【新型コロナ】ワクチン接種と免疫不全
世界各地でオミクロン株の感染拡大がピークを超え、次の変異種BA1.1が蔓延してきているという中で、気になる報道がありました。
エイズ(後天性免疫不全症候群)を従来よりも早く進行させる毒性の強いHIV(ヒト免疫不全ウイルス)変異株が発見されたというのです。
HIVは免疫細胞の1種、CD4陽性リンパ球を破壊し、感染者の免疫力を弱めることで様々な病気に罹りやすくなるウイルスです。
HIVに感染した結果おこるエイズがどういう病気か、については以下のページで分かりやすく説明されています。
HIVの感染は以下のような場合に起こります。
・セックス中の体液への暴露
・既存の患者からの血液感染
・妊娠、出産、授乳を通じての母子感染
このウィルスは感染力が非常に弱いため、キス、食器の共用、汗、握手、蚊、唾液、トイレ、お風呂、プールなど日常生活では感染しないとされています。
2020年末までのデータでは、世界のHIV陽性者数は3760万人、新規HIV感染者数は年間150万人、年間の死亡者数は69万人となっています。
今回みつかったHIV変異種は、オランダを中心とした合計109人のHIV患者から見つかったものでした。
*ヨーロッパで主流とされるHIVの種類
また、別のForbesによる記事の中では、新型コロナの変異との関連を懸念する内容も記されています。
▼HIVとコロナウィルスの共通点とは
ここで思い起こすのが、新型コロナウィルスとHIVの類似性を発見したという2020年のコロナ禍初期での研究です。
上記は香港のSouth China Morning Postでの記事ですが、抜粋すると以下のような内容が語られていました。
WHOによるパンデミック宣言がされる1ヶ月前には、昨年 1月で、インド工科大学の研究者が、コロナウイルスに HIV の要素が挿入されている、という内容の論文を発表しています。
これは後に撤回されたものですが、以下のような内容でした。
.......................
新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。
「GTNGTKR」(挿入1)
「HKNNKS」(挿入2)
「GDSSSG」(挿入3)
「QTNSPRRA」(挿入4)
驚いたことに、挿入しているこれらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだった。ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ないため、これは驚くべきことと言える。
この 4種類のタンパク質の挿入は、最近の臨床患者の分離株から入手可能な新型コロナウイルスのすべてのゲノム配列に存在することが観察された。
これらの挿入源を知るために、さらに解析を進めると、予想外に、すべての挿入がヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)と一致した。
.......................
実際、2020年の2月には、タイの病院で中国人旅行客の重症患者に抗エイズウイルス(HIV)薬とインフルエンザ薬を併用して投与し、病状が回復したという事例も報道されてましたね。
2021年に入ると、イギリスの権威ある医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」で、シンガポール国立大学病院の研究者による「新型コロナに感染した患者たちにHIV の偽陽性が出る」という旨の論文が掲載されました。
コロナウィルスは人体に感染する際に「スパイクタンパク質」(写真でよく見るトゲトゲの部分です)を利用して、ヒトに細胞に吸着し、細胞内に入り込むことで感染状態にする、というメカニズムを持っています。
上記で示した記事は、スパイクタンパク質がHIVのタンパク質に「類似している」ことを示唆しているようにも思えます。
スパイクタンパク質についての詳細は、以下の記事をご覧ください。
▼ワクチン接種後に体内で作られるスパイクタンパク質はどうなのか
前述のインドの大学での研究で解析されたコロナウイルスは、武漢で発生したコロナウィルスと同じものでした。そして、中国当局が発表したコロナの遺伝子配列をもとに、現在流通しているほぼ全てのコロナワクチンが開発が進められました。
その後2年間でコロナウィルスは何度も変異を繰り返していますが、ワクチンに関しては武漢型ウィルスをベースに作られているわけです。
すなわち、ワクチンを接種した人々の体内では、HIVウィルスのタンパク質との類似性も指摘されていたスパイクタンパク質が作られていることになります。
2020年の冬には、オーストラリアで開発中だったワクチンについて、それを示唆するニュースが報じられていました。
コロナに感染したのではなく、「ワクチン接種した人からエイズの陽性反応が出た」。
当時はあまり大きく報じられませんでしたが、これは注目すべきポイントでしょう。
すでに世界中で30億人以上がファイザーやモデルナのmRNAワクチンを接種しています。それらが作り出すスパイクタンパク質は遺伝子操作されたものなので(コロナウィルスのそれとは完全に同じでないにせよ)、もし大規模に調査すれば、同じようなHIV陽性の事例が見つかる可能性があるのではないでしょうか。
▼ワクチン接種が免疫反応に悪影響を与える
2022年に入りオミクロン株での感染が広がる中、欧州連合(EU)の医薬品規制当局は、コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を繰り返し行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがある、と警告を発しました。
当アカウントでも、ワクチン接種後に現れるさまざまな副反応を悩まされている方々のツイートを集めて記事にまとめていますが、その中には免疫の下がった際に起こりやすい症状も見受けられます。
ワクチン接種後の免疫低下による症状について、アメリカの有志の医師たちのグループ「Americas Frontline Doctors (アメリカの最前線の医師)」は、さらに踏み込んで、「ワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDS)」と名付けて記事にしています。
従来のワクチンとは違い、コロナワクチンはウィルスの一部であるスパイクタンパク質をヒトの体内で細胞内に再現させるように人体を誘導します。
そのために以下のような症状が起きると言います。
*感染症を引き起こす病原体に感染したホストのうち、通常考えられる以上の二次感染例を引き起こす者のこと。
ちなみに、つい先日亡くなったフランスのウィルス学者、リュック・モンタニエ博士は、亡くなる前にこんな発言をされていたようです。
モンタニエ博士はHIVを発見し、2008年にはノーベル医学生理学賞を受賞されていたというキャリアを持つ方でした。
しかし、受賞後はワクチンに反対する姿勢のために医学会から「異端児扱い」されていたと下の記事にはありまして、おおむね他の大手メディアでも同じような論調で書かれています。
モンタニエ博士が反対していたワクチン業界では、コロナ禍の今のタイミングで、モデルナ社がコロナウィルスで初めて実用化されたmRNA技術を使ったHIV用のワクチンの試験を始めると発表しました。記事中には、ビル&メリンダ ・ゲイツ財団がこの開発を支援しているとも書かれています。
また、ファイザー社がコロナワクチンに加えて、コロナウイルスの軽症から中等症の患者を対象にした飲み薬「パキロビッドパック」を発売していまして、すでに日本政府は200万人分の供給を受けることで合意しています。
この薬については、報道の中で気になるポイントがありました↓
なんと、エイズの治療で使う薬とセットで飲むのだそうです。前述したコロナ初期のタイでの治療の成功例を思い起こさせますね。
ここでそもそもの話になってしまいますが、新型コロナワクチンの開発中には国民の7〜8割がワクチン接種すれば、集団免疫によってコロナ禍が終わると喧伝されていたように記憶しています。
それが、以下のような有様に。これまでアフリカを除いて、コロナ禍はじまって以来で最大のピークになりました↓
詳しく見てみると、以下に示したブースター接種された率が高い地域(おもに欧米先進国)ほど、感染者も増える傾向が見出せます。
さらに、日本での100万人あたりの死亡率はコロナ禍が始まって以降での最大を記録してしまいました。「ワクチン接種は感染予防にならないが重症化を防ぐ」という苦しいスローガンにも、疑問符を付けざるをえなくなっています。
こういったワクチン接種の開始後に起こった出来事を単純化すると、以下のようになります。
・2回のワクチン接種が行われた
・それに対して2つのコロナ変異種が現れ、感染が拡大した
・3回目もしくは4回目の接種が行われている
・感染のピークは去ったが、再び変異種が現れている
・ワクチン会社が治療薬を緊急承認させようとしている
これまで私たちが持っていた常識では、ワクチンは感染を予防する手段だったはずなのですが、いつの間にか重症化を抑える手段に変化し、さらに治療薬まで必要だと言うのです。
公式の数字では、日本でのワクチン接種率は80%以上、特に高齢者では90%を超える人たちが接種を済ませたこのタイミングで・・・。
そしてこれから3回目のブースター接種、さらに5〜11歳までの子供達への接種も始まろうとしています。
もし、「アメリカの最前線の医師」やモンタニエ博士の残した言葉が正しかったとすると、今後ワクチンを打てば打つほど、HIVに感染したかのような免疫不全状態の人が増えて、同時にさまざまな病気が蔓延していく。
同時に、その治療薬やmRNAのエイズワクチンへの需要も爆発的に増えていくのではないかな、という想像が働いてしまいますね。
もちろん、ワクチン接種との因果関係はウヤムヤにされたままでしょうが。
▼関連ツイート
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます!
多くの人に読んでもらい、この情報を広めていただきたいので、基本すべての記事を【無料公開】にしております。ぜひ、TwitterやFacebook、LINEなどで<シェア>をお願いします。
また、記事が気に入ったら、ぜひ【コーヒー代】程度のサポートをいただけると非常に嬉しいです!今後も、皆さんに役立つ記事を配信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
記事が気に入ったら、ぜひ【コーヒー代】程度のサポートをいただけると非常に嬉しいです!今後も、皆さんに役立つ記事を配信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。