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【初日レポート・後編】「未来を紡ぐ東北の手しごと展2022」の魅力をご紹介
「未来を紡ぐ東北の手しごと展2022
-Hand in Hand for Reconstruction-」
令和4年7月13日(水)〜18日(月・祝)10時半〜19時半(最終日〜18時)
<会場>
日本橋高島屋S.C.本館8階 催会場(東京都中央区日本橋2-4-1)
東日本大震災後、東北のたくさんの地域で「ものづくり」のコミュニティが生まれました。
みんなでワイワイと集まってものをつくる。一心に手を動かす。つくったものが、誰かを笑顔にする。
その活動は、被災地の皆さんの気持ちを支え、心の復興につながったといいます。
「未来を紡ぐ東北の手しごと展2022」では、東北を中心とした19団体の作品を展示販売します。
初日は雨にも関わらず、たくさんのお客様が足をお運びくださいました。
イベントの模様をお伝えします。
【前編はこちら】
【販売団体・商品のご紹介②】
ワークショップ支援チーム つくるプロジェクト
![](https://assets.st-note.com/img/1657781135232-o359UStm5z.jpg?width=1200)
寿命を終えた浴衣が、ふかふかの草履に生まれ変わりました。使われなかった毛糸で編んだ、色とりどりの小花のアクセサリーも可愛さ抜群です。お子さんにも、大人の方にも。
https://tukurupjt.base.shop/
http://www.tohoku-manufacture.jp/story/035_story_first.html
いっしープロジェクト/KUNIYA
![](https://assets.st-note.com/img/1657781486416-BsSzP5Cv74.jpg?width=1200)
畳と畳へりでつくられたバッグは、目を引くデザインと、驚くほどの軽さが特徴です。伝統的なへりの模様には「命」「繁栄」など、それぞれ意味があるのだそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1657941538518-UtJXMQLxuC.jpg?width=1200)
色あざやかなお馬のぬいぐるみ「いっしー」は、ご家族の思い出の洋服生地でオーダーされる方も多いとか。
https://issie.net/
http://www.tohoku-manufacture.jp/story/105_story.html
SAVE IWATE 羅針盤
![](https://assets.st-note.com/img/1657782580981-iTkt4AtpOF.jpg?width=1200)
着物をリメイクした洋服や、そのハギレを活用した上品な布小物たち。「着物はそれだけで完全だから、どこを切り取っても絵になるんですよ」というお言葉が印象的でした。
https://sviwate.wordpress.com/
http://www.tohoku-manufacture.jp/story/096_story.html
SAVE IWATE くるみかご
![](https://assets.st-note.com/img/1657782944286-H53bMcUWd2.jpg?width=1200)
東北のものづくり団体では珍しい、男性メンバーを中心としたグループの作品。山に入って、くるみの樹皮をはぐところから、すべて自分たちで行うそう。味わい深いくるみかごを、ぜひ手にとってご覧ください。
https://sviwate.wordpress.com/
http://www.tohoku-manufacture.jp/story/094_3084.html
MODE DE GALAXIE/東北クロッシェ
![](https://assets.st-note.com/img/1657783631079-Is1nzfgI8f.jpg?width=1200)
「自分で持っていて楽しいものをつくっています。使う方にウキウキした気持ちになっていただきたい」とはデザイナーさんの言葉。レーヨン素材のバッグは夏涼しくて、ポップなカラーはファッションのアクセントに。https://minne.com/@mdgalaxie
http://www.tohoku-manufacture.jp/story/069_story.html
TEZKURI MARCHE-ART
![](https://assets.st-note.com/img/1657783739860-VlNuQ2pPcI.jpg?width=1200)
鮮やかながま口のポシェットと小物入れは、伝統的な友禅染の技法をもちい、本革に色づけしています。大正浪漫をイメージしたレトロなデザインは、着物にもデニムスタイルにも映える一品です。
https://f-tezukuri.jimdofree.com/tezkuri-marche-art/
https://www.creema.jp/creator/5249366/item/onsale
RAKUZEN
![](https://assets.st-note.com/img/1657888173045-bxkKsJHJGs.jpg?width=1200)
「みんなが持ちやすく、楽しくお食事できる器をつくりたい」という想いから生まれた『楽膳椀』。底部のカットに指をかけることで、ラクに安定して持てるデザインです。お子さまからご年配の方まで、ぜひご家族でご愛用ください。会津漆器の職人さんの手による上品な器が、食卓を彩ります。https://www.raku-zen.net
【16:00~16:30 第2回トークイベント】
各団体の代表の方に、『復興から自立への「ものづくり」』の著者・飛田恵美子さんがお話をお聞きするトークイベントです。第2回は、「SAVEIWATE」寺井良夫さんと、「ワークショップ支援チームつくるプロジェクト」クボタノリコさんをお迎えしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1657934624194-NMqARovkSh.jpg?width=1200)
寺井さん 避難所や仮設住宅に、男性が活動できる場を提供したいと思ったんです。くるみかごの製作は材料集めから。山や川沿いに生えているくるみの樹皮をいただいています。
最近は自分たちでくるみ栽培も始めたんですよ。初めは畑に実を植えたんですけど、リスに食べられてしまって(笑) 今は苗から育てています。
クボタさん 福島の飯館村と相馬市の方々と活動を続けています。東北の方は我慢強い。「私より大変なところがあるから」と、なかなか弱音も吐かない方が多いです。コロナ禍で会えないときは、なおさら。今年久しぶりに東北の皆さんにお会いできましたが、電話ではなく、顔を合わせることで初めて本音が吐けるんだな、と改めて気づきました。
❀
トークイベントは17日(日)の午後にも予定しております。
ぜひ起こしくださいませ。
【トークイベントのご案内 聞き手:飛田恵美子さん】
第3回 7月17日(日) 14:00~14:30
「いっしープロジェクト」木村弥生さん
「MODE DE GALAXIE」さくらまきさん
第4回 7月17日 (日)16:00~16:30
「ふっくら布ぞうりの会」工藤賀子さん
「うみみどり」村上美保子さん
「未来を紡ぐ東北の手しごと展2022」も折り返しです。
たくさんの素敵な作品が、皆さんをお待ちしています。
【関連情報】
日本橋高島屋S.C.
東北マニュファクチュール・ストーリー
「未来を紡ぐ東北の手しごと展2022
-Hand in Hand for Reconstruction-」
令和4年7月13日(水)〜18日(月・祝)10時半〜19時半(最終日〜18時)
<会場>
日本橋高島屋S.C.本館8階 催会場(東京都中央区日本橋2-4-1)