観劇記録10/4

※ネタバレ有りです
ヒプステの初日昼公演を観に行きました。
前回の公演が4月だったので半年ぶりの開催です。（中王区は除いて）

客席は第3バルコニーまでありましたが実際埋まっていたのは第2バルコニーまでで第1バルコニーもサイドシートと思われるステージ真横はほぼ誰もいませんでした。
X上のグッズ交換のポストも初代に比べて少なかったこともありファンとしては行く先不安です。

感想

感想ですが、割と面白かったです。一番手メインの話ではありましたがかなり端折って物語が進みダレることなく見られました。
序盤はarbのイベントのような雰囲気で笑うシーンも多々ありました。

ですか中盤以降は不穏な要素が増え、主要キャラ（特に二郎と三郎）がオリジナルデビジョンに暴行を受ける場面があります。敵はマイクを所持しておらず、物理的な暴力で主要メンバーの半数を病院送りにする残虐非道なチームです。
暴力性もヒプマイの魅力の1つなので今回の話は好きな類でした。主要キャラしか登場しないと悪役がいないのでオリジナルキャラクターを出すのは良い選択だと思います。
物語としてはものすごく単純な話なので特にモヤモヤすることもありません。

反対に不満点はファンサービスが多すぎるところです。芝居パートでも数回客降が実施されました。観客としてはうれしいものですが、当然好きなキャラが客席を移動していれば自然とステージから目が離れてしまいます。客降中もステージ上では話が進むので舞台鑑賞としては集中し難い構成でした。
チケット代が他の舞台に比べて高額なので手厚いファンサをしてもいいかもしれませんが、そのせいか若干安っぽい舞台になってしまう気がして素直に喜べないです。
あとはNEから入って原作を履修していない人にとってはちんぷんかんぷんです。なぜわだかまりがあったか、どうやって和解したか一切説明がありません。そのくせ過去の話が度々でてくるので新規の人にとっては難しい内容だと思います。
最後に、デビジョンの絆ではなく一番手の絆が今作のメインです。そのためデビジョンの絡みが少なく、二三番手の出番も当然少ないです。特に負傷したシブヤ2人と十四はあまり見せ場が無くファンの方が可哀想だと思いました。

今回一番手中心の回だったので次回は2番手、最後は3番手メインの話が観たいですね。
もちろん原作に忠実なストーリーを求めているファンからすれば納得できる内容ではないと思いますが。
個人的に原作のラップやめて音楽フェスを開催した話は正直観たくないので、舞台は今後もバトル路線で話を進めてほしいです。
前回少しジャンルから離れると宣言しましたがヒプステはキャス変した今でも原作初期の良いところが詰まっていてやっぱり嫌いになれません。

グッズはブロマイドとクリアカードのみ購入しました。先日自作したトレカケースに入れたところ見栄えがよくなりました。
来週も観劇予定なのでその時は少しグッズを買い足したいと思います。