ポンペイ都市にあった娯楽から見る、生きる大切さとは
こんにちは。fleurs de voyageのlouis(ルイ)です。
先日「地球ドラマチック」という番組で、「ポンペイの起源〜もう一つの埋もれた歴史」の録画したものを、旦那さんと観ました。
正確には私は料理をしながら、チラッとぐらいで、真剣に観ていたわけではありませんでした。
旦那さんは、歴史好きなので、それで観たかったのですが、私はそれとは少し違う視点から観たかった。
イタリア人の友人が、昔、日本でジャーナリストのお仕事をしていました。それで、ある日「天皇陛下とお仕事をすることになったんだよ!」と
、嬉しそうに電話で報告してくれたことがありました。それがポンペイ壁画展の展示を、天皇陛下へ案内する仕事だったのです。
「すごいね!良かったね〜」と話たりしました。
その影響から、ポンペイに興味があったのです。
少し、ポンペイの歴史をお話しますと、西暦79年8月14日にローマの植民都市だったポンペイは、近隣のヴェスヴィオ火山の噴火により、6メートル以上もの火山灰の下に埋没しました。
大劇場や公共広場、道路とその周辺の商店や住居群と共に沢山の壁画も発見されました。絵画に使用された赤い色彩は「ポンペイレッド」と呼ばれています。その色彩を失わなかった理由は、街を飲み込んだ火砕流堆積物に含まれる、乾燥剤の作用をもつ成分が、壁画の劣化を食い止めたからなのだそうです。
人は3つの欲があると言われています。
食欲
性欲
睡眠欲
です。
もちろんこの欲は、人が生きていく上で必要だと思います。
生活をする上での環境は、ポンペイはとてもよく出来た都市空間だったと感じます。
そして、街には2万人のポンペイの人口と同じだけの人数を収容する、闘技場がありました。大劇場に隣接した中型劇場、また公共広場に公共浴場、商店も人々の娯楽生活に欠かせない居酒屋までがあり、非常に充実した市民生活を送っていたことが遺跡によって証明されています。
その大劇場について、思うことがありました。
この時代から、娯楽施設が大切だと感じていたということです。
まだまだ記憶に新しい、東日本大震災。この時、まずは人命救助が1番大切でした。そして、生存された方々の必要な食料、水、毛布、避難する場所です。トイレの確保も必要でした。
そして少し経つと、復興に向けて人々は進んでいったと思います。
それで、ものまねで有名なコロッケさんが、こんなことを話ていました。
自分のものまねで、東北の人々に元気を与えたいと思うけど、その反面、こんな時に、ものまねやお笑いなんて、不謹慎なのでは?と悩んだそう。
しかし、東北のある少年が
「大丈夫だよ。ここの人達、笑いに飢えてるから」
と言われ、ものまねを東北でしようと思ったと話されていました。
ここ数年の感染症の影響で、エンターテイメント業界は、自粛しないといけなくなりました。
この業界は、必要ないのでは?など言われた時期もありましたよね。
ですが、そんなことはないと、人々は感じたのでしょう。何故なら、エンターテイメントは全て自滅したわけではないからです。
では、何故、こういう惨事の時に、エンターテイメントの世界を自粛しないといけないと、思ってしまうのか?を少し考えました。
それは、
「遊んでいないで、勉強しなさい!」
この言葉が影響している気がします。
学校の成績を上げるのは、受験で合格する為に必要ですよね。
子供の成績を上げる為には、勉強してもらわないと困る。その考えは決して間違いではないと思います。
社会人になっても、業務をこなす為に、学ぶことは沢山ありますよね。
「働かざる者食うべからず」という言葉があるように、一生懸命働かないと、食べていけない。そんな意味がある言葉ですよね。
ところがこんな話も聞きました。
友人の父親が、定年退職をされました。退職後数ヶ月は良かったそうです。ところが、その後何もすることがなくって、引きこもりになってしまったそう。友人も友人の兄も、独立し、父親と母親2人暮らし。そんな中、母親もたまには友人と外出することがあります。それは当たり前の事ですが、父親は1人になることが出来なくなってしまったそう。そんな日は、友人の兄か、もしくは友人どっちかが実家に帰り、泊まる必要があると話ていました。
私は、友人の父親が、どう日々を過ごしてきたのかは分かりません。
然し、仕事一筋でいた人が、定年退職したら、目的を失い生きる気力がなくなったという話、少なくないと感じます。
高校生の頃、バイトをすることが楽しみでした。それで、中学時代の同級生と、バイトをしているか?を話たことがありました。
「うちはお金に困ってないから、バイトなんかしなくていいから、勉強しなさいと、親に言われたから、しない」
と言われたことがありました。
私は、心の中で、「バイトも勉強の1つだと思うけど、、」って思いましたが、口にしませんでした。
私も、透視ヒーリングを行う為に、勉強をしました。ですので、勉強が必要ないとは全く思いません。勉強したことが、今に生かされていることは、数えられないぐらいあります。
然し、それだけではないです。
もう1つ大切なのは「遊び」だと感じます。
私は、エンターテイメントの世界が好きで、音楽を聴いたり、映画を観たり、あとはカフェでお茶をするのも好きです。
ただ楽しむ!そういく行為が、自分の世界を楽しめ、生きやすくなり、それがお仕事や、学びの上で活力になっていると思います。
海外に住んでいる方が、こんな話をしていました。
日本にいた時は、どんなに仕事で疲れていても、テレビをつけたら野球がやっていて、それを観て楽しかったけど、イギリスだと、テレビをつけてもまだ言葉がわからないし、面白いと思えない。それがストレスだと。
遊びはやはり、人間の必要な欲だし、生きる上で必要だと思います。
「遊んでないで、勉強しなさい!」とか「働かざる者食うべからず」という言葉が、「遊びは罪だ」という意識を持ちやすいのではと感じます。
日本人は勤勉で真面目な性格な方が、多いと思います。
それが駄目だとは、決して思いませんが、遊び心を持つことが、生きる上で必要なのでは?
それは、ポンペイ都市からとても感じました。
皆さんは、何している時が楽しいですか?
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