待つ力
おはようございます。fleurs de voyageのlouis(ルイ)です。
昨日、江島神社へ行き、引越しのお礼参りを全て終了しました。
今年の1月に
「お参りに行きなさい」とメッセージが降りて来まして。
具体的には、
町田天満宮
寒川神社
箱根神社
上野東照宮
江ノ島神社
でした。
この江ノ島神社が、最後に行き、その後すぐに引越し先が決まり、奇しくもお礼参りも、江ノ島神社が最後でした。
引越ししてから、半年以上が経ち、ますます、引越しの感謝が溢れている状態で、昨日お礼をきちんと伝えることが出来、ホッとしています。
ギリシャ神話に出てくるような、翼や、天に向かう光の写真も撮れ、なんだか最後までありがたい。
中秋の名月のお団子も、購入することが出来、とても美味しかったです。
今日は、引越し前の住まいでの、ある出来事を書きたいと思います。
前の家は、4階建ての、3階に住んでいました。
エレベーターが設置されていなく、いつも階段を利用していました。
家の上の人が、小さいお子さんがいるご家庭で、すれ違うと挨拶する感じでした。
ある日、家に帰る為、階段を登ろうとしたら、目の前に上の階の親子がいました。
手を繋ぎながら、ゆっくり一歩一歩階段を登っていました。
私に気がつくと、すぐ隅に退いてくれて、挨拶をお互いし、家の中に入りました。
私は、「偉いな〜」
と感じました。勿論帰る時だから、時間もあったのかも知れませんが、子供のスピードに合わせる。ちゃんとゆっくりでも登らせる。一緒に歩む姿です。
知り合いの美容師さんが、以前こんな話をされていました。
「入社したばかりの子は、いきなりカットなどはしなく、先輩を見ながら技術を学び、シャンプーから丁寧にお客様と関わるのですが、すぐ髪を切れないことに、飽きてしまい、辞めてしまう人が、どこの美容室でも多い」と聞きました。
確かに、すぐ髪を切ったりしたい気持ちもわかります。そのために学校に通い、国家資格も取得したのでしょうし。
ですが、逆にそうやって学べる時間は、本来は貴重で。ある程度ベテランさんになると、もう注意してくれる人が少なくなり、自己判断が増えていくと思います。然し、それは私もそれなりに色々仕事をした経験があるから、言えることでだと感じます。
私はピアノを弾きますが、今は誰かに習うことはせず、自分で好きなように弾いています。音楽学校にも通っていたので、その頃は、課題を頂き、それに従い、練習をしたりしていました。
もう散々習ったので、今は独学です。なんとなく弾きたい曲を、自分で選び、ゆっくり練習をしています。
ピアノって何年勉強しても、なかなか簡単には弾けないのです。
勿論、簡単な曲から難易度が高い曲、様々ですので、一概に全てがそうとは言えませんが。
それで、難しい曲をひたすら練習している時、「これ、弾けるかな?」と思ったりすることがあります。
でも、それでも練習をして、最終的には弾けるよになるのですが、その時に大事なことは、勿論日々の練習もそうですが、それ以外に、「待つ力」だと思います。
あ、無理!や〜めた!!と思い、ストップするのは、簡単です。然しそれって。「無理」って自分で決断をすぐしてしまうことになり、もしかして弾けるかも知れないのに、諦めること。
これを諦めず、続けることが「待つ力」であり、待つ力とは、自分を自分で信じれることに繋がります。
最初にお話しました、お子さんと階段を登る話も、抱っこして早々家に入ることも出来ます。然し、ゆっくりでも登る選択をしたということは、ご両親がお子さんの成長を、信じているから出来ることだと思うのです。
インターネットの普及により、情報をいち早く自分で調べることが、出来るようになりました。それはとても便利ですし、生活に役に立ちます。
ピアノの練習も、YouTubeを見る時があります。あーこう弾けばいいのか!と感じることもありますし、最近の若い人のダンスとか、どんどん上手い人がいるのも、YouTubeの影響はかなりあると感じます。
然し、成長のプロセスを大切にすることが、少し弱くなったと感じます。
結果に辿りつくまでに、待てない。結果が全てとなると、焦ってしまう。
ですが、自分の力を信じ、自分と向き合うことで、成長していくものだと思います。
良き未来を想像しながら、毎日のプロセスを大切にする。
「待つ力」をゆっくり育てていきたい。そう感じる出来事でした。
………………………………………………………………
お悩みの解決方法や、夢の実現のサポートをしております。
ホームページのお問い合わせから、お気軽にご相談下さい。
尚、11月3日、京都にある大将軍八神社で開催される「心の休日」の透視ヒーリングセッションの事前予約も、こちらからになります。
https://www.fleurs-de-voyage.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?