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ギャル文化と貧困とメディアについて
こんばんは。fleurs de voyageのlouis(ルイ)です。
私の身近な人で、小学生のお子さんを持つ方がいます。
最近聞くのが、今の小学生はギャルになりたい子が多いそうです。
お化粧やネイルをした小学生達が、YouTubeを使って情報発信をし、それを同世代の子達が観て、真似をしたいと思う子達が増えているそうです。
私は、小学3年生の時、初めてお化粧をしました。て言っても、色付きリップクリームを学校につけていくぐらいです。
当時の私は、オレンジ色とピンク色のリップクリームを持っていました。学校の女子トイレで、「オレンジ色いいよね!」と同級生に言われた記憶です。
ですので、今の子供達がネイルしたり、お化粧をしたりしたい気持ちは共感出来ます。
それで、なんとなく小学生達が発信している、YouTubeを観てみました。
そしたら、、え?
あ、これ個人的に発信しているのではなく、メディアが子供達を起用して発信しているものなんだ、、と知りました。
そうなると、ちょっとかなり疑問です。
YouTubeは子供達が鞄の中身を公開する内容になっているのですが、かなり高級な物がたくさん出てきます。
シャネルのお財布
化粧品などです。
一般的な小学生は当たり前ですが、アルバイトすらまだ出来ない状態ですので、シャネルなどの高級なお財布や、化粧品を買うには、どのくらい働かないといけないのか?はわからないですよね。
ですが、自分たちと同い年ぐらいの子達が、普通に鞄から高級品が出てくれば、普通に持てる物だと思うと思います。
私がもし今小学生なら、そう思うでしょう。
その一方で、今の日本は6人に1人が貧困状況だと言われ、まともな食生活、教育が受けれないご家庭が存在するのも事実です。
子供達が自発的に、SNSを使って発信していくのではなく、メディアが子供達を起用し、「高級なものを持つ、ギャルな小学生」というモデルを作り、商売促進するのは、どうなのか?と疑問に思いました。
ほとんどの子供達が、豊かな生活が保証されているならいいのですが、そうではない現状があるにも関わらず、このような演出をさせてしまうのを、もう少し考えてもらいたいと感じました。
そんな動画を観させなければいい!という考えもあるかもしれません。現に最近、オーストラリアでは16歳未満はSNS利用を禁止する法案が可決されました。
先日ある情報バラエティ番組でも、小学生のギャルの子達の特集をしているのをたまたま観ましたが、派手な格好していても、勉強もしているし、礼儀正しいということを強調していました。
確かにそうなのかもしれないのですが、金銭的な表現がかなり危険だということに、なんとも思わないのか?とメディアの無責任さを感じました。
情報がすごいスピードで溢れる世の中です。
情報は、すべてが必要ではなく、不必要なものも溢れています。
自分に必要なのはどれか?を自分自身で選択することが、とても大切な時代だと感じた出来事の一つでした。
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