第6回 関根史織ファンクラブ
昨年の2024/12/15(日) 渋谷セブンスフロアで内田万里+クレイジーピッグの「たぶん、魔法」を聴いたのでライヴレポート。(終わってすぐ書きたかったけど、その頃は色々なライヴ/コンサートへ行きまくってたのでこんなタイミングに…)
第4回関根史織ファンクラブにまとめた配信ライヴ以来、およそ3年経ったけれど初めて現場でライヴ聴けた。
[およそ3年前の配信ライヴレポート]
時間の経過。4人編成になってギターパートが増えていたこと。伴って、編曲変えてることもありかなり新鮮な印象で聴けた。
7thフロア、たぶん1、2回は過去に行っているのだけどあまりにかなり過去…。あの電球(ランプ)の照明演出も今夜のバンドの雰囲気と良い感じにシンクロしてるなと。
内田万里さんの曲、メロディと伴奏との間に生まれる緊張感が、めちゃくちゃ尖ってるわけでないけどちょっと個性的でそこがいいなと思う。特にアッパー系よりマイナー/じっくり、構成が面白いやつではそう感じた。
自分にとっては初めて聴いた曲も多かった中で、このバンド立ち上げ当初からあった「離脱」、「橙」、「TONIGHT」 をライヴで聴けたのは喜び!配信で観た初回からバンドアンサンブルがより充実してるし!
ワンマンライブで曲数多く聴ける中では、内田さんが置き型のアコースティックピアノを演奏しているシーンや、ドラムレスでトリプルギターの演奏などなどあったし、リズムが特徴的な曲やオーケストラを聞いているように音数が充実していく密度の変化が大きい曲など、7thフロアの近い距離感と生々しいサウンドの中でとっても「バンド」らしい演奏が響いて気持ちよかった。
そして関根嬢のベースはガッツリ打ち鳴らすダウンピッキングリフもアンサンブルの中で歌う中高音の裏メロも良いなと改めて。
BaseBallBear現在の最新EP「天使だったじゃないか」で回帰的に聴けるようなプリミティブなアプローチもあれば、テクニカルな、オタクっぽさも両方、どちらの価値も楽しんで弾いてる感じ。
MCでは私にとってもめちゃくちゃ懐かしい話題で「B'z CALLINGがいかにプログレ的であるか」とかw「安達祐実さんがめちゃ好きになった」とかwそんな話題も。
また、「きよしこの夜」カヴァーをセットに盛り込むなど、クリスマス&年末のチルい、和やかな、忘年会的なムードもあって暖まる一夜でした。