
これでようやくこの痒みと眉間のポロポロとはおさらばだ!ということでルンルンでした。
〜ニゾラールを塗る〜
治りました。すぐに。多分1週間?くらいで治りました。
そして、半年後くらいに再発。
再発してからまたニゾラールを塗るも、もう効き目が全くありません。
ニゾラールというお薬は、というより、他の菌を殺す系のお薬だと同じかもしれませんが、肌の菌の耐性が出来てしまいます。
耐性が出来てししまえば、もうニゾラールは効かなくなってしまいます。
治った今ニゾラールに対して思うことは、単体で使うべきお薬ではないこと。
あくまで、補助的なお薬だと思います。すぐ再発してしまうので。
また、ニゾラール自体は菌を殺してしまうお薬です。皮膚常在菌を殺してしまいます。
マラセチア菌が増えやすい肌にいる皮膚常在菌を全て殺したとしても、また常在菌が増えてきたときにマラセチア菌が優勢になってしまうのは考えやすいです。
〜再発した後も塩の洗顔料〜
再発までの期間も再発した後もまだまだ塩の洗顔料を使い続けます。
〜そして大悪化ついに瘡蓋〜
ついに、鼻がガサガサし始めます。
ついに、瘡蓋の登場です。
しかし、この正体が瘡蓋なのだということに気づくのはまた数年後…。
その当時はただの皮だと思っていました。
お風呂に入るとふやける皮だと思って、見た目がさすがに悪すぎるので爪で引っ掻いてとるという恐ろしい行為を始めます。
ここまで、脂漏性皮膚炎を発症〜大悪化していくところまで書いてきました。
迷路のように肌のために色々やってきたことが逆に脂漏性皮膚炎を引き起こすことになってしまったことが分かると思います。
そして、ここからも脂漏性皮膚炎を治すために迷路のように皮膚炎に効くという情報を見つければ買い、買い、買い、そして失敗…を繰り返していくこととなります。
まだまだ治る工程にはたどり着きませんが、もう少しお付き合い頂けたら幸いです。
明日はもう少し今日の続きと、明後日からは試した大量の数の民間療法などなどについて一つ一つ紹介していきたいと思います。(人によるとは思いますが、私は治るものはありませんでした)
※塩洗顔について、悪いもののように書いていますが、私の弱った肌には悪いものになってしまっただけです。
ちなみに母は全然普通に使っていましたし、今も超正常な肌です。
わたしの弱った肌、ストイックな性格のせいで洗いすぎていたなど考えられることはたくさんありますので、その商品のせいだけで脂漏性皮膚炎になったわけではありません。
その洗顔料を貶める気持ちは一切ありませんのでご理解お願い致します。