HFM(HF Markets)の評判や特徴を解説|最狭スプレッド口座は〇〇口座!
HF Markets(以下HFM)は、ボーナスにクッション機能がなく、スプレッドが広いという理由で、日本のトレーダーから敬遠されることが多かった業者です。
しかし、2022年5月のリブランディングを機に全てのボーナスにクッション機能を導入し、取引コストが低い「プロ口座」を新たにリリースすることで、日本市場での評価を高めることに成功しています。
ボーナスを提供する業者でありながらも迅速な出金対応は好評で、世界中多くのトレーダーが安心して使える業者と口コミを残しています。
この記事ではHFMの特徴やネット上の評判、そしてHFMの魅力を紹介します。
1.HFMの基本情報
HFM(エイチエフエム)は、2010年にXMのメンバーによって立ち上げられたFX業者です。
これまで、XMとはどちらが優れているか甲乙付け難い業者でしたが、近年はユーザーのフィードバックを積極的に取り入れ、XMより優れたサービスを提供する業者へと進化しています。
1-1.HFMの会社情報
HFM(エイチエフエム)は、日本に向けてのサービスをセントビンセント・グレナディーンのライセンスのもとで展開しています。
$$
\begin{array}{|c|c|} \hline \text{会社名} & \text{HF Markets (SV) Ltd.} \\
\hline \text{設立} & 2010年 \\
\hline \text{金融ライセンス} & セントビンセント・グレナディーン金融庁:22747IBC2015 \\
\hline \text{登記住所} & Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown, St. Vincent and the Grenadines \\
\hline \end{array}
$$
しかし、セントビンセント・グレナディーン諸島は、あくまでライセンス取得のための登記住所です。HFMのヘッドオフィスはキプロスのラルナカに位置しており、この地から世界各国に向けてサービスを提供しています。
1-2.HFMの基本スペック|口座タイプ
HFM(エイチエフエム)の口座タイプは5種類の口座タイプを用意しています。少額ユーザーはセント口座、上級者はプロやゼロ口座と、それぞれの目的に合わせて選択することが可能です。
$$
\begin{array}{|c|c|c|} \hline \text{項目} & \text{セント口座} & \text{プレミアム口座} \\
\hline \text{注文方式} & STP & STP \\
\hline \text{取引ツール} & MT4/MT5 & MT4/MT5 \\
\hline \text{最大レバレッジ} & 2,000倍 & 2,000倍 \\
\hline \text{初回最低入金額} & なし & なし \\
\hline \text{取扱い銘柄数} & 53銘柄 & 1,016銘柄 \\
\hline \text{マージンコール} & 50% & 50% \\
\hline \text{ロスカット水準} & 20% & 20% \\
\hline \text{取引手数料} & なし & 往復/1ロット 400円 \\
\hline \text{ゼロカット} & あり & あり \\
\hline \end{array}
$$
$$
\begin{array}{|c|c|c|} \hline \text{項目} & \text{プロ口座} & \text{ゼロ口座} \\
\hline \text{注文方式} & STP & ECN \\
\hline \text{取引ツール} & MT4 & MT4 \\
\hline \text{最大レバレッジ} & 2,000倍 & 2,000倍 \\
\hline \text{初回最低入金額} & なし & 100ドル相当額 \\
\hline \text{取扱い銘柄数} & 1,016銘柄 & 1,016銘柄 \\
\hline \text{マージンコール} & 50% & 50% \\
\hline \text{ロスカット水準} & 20% & 20% \\
\hline \text{取引手数料} & なし & 往復/1ロット 3USD \\
\hline \text{ゼロカット} & あり & あり \\
\hline \end{array}
$$
これらの口座タイプで最もおすすめな口座タイプが「プロ口座」です。プロ口座のスプレッドは、他社と比較してもかなり狭いスプレッドであるため、初心者から上級者まで誰にでも扱いやすい口座タイプです。
口座タイプの選択に迷ったら、とりあえずプロ口座を開設しておけば問題ありません。
2.HFMの安全性・信頼性
HFM(エイチエフエム)は、2010年の設立以来、世界的に信頼性の高い業者としてその名を築き上げてきました。日本での知名度が向上したのは、ブランド名をHotForexからHFMに改称した後のことです。
2-1.保持する金融ライセンスは8種類
HFM(エイチエフエム)は、グループ全体で8つの金融ライセンスを取得し、その中には「FCA」(英国金融行動監視機構)や「CySEC」(キプロス証券取引委員会)など、国際的に認められた高い基準のライセンスが含まれています。
日本向けのサービスはSVGFSA(セントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁)のライセンスに基づいて運営されています。
SVGFSAライセンスは信頼性を疑問視されることがありますが、FCAやCySECといった厳格な規制を満たすライセンスも保持していることから、グローバルな基準での信頼性は高いと評価されています。
2-2.民事賠償保険制度に加入|出金拒否が発生しにくい
HFM(エイチエフエム)は民事賠償保険制度に加入しています。
ブローカーとトレーダー間で金銭トラブルが発生し、ブローカーの過失が認められた場合には、1件につき最大500万ユーロまでの補償を受けることができます。そのため、HFMが理由もなく出金拒否を行う可能性は極めて低いと言えるでしょう。
ただし、ボーナスの悪用など利用規約に抵触した取引をされた場合は、その限りではありません。
3.HFMの良い評判と口コミを紹介
3-1.全口座タイプスワップフリー
HFM(エイチエフエム)は全口座タイプでスワップフリーを導入しています。XMのように口座タイプを限定したスワップフリーでなく、セント口座やゼロ口座でもスワップフリーが利用可能です。
ただし、スワップフリーの対象となる銘柄はFX通貨ペア、ゴールド、エネルギー(原油)に限られています。
また、スワップフリー銘柄でなくても先物銘柄はスワップが発生しないため、株価指数先物、エネルギー先物、債券先物もノースワップで保有できます。
3-2.最大レバレッジは全口座タイプ2,000倍
HFM(エイチエフエム)の最大レバレッジは、全口座タイプ共通で2,000倍です。ただし、すべての銘柄で2,000倍のレバレッジが利用できるわけではありません。
銘柄および特定の時間帯ではレバレッジが制限されるためご注意ください。
$$
\begin{array}{|c|c|} \hline \text{銘柄} & \text{レバレッジ} \\
\hline \text{FX通貨ペア} & 2,000倍\\
\hline \text{ゴールド} & 2,000倍\\
\hline \text{シルバー} & 100倍 \\
\hline \text{プラチナ} & 1,500USD/1ロット \\
\hline \text{パラジウム} & 20倍 \\
\hline \text{WTI原油} & 50倍 \\
\hline \text{ブレンド原油} & 66倍 \\
\hline \text{株価指数} & 200倍\\
\hline \text{商品} & 66倍 \\
\hline \text{株式} & 25倍 \\
\hline \text{債券} & 50倍 \\
\hline \text{ETF} & 5倍 \\
\hline \text{仮想通貨} & 50倍 \\
\hline \end{array}
$$
3-3.プロ口座の使い勝手が良い
HFM(エイチエフエム)のプロ口座は、これまで不評だったスプレッドのイメージを覆すために導入された、低スプレッドの口座タイプです。
プロ口座はHFMでも新しい口座タイプでもあり、HFMの強い自信が込められています。
スプレッド、レバレッジ、スワップどれを取っても優秀で、HFMで最も優れた口座タイプです。
3-4.利益の出金がスピーディ
HFM(エイチエフエム)は入出金速さでも評判が良く、申請から着金まで迅速であることから信頼性を高める要素として評価されています。
出金方法にもよりますが、bitwalletなどのオンラインウォレットや仮想通貨出金は、申請からわずか10分足らずで着金することもあります。
ただし、銀行送金での出金は決済代行業者に依存する部分があるため、迅速な入出金をご希望の方は、オンラインウォレットまたは仮想通貨での入出金を行うとよいでしょう。
3-5.安心感のある日本語サポート
HFM(エイチエフエム)のサポートは、自社の機能やマーケットを熟知しており、トラブルの際は親身になって解決に導いてくれます。
また、サポート対応時間が長いのもHFMの優れているポイントです。仕事から帰宅した日本人でも問い合わせられる時間帯のため、夜間の取引も安心して利用できます。
3-6.コピートレードが充実している
HFM(エイチエフエム)は、古くからコピートレードが優れていると評判です。
HFMが自社で構築したコピートレードシステムは、セント口座やプロ口座にも対応するなど柔軟性が高く、多くの参加者で賑わっています。
セント口座であれば最小10ドルからコピーできるため、コピートレード未体験の方も是非一度お試しください。
3-7.預けた証拠金に利息が還元される
HFM(エイチエフエム)はリターン・オブ・フリーマージン(ROFM)という利息還元サービスを提供しています。これは、取引口座に一定額の証拠金を預け入れて取引をすると、月間の取引量に応じて2%~3%が利息として還元されるというものです。
トレードで資金が減少するリスクはあるものの、日常的にFX取引をされる方であればトレードの収益に加えて利息収入が得られるため、非常にお得なサービスです。
ただし、取引量としてカウントされるは3分以上保有したポジションに限定されるため、超短期取引をメインされる方には適していません。
3-8.ボーナスやキャンペーンに積極的
HFM(エイチエフエム)は、改称前のHotForex時代からキャンペーンに積極的な業者として知られています。
HotForex時代には、クッション機能のない100%入金ボーナスや、入金ボーナスを換金可能なサービスが主なプロモーションでしたが、HFMにブランド変更してからは、ユーザーのニーズに合わせてボーナス構造を一新しています。
現在開催されているボーナスはすべてクッション機能のあるボーナスのため、以前のクッションなしボーナスから利便性が大きく高まりました。
クッション機能が備わったことで、入金額以上の損失を被ってもボーナスのみで取引を続けることが可能になり、実用的なボーナスへと生まれ変わっています。
3-9.1,000種類以上の銘柄を取引できる
HFM(エイチエフエム)は取り扱い銘柄が豊富であることも大きな特徴です。FX通貨ペアや株価指数などのほかに、個別株、ETF、債券など膨大な数の取引銘柄を取り揃えているため、多種多様な投資戦略を練ることが可能です。
海外FX業者でもETFや債券などの取り扱いがあるブローカーは少ないため、少し変わった銘柄を取引したい場合は、HFMを覗いてみると取引できるかもしれません。
4.HFMには悪い評判や口コミも
4-1.口座開設ボーナスがない
HFM(エイチエフエム)は日本人ユーザーに向けて過去2回口座開設ボーナスを実施しています。
しかし、前回の口座開設ボーナスで出金拒否と騒がれたため、再び口座開設ボーナスを実施する可能性は低いでしょう。
ただし、HFMは常時20%入金ボーナスを実施し、定期的に100%入金ボーナスも開催していますので、入金ボーナスを目的に利用してみるのも悪くありません。
4-2.過去に口座開設ボーナスで出金拒否が発生している
HFM(エイチエフエム)は過去に口座開設ボーナスを実施した際に出金拒否を起こしています。しかし出金拒否を騒ぎ立てたユーザーが実際のところどのような取引を行っていたのか定かではありません。
最近の傾向では、入金ボーナスや口座開設ボーナスを悪用するトレーダーが増えてきているので、必ずしもブローカーが悪いとは言えないところです。
4-3.入金ボーナス用口座のスプレッドが広い
HFM(エイチエフエム)は入金ボーナスを利用する際、専用のトップアップボーナス口座で取引しなければなりません。
しかしそのスペックはプレミアム口座と同等で、スプレッドが広く使い勝手が悪いのが残念なところです。
それでも、HFMの入金ボーナスはクッション機能があり魅力的なため、スプレッドの広さを我慢して利用するのも一つの手段です。
4-4.HFMアプリが使いにくい
HFM(エイチエフエム)は自社開発の専用アプリで取引することができます。アプリの情報量はかなり豊富で、ブローカーが制作したアプリとしては素晴らしいものです。
しかし、全体的に日本語化が進んでおらず、アプリなので翻訳機能の利用もできないため、日本人ユーザーが使うにはハードルが高くなってしまっています。
英語が苦手なユーザーは、日本語化が進み、使い勝手のよいアプリとなって登場する日を待つしかありません。
4-5.ストップレベルが広い
海外FXブローカーとして優秀なHFM(エイチエフエム)ですが、唯一欠点ともいえるのがストップレベルの存在です。ストップレベルが広いと、予約注文する際にストップレベルの値幅分だけ価格設定が制限されてしまいます。
HFM(エイチエフエム)は昔からストップレベルが広く現在も改善されていません。そのため、スキャルピングを行うユーザーは思わぬ損失を被るリスクがあります。
5.HFMはコピートレードが優秀
5-1.コピートレード口座を開設するだけで参加できる
HFM(エイチエフエム)のコピートレードは、コピートレード口座を開設し資金を入れるだけで誰でも気軽に始められます。FXをするユーザーだけでなく、EAユーザーや資産運用サービスに興味をお持ちの方にもおすすめできるコンテンツです。
国内業者のNISAやインデックス投資は、まとまった利益を確保するまでに途方もない時間がかかりますが、海外FXを利用した資産運用であればより早く利益を上げることも可能です。
ただし、安定運用するためにはトレーダーを見極める力を身につけなければならないため、コピー先はしっかりと選定しましょう。
5-2.セント口座やプロ口座も利用可能
コピートレードといえば、通常よりロースペックな口座での利用を強いられるイメージを持っている方も多いはずです。
しかし、HFM(エイチエフエム)のコピートレード口座では、取引条件の優れたプロ口座や、少額取引が可能なセント口座も利用することができます。
そのため、HFMコピートレードは取引コストを気にしてコピートレードを敬遠されている方や、普段セント口座を利用されている方も気兼ねなく利用できるのがメリットです。
5-3.セント口座を使えば25ドルから配信者になれる
HFM(エイチエフエム)のコピーセント口座は、フォロワー(コピーする側)であれば10ドルの資金から参加できます。
それだけでなく、ストラテジープロバイダー(コピーされる側)として参加する資金も25ドルからと格安なため、「資金が少ないが取引には自信がある」というユーザーでも気軽にチャレンジすることができます。
HFMのコピー口座であれば、セント口座でストラテジープロバイダとしての経験を積み、資金を集めつつステップアップしていくということも可能です。
6.HFMの口座開設方法
HFM(エイチエフエム)の口座開設は、以下の3ステップで行えます。
アカウントの作成
個人情報の入力
本人確認書類の提出
6-1.STEP①アカウントを作成する
まずは、以下のリンクからHFMの口座開設ページを開きましょう。
住所、メールアドレスを入力し、パスワードを設定したら仮登録が完了します。入力したメールアドレスに認証メールが届くので、「Eメールを認証する」のボタンをクリックしましょう。
6-2.STEP②個人情報を入力
Eメール認証が完了すると、メールでログインに必要なmrHF口座IDとパスワードが送付されます。HFM(エイチエフエム)にログインを行い、名前、生年月日、出身国、住所などを入力し、プロフィールを完成させます。
6-3.STEP③本人確認書類を提出する
最後に、身分証明書と住所確認書類を提出します。
身分証明書となる運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、そして公共料金の領収書などの住所確認書類を用意してHFM(エイチエフエム)に提出しましょう。
提出した書類に不備が無ければHFMの口座開設が完了します。
7.HFMのログイン方法
HFM(エイチエフエム)にログインするには、ますトップページ右上の「ログイン」ボタンをクリックし、ログインページを開きましょう。
ログインページを開いたら、口座開設時に使用したメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックすると、myHFエリアにログインできます。
ログイン時のパスワードが分からない場合は、「パスワードをお忘れですか?」をクリックして、パスワードのリセットを行いましょう。
8.HFMの入金・出金方法
8-1.入金方法一覧|所要時間・最小出金額
HFMはすべての入金手段において13,000円から入金を受け付けており、基本的に10分以内に着金します。
$$
\begin{array}{|c|c|c|} \hline \text{入金方法} & \text{反映時間} & \text{最小入金額} \\
\hline \text{国内銀行送金} & 13,000円 & 10分以内 \\
\hline \text{JCB} & 13,000円相当額 & 10分以内 \\
\hline \text{bitwallet} &13,000円相当額 & 10分以内 \\
\hline \text{BXONE}& 13,000円相当額 & 10分以内 \\
\hline \text{Binance Pay} &13,000円相当額 & 10分以内 \\
\hline \text{仮想通貨} & 13,000円相当額 & 即時 \\
\hline \end{array}
$$
入金した資金は、取引口座でなくMyHFウォレットに反映されるため、MT4やMT5ではなく、myHFウォレットを確認しながら待ちましょう。
また、HFMの仮想通貨入金では他社よりも多くの仮想通貨に対応していることが特徴です。ZCASHやADAなどで入金できる業者は少ないため、これらの仮想通貨を保有されている方は重宝するかもしれません。
8-2.出金方法一覧|所要時間・最小出金額
$$
\begin{array}{|c|c|c|} \hline \text{出金方法} & \text{所要時間} & \text{最小出金額} \\
\hline \text{国内銀行送金} & 10ドル相当額 & 最大2営業日 \\
\hline \text{JCB} & 5ドル相当額 & 2~10営業日以内 \\
\hline \text{Bitpay} &5ドル相当額 & 24時間以内 \\
\hline \text{bitwallet}& 20ドル相当額 & 即時 \\
\hline \text{仮想通貨1} &20ドル相当額 & 10分未満 \\
\hline \text{仮想通貨2} & 10ドル相当額 & 10分未満 \\
\hline \end{array}
$$
HFMでは、原則として入金分は入金時と同じ手段で出金しなければなりません。ただし、入金時に選択した方法で出金できない場合は例外です。入金時に利用した決済方法が選択できなくても、出金できないということはありませんのでご安心ください。
また、入金額以上の利益については、クレジットカード以外のすべての手段で出金可能です。
9.HFMの総評
HFM(エイチエフエム)は、長年の経験と実績に加えて、豊富な金融ライセンスを保持していることから、信頼性においては極めて高い海外FX業者です。
また、民事賠償保険制度に加入していることも忘れてはいけません。ボーナスの不正利用には厳しいものの、通常のユーザーに対してはトップクラスの安全性を誇ります。
HFMのプロ口座のような低スプレッド口座で、最大2,000倍のレバレッジやスワップフリーを利用できる業者は少数です。
他社で取引するよりも取引コストを大きく削減できるため、短期取引を主な取引手法とする方や、取引コストを気にする方にとって、HFMは最適な海外FXブローカーだと言えるでしょう。
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