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(大出遅れ)2022年総集編

はじめまして、ルカです。
主に府中・中山に顔を出す競馬ファンです。

競馬歴は4年目ですが、昨年はありがたいことにTwitterでいろんな方に仲良くしていただき、好きな馬や騎手の話が沢山できてとても楽しく過ごせました!馬券予想も楽しかったです。

1年をざっくり振り返る場として年内にどこかのタイミングでスペースなどやりたかったのですが、忙しかった上に体調も崩してなかなか全快に至れず‥。

ならばブログ、今や!となった次第です。(前々からブログを書きたい気持ちはあった)

①松山弘平騎手

皆さんお察しの通り(?)、振り返りたい思い出のど真ん中は松山騎手です。

競馬を見始めて最初に好きになった騎手で、観戦スケジュールを組むときに必ず中心になっています。(この記事は無限に松山騎手の話をします)

ファンになったのは正直いつかわかりません‥‥。気付いたらこんなことになっていて私も怖いです‥‥‥。

というのは少し大袈裟ですが、デアリングタクトの存在が大きい面はあれど、明確に「このレースから」というのがないです。

先でも触れますが松山騎手の好きなところである"ひとつひとつ丁寧"なところがこの「気付いたらファンだった」に繋がってるのかなぁ、なんて思います。

②2022年の活躍

年間 118勝 (全国4位/関西2位)
通算 1012勝
重賞 9勝  ※最多勝
騎乗数 783回
通算騎乗数 11091回  ※最速・最年少記録更新

11000回騎乗の達成日は、それまで幸騎手が持っていた記録を2年以上早く更新するものでした。幸騎手も相当な鉄人のイメージなので、ドヒャ〜〜〜!となりました。(もっとまともなリアクションないんか)

騎乗数の記録は、当然依頼が多く来なければ作れませんし、レース数にも上限があります。その中で最速記録を更新するということは、早い時期から実力と同時にたくさんの信頼を得てきたからこそ成し得た記録だと思います。
私が見てきた時間はまだほんの数年ですが、それを思うとこれは本当に誇らしい記録だなぁと嬉しくなりました。

重賞はキャリアハイに並ぶ9勝で、GⅠこそあと一歩届かずでしたが今年の最多勝騎手。
Twitterでも度々書いていますが、この9勝全てが違う馬であるところが私はすごいと思っています。

キャリアハイ9勝を前回記録したのは2020年ですが、このうち6勝はサウンドキアラとデアリングタクトによるもの。もちろんどんな強い馬もしっかり勝ち続けることは簡単ではないし、勝利に格差はありませんが、いろいろな馬、いろいろなコースでこれだけ結果を出したのがかっこいいなと思います。

③落馬事故

そんな、終わりの数字だけを見ればわからないくらいの活躍をされた松山騎手ですが、3月12日のゆきやなぎ賞での落馬事故で怪我を負い、1ヶ月半の戦線離脱がありました。

あの日は自宅で洗濯物を干しながら見ていました。実況のトーンが変わって えっ?? と画面を見た瞬間、画面の端に見切れて行ったあの映像が今も忘れられません。今だから言えますが"ダメかもしれない"と本気で思いました。

落馬事故後の続報の出なさについてはこのときに限った話でもないですが、"骨折っぽい?"くらいふんわりした情報から正確な話が一切入らないまま流れていく時間はとても苦しかったです。当時まだフォロワーもほとんどいなかったアカウントで毎日毎日「松山さんどこ?」ってツイートしていた気がします。(そうしないと自分の心を救えなかった)

その間も競馬は毎週見ていたけれど、心ここにあらずというか‥。安否がわからず落ち込む気持ち+賭けないレースだろうとリアルタイムで見れなかろうと、"松山さんがいない"という事実が自分にとってこんなに大きいことだったのかと痛感しました。

こういう体験はしないに越したことはないけれど、私はこの期間で「毎週を人馬無事に終えてくれること」の大切さをすごくリアルに感じました。

改めて、ハイコースト号 安らかに。

④復帰とヴィクトリアマイル

この事故があった時期には、1年休養していたデアリングタクトが実戦復帰に向けて本格的に動き始めていました。
どんな病状なのかさえ知らない私はどんな願いを持つのが正しいのかもわからず毎日あらゆるワードで情報を探し続けることしかできませんでした。

そんな先の見えないトンネルは突然終わり、松山騎手は4月23日のレースで復帰となります。

嬉しさと同じくらい、マジか??と思いました。後出しの病状を見ても、1ヶ月半で戻れるとは思えなくて。でも、帰ってきた。今も賢者の石とか使ったんじゃないかなってちょっと思う。でも松山さんは等価交換の原則を絶対守るだろうから使ってないんだろうな。
復帰レースを勝利で飾って引き上げてくるときの嬉しさ、安心、後悔いろいろが混ざり合ったような表情はとても印象的でした。

そして無事、ヴィクトリアマイルで戦線復帰したデアリングタクトの背中には松山騎手がいました。

パドックで初めて近くで目にしたデアリングタクトは、記憶にある姿よりは随分おとなしかったけれど、それでも瞳から独特のオーラを感じました。周りのお客さんも吸い込まれるように見ていました。馬場入場でデアリングタクトが紹介され、大きな拍手が響いたとき「これは現実なんだ」と全身で実感して、席に戻る最中、思わずその場で小さく飛び跳ねて喜んでしまいました。

結果こそ残念でしたが(全く悲観するものでもなかったですが!)、とにかく無事に走り切ってくれたこと、その背に松山騎手がいたこと、それを自分の目で見届けられたことが、何にも変え難い宝物になりました。

⑤セントライト記念

ガイアフォースと共に勝利したセントライト記念。これも私にとっては特別なレースでした。

好きな騎手が重賞を勝つところを現地で初めて見たのはユニコーンSの菅原明良騎手(ペイシャエス)なのですが、正直このときはまだあまり明確な気持ちで応援していたわけではありませんでした。条件戦の頃から気になる馬ではあったのですが。(このレースで一気にファンになりました)

そういった意味で、このセントライト記念は「ガイアフォースと松山さんを応援しに行くぞ」という強い気持ちで見に行って、勝つ姿も見られた初めてのレース。嬉しくて馬券落としそうなくらい手の力抜けてたもんね。笑

アスクビクターモアとの壮絶な競り合い、最後の最後に自分の頭ごと押し込んでいくような、「届け!!」って声が聞こえてくるような魂の押し込みが私は大好きです。重賞に限らず、どんなレースでも接戦のときはいつも最後限界まで押し込んでいる。時に届かないこともあれど、ゴール前のストップモーションでその姿を見るだけで口角が上がる私がいます。

あと、このときの表彰式の写真もとても好きです。すごく良い笑顔をしておられるので。(と、ここで写真の1枚でも貼れたらいいのですが私はカメラを持っていませんので、この先も永遠に写真は1枚も出てきません。文章だけで行き切るのでよろしく。)

⑥毎日王冠

これです。これ。これなんですよ。(どれ)

サリオス。先日引退となりましたが、とてもファンの多い馬で、私も大好きな馬。ただ、2年前の毎日王冠以降は勝ち星から遠かっていました。

松山騎手とサリオスはこれまでも何度かタッグを組んでいましたが、良い結果は出ておらず、レース前からネットではもう酷い言われようでした。
(いつも思うのですが、私たち馬券購入者側に競走馬でレースしたことのある人間なんてほとんどいないのに、なんであんな偉そうにドヤ顔で暴言吐けるメンタルになるんでしょうね。まぁ暴言はいつだってダメだけども。大事な服が虫食いになれ)

私は感情論を抜きにしてもここはチャンスだと思っていましたし、松山騎手にも、どうかいろいろな声を蹴散らしてほしいと祈りながら勝利を信じてウィナーズサークルの前で見ていました。

4コーナーを回ってサリオスは馬群の中。最初はまずいかも‥と思ったものの、東京の直線は長い。松山騎手はサリオスの体勢をしっかり整え、サリオスもそれに応えて最後は狭いところを力強く抜け、前を行くジャスティンカフェの内からあのかっこよくてかわいい顔を覗かせるとそのままあっという間にゴール板を駆け抜けていきました。
ウィナーズサークルはゴールの少し手前の位置なので、目の前に来た時点ではギリギリまだ差せておらず心臓がおかしくなりそうでした。

レコードタイムつきの見事な復活勝利に、松山騎手のガッツポーズ。これは珍しい。

デアリングタクトのときはさすがにですが、基本的に松山騎手は重賞を勝っても大きいリアクションをとらない印象が強いです。
そんな彼が、GⅡの毎日王冠であのガッツポーズを見せたこと。サリオスで結果を出すことにこれほど強い想いがあったのかと。

ただのラッキー勝利だとか、勝ってもなおいろんな声はたくさん見ました。でも、仮に全くもってうまく乗れなくて、本当にただのラッキーで勝ったレースで、普段全然ガッツポーズしない人があえてそこでするかな?と思います。
私は、やりたいことがやれて結果も出せたからこその、だと思っているので、とてもグッときました。

あと松山騎手の、喜ぶときも立ち上がらないところがすごく好きです。あくまで馬に負担をかけない範囲で、なのが好感です。(今回取り上げてないですがJBCクラシックのテーオーケインズでもそうでした)

そして毎日王冠の勝利ジョッキーは王冠を被るというあの恒例イベント。ついさっきまでの姿とは打って変わって、目の前で少し困りながらゆっくりポーズをとるそのギャップに、私は静かにニッコリするのでありました。

記念撮影後、戻り際に関係者の方々とお話しするときもしっかり目線を合わせて、マスク越しでも表情豊かに話されているのが印象的でした。(これはこのときに限らずいつもなのですが)

サリオス、ラストランは悔しいことになってしまったけれど、最後に近くでこのレースを見られたこと、見せてくれたことに本当に感謝しています。産駒と走る日が楽しみです。(こうして年単位の約束が増え人は競馬を辞められないということですね。了解)

⑦エリザベス女王杯/年間100勝

デアリングタクトは宝塚記念とオールカマーを挟んでエリ女へ。私はこれを追いかけて初めての阪神競馬場へ。この秋は、タクトがどこに出ようと見に行こうと前々から決めていました。
まずこれが私にとってはすごい出来事。

ライブなどもそうなのですが、私は基本的に「近くで見られる機会があるならそこだけでOK」というタイプ。全国ツアーなら住んでるとこの公演だけ行ければいいかな、の人。
競馬も基本的には同じ感じで、府中・中山以外の会場にはまだ行ったことがありませんでした。

その私が遠征してでも見たくなったデアリングタクト。また、松山騎手はすごい頻度で関東開催に来てくださりますがあくまで関西騎手。阪神・中京は庭ですし、そこに行ってみたかったのもあります。

コロナ禍もあり遠出は久しくしていなかったため、前日観光も兼ねたスケジュールで関西へ。
土曜は快晴だったものの、当日日曜は朝からどんより。雨足はどんどん強くなりました。

この日の松山騎手は年間100勝達成まであと2勝としており、メモリアルチャンスでした。
前々から決めていた遠征のタイミングでこれくるの〜⁈運命〜〜〜⁈などと浮かれながら見ていると、6Rで見事に100勝を達成、メモリアルを目の前で見ることが出来ました。

雨はバケツをひっくり返したかのような降り方になっており、パドック周りは池状態。300円の心許ないカッパしか持ってなかったけれど、袖がビチャビチャだろうがどうでもよくて、ただ近くで一緒にお祝いできることが嬉しかったです。

松山騎手と、プラカードを持った藤懸騎手が早々にウィナーズサークルに現れましたがスタッフさんが来るまで少し時間があり‥。ずぶ濡れなっちゃうよ〜と心配しているとようやく傘を持ったスタッフさんがやってきました。そのときの光景がこちら。

ワーーーッ!!!やさ!やさし‥‥‥!!!というか気遣いが!!すばらしすぎて世界5つくらい救われとる。近くにいたお姉さんたちも「えぇ〜やさしい‥( ;  ; )」言うてた。わかる。

テレビには映らない部分でこういう瞬間に出会えたりするのも現地の良いところですよね。
このあと多くの騎手が集まり、土砂降りの中ではありましたが素敵なメモリアルでした。

この日のデアリングタクトは良い結果が出ませんでしたが、やはり会うたびに"また会いたい"と思わせてくれる貫禄と魅力があります。
阪神競馬場は場内がすごくわかりやすくて、ごはんもおいしくて、大好きになりました。ここに来るきっかけをくれてありがとう。

競馬場グルメはフォロワーに聞け!はガチ。
阪神にも牛すじかすうどんあればいいのになぁ。

⑧ジャパンカップ

オールカマーのあと「エリ女かジャパンカップか」と言われていたデアリングタクトはまさかの両レース出走の運びに。それだけでも騒ぎだったのに、それに伴っての乗り替わり諸々。さすがに周知の事実なのでここでは割愛しますが、私は素直にめちゃくちゃ凹みました。

前回のジャパンカップで奇跡的に席が当選し、コントレイルのラストランを目の前で見ることができたのですが、ゴールを見届けた瞬間「あぁ、こういうレースがそれぞれにあって、みんな競馬が大好きになるんだな。」と思いました。レースを見て涙が溢れたのはこのときが初めてでした。

競馬を始めて割と早い段階で、まだ現地にあまり足を運べていないままコロナ禍に入ってしまってからの、あのジャパンカップ。このレースを機に2022年は毎週のように現地に足を運ぶようになりました。

そんな思い出のレースから1年後、こんな複雑かつクソデカな気持ちで今年のジャパンカップを迎えることになるとは。
でも裏を返せば、1年の間に自分はここまで感情がめちゃくちゃになるくらい競馬にハマっていたのかという気付きもあって。なんかとんでもないものにハマってしもたな‥。

着地点なんてないのにいろんなことを考えて、考えすぎて、私は騎手のファンで馬のファンじゃなかったのかな?とかちょっと悩んだりもして、でも、そうじゃないんだよね。もちろん馬が主役で中心の世界だけれど、この大きい世界を動かしているのは人間で、私はその人間のドラマにも夢をみたい人だから。

特段肩入れしていなくても「この馬はこの人が乗ってるのが好きだな」っていうのはたくさんあって。その中でデアリングタクトと松山騎手のコンビは私にとってその振れ幅がめちゃくちゃでかい存在だっただけのこと。

後に乗り替わりの背景については岡田さんから明かされたりしましたが、それでもやはり、相性の良い府中の舞台でしたし、個人的には1番乗っていて欲しかったレースでそこにいなかった形になったので、今も少し消化不良なのが正直なところではあります。いろいろな気持ちがあるよね。人間だもの。

デアリングタクト、ヴェラアズールにカラテ、シャドウディーヴァ‥ 本当にたくさんの気持ちが渦巻くジャパンカップでしたが、これも思い出。この先もずっと忘れない大切な記憶になりました。酸いも甘いも!時が過ぎれば感情の血肉になるのですから(誰?)

GⅠのレースはいくつか行きましたが、やはりジャパンカップの日の雰囲気は独特のお祭り感というか、華やかさがあって好きです。この時期は夕暮れが早くて、メインレースの頃には西陽が強くてターフがキラキラして見えて、本当に夢みたいな景色なんですよね。今年も行けたらいいなぁ。

あと、これは言っておきたいけれど、マーカンド騎手はデアリングタクトをすごくリスペクトして、楽しみにしてくれていたのはインタビューなどからとても伝わってきましたし、レースでも良い走りを見せてくれてくれたのでありがとうございましたと思っています。是非またドイル騎手と一緒に日本へ来てくださいね!

⑨チャンピオンズカップ/通算1000勝

テーオーケインズがチャンピオンズカップの連覇を目指すことは早々にわかっていたので、このタイミングで中京競馬場に行くことも前々から考えていました。前日は中山にステイヤーズSを見に行っていたので、当日夜明け前の出発。

これがほんとーーーにしんどかった。笑
私はかなり低血圧で、ただでさえ朝身体が起動するまで時間かかるのに、寒い時期の太陽光を浴びられない時間帯なんてもうエクストリーム苦行。新幹線で小一時間寝て起きて窓越しの朝陽を浴びるまでずっと具合悪かったです。
今後も遠征はしたいけれど、冬場の朝イチは考えものですね‥‥(体質を恨む)

それはさておき、中京はアクセスが絶妙にめんどくさかったです。(ネガキャンすな)
いや、聞いてください。阪神に行く途中で名古屋を通過するじゃないですか。エリ女に行ったとき「中京ならここで降りるのか、ちょろいな〜!」と思っていたのです。
でも、周囲に話すと行ったことある人はだいたいちょっと渋い顔をするんですよ。その理由が道中でわかりました。こういうことか‥。

そして阪神に比べると中京は建物内方向音痴の私にはちょいと難易度高めでした。
※建物内方向音痴‥‥Googleマップで歩くのは達者なのに建物の中に入った瞬間すごい方向音痴になる人

さて、この日の松山騎手はJRA通算1000勝まであと1勝(!)でのスタートでした。

マジでタイミングどうなっている???

中京で勝たないわけないじゃないですか‥。

とは言えどこで勝つかわからないし、メモリアルは近くで見たかったので記念になるであろう応援馬券はとりあえず乗鞍数まるごと購入。

田原さんの怪文書、私は好きです。

そしてその瞬間は9Rにやってきます。
こうやまき賞をコレペティトール号で勝利、JRA通算1000勝を達成!

こうへいまつやまきねん

最後までコレペティトールと競り合って2着、でも入線後にすぐ肩を叩き祝福してくれたルメール騎手からのターフィーくん贈呈がとても良かったです。
いつも思うのですが、競馬というえげつない勝負の世界に身を置いていても騎手の皆さん本当に紳士ですよね‥。スポーツマンシップがすばらしくて‥。私の心には豆皿くらいの器しか用意されてないので見習いたい。クソデカ器になりたい。


そう、このときのインタビューの中でご本人から「ひとつひとつ大事に」という言葉がありました。
私が松山騎手の好きなところを短い言葉で伝えるなら「ひとつひとつ丁寧なところ」なんです。だからこのときすごく「そうだね‥そうだね‥!」と思っていました。
気付いたらファンだったな‥っていうのも多分、重賞だけじゃなくて何気なく見ていた条件戦とか、そういうところでの印象の積み重ねもあったんじゃないかなぁと今は思います。

1万回の負けの上にある1000勝の重み。
私には到底計り知れないものですが、どうかこれからも嬉しい瞬間がたくさん積み上がりますようにと祈っています。

この日のテーオーケインズは人気に応える勝利を得ることは出来ませんでしたが、まぁそんな日もある。私なんかここまでの人生の大半負けてるぞ。(哀しい自白をすな)
中京で走る姿を見られたことは嬉しかったし、この馬強いだけじゃなくて本当にビジュアルも良いんですよね。身体は迫力あるのに顔がすごくかわいくて。目がすごく優しい。
次走は川崎記念らしいので、まだ会ったことない方はぜひ近くで見てほしい一頭です。

中京のフードコートのラインナップは「こういうのでいいんだよ」みが強くて好みでしたが、なぜ人の往来が多いところに⁈とは思いました。(ネガキャンすなpart2)
でもパドックすぐ見に行けるのはいいのかな‥?

⑩有馬記念

有馬記念って先月やらなかったっけ?ってなるくらい1年が早い。(少し盛った)

2019 アルアイン
2020 サラキア
2021 キセキ
2022 ヴェラアズール

初GⅠ勝利馬アルアインのラストランで初騎乗してから4年連続の有馬記念。年間100勝も初達成から3年連続、年末のお祭りも毎年依頼があるのは素晴らしいですね‥!
3年連続でラストラン請負人だったけど今年は勢い真っ只中のヴェラアズールとの参戦。

ジャパンカップを勝利して一気にスターダムを駆け上がったヴェラアズールですが、ギアを一段上げたのは松山騎手と共に勝利した京都大賞典もあってのものだとも思います。いろいろ思うところがないと言えば嘘ですが、また一緒に走ってくれることが嬉しかったです。

あと枠順抽選会で良いところ引いて薫彦先生と2人で目を輝かせていたシーンがすごく良くて忘れられません(早口)

私自身も初めて現地で有馬記念を観る貴重な体験をすることができました。この日も朝はめちゃくちゃ早かったですが、「中京のときに比べりゃマシ」という限界比較で全然元気でした。アドレナリン怖。

ヴェラアズールは今年も現役でしょうから、どこかでまた共に走れるときがあればいいなと思いますし、今年の有馬記念でも乗鞍があるといいなぁと思います。さすがに気が早すぎますが。笑

ホープフルは元々行けないスケジュールだったので、この日に1年の感謝の気持ちを込めて応援できてよかったです。あと今年はクリスマス開催でしたからね!ファンとしてはクリスマスに現地応援できるだけでありがたい気持ちしかなかったですね、本当に。

⑪ファンに出来ること

ここまでで8600字を越えていて怖いです。久しぶりにこんなに文章書いたなぁ‥。(ここまで全部読んでくれてる人が果たして何人いるだろうか)

簡単に情報を拾える時代だからこそ、心無い言葉を吐く人もたくさんいるし、見ようとしなくてもそれらはたくさん目の前を通り過ぎていきますよね。他のことにも言えますが。これはもうある程度仕方ないと思います。

けれどそれをいちいち喰らってファンがメソメソしてもなんの生産性もないんですよね。私は割とそういうのをまともに喰らいやすい性格ではあるのですが、生産性のない時間が嫌いなのでそれに気付いて不必要に凹むことをやめました。

ファンがすべきはそういうしょうもないものにいちいち取り合って落ち込むことよりも、応援と素敵なところをみんなにも伝えることかなって。(たまにはしょぼしょぼすることもあるだろうけども)

実際にいろんなフォロワーさんの好きな馬や騎手、あるいは厩舎まで、話を見聞きする中で新たに知った魅力もたくさんありましたし。

自分も逆に誰かに自分の好きな人やものの魅力をもっと広めるというか、伝えたりできたらいいなと思います。(同時に足引っ張るようなことも絶対しないように気をつける)

みたいな気持ちで、ここまで書きました。

⑫ひとつひとつ丁寧に

年始恒例の金杯→3連休の怒涛スケジュールで既に頭がピヨピヨしていますが今週からは通常ローテに戻りますね。
金杯4連覇こそなりませんでしたが、既に5勝を挙げていて流石の一言です。

来月の東京開催での騎乗予定も既にちらほら見えてきており、今年も変わらずタフなお姿、尊敬の一言。
毎週のように土日で関東関西往復して1日10鞍とか乗ってるの、ほんとにシンプルにすごい。そのうえ平日の交流重賞とかもかなりの頻度で登場するので本当にすごい。語彙がすごいしかなくなる。すごい。

そんなすごい松山騎手が今年もすごい活躍ができることをすごい勢いで応援していきたいです。超スーパーグレートファンタスティックアルティメットすごい1年になりますように。




すみません ちょっと壊れてました(私が)

今年はまず何よりも人馬怪我なく、またひとつひとつ丁寧に積み上げていく勝利で年間100勝をお祝いできますように。重賞もリーディング争いも楽しみです。
2023年も1年マイペースに、でも熱量は高めに、応援していきたいなぁと思います。

私は文章を書くのが好きなのですがとにかく要約が苦手です。誤解されるのが嫌で中身ないと思われるのも嫌で、すぐ隅々まで伝えたくなってしまうので‥。

この記事は1万字着地になるのですが(怖)、これでも相当絞るぞ〜って意識して書きました。絞れてないんですけど。

上手く伝わってるのかなぁ。あまりおもしろいことは書けなくて申し訳ないですが、私なりに"ひとつひとつ丁寧に"書いたつもりの1記事です。

最後まで読んでくださった方がいたなら、いや部分的にでも読んでくださった方も、ありがとうございます。

次に書くのはいつになるかわかりませんが、書きたいな〜まとめたいな〜ってことが出来たらまた。2023年総集編まで書かない可能性も、めちゃくちゃある。笑

それでは皆さま、今年も健やかに素敵な競馬ライフを送りましょう。

またね〜(´・_・`)ノシ


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