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仕事したいおじエンジニアへのレクイエム

最近、時間があればnoteを書くようになりました。
半分は自分の思いを吐露する事でストレスを減らしたりする為。
半分は同じ思いだったり考えをして悩んでいる方の為です。

先日も
”40代 中年MAエンジニアが、会社が倒産してフリーランスになるまでにやった10のこと”
という記事を書きましたが、ありがたいことに同じ境遇の方にコメントを頂き、
他にも似た様な悩みを抱えている方がいること、
そして
40代からのエンジニアという職業との向き合い方
を考えさせられました。

今回はそんなミッドエイジクライシス予備軍40代50代の皆さま方に向けて、
どうやったらこの楽しい仕事を長く続けていけるのか」
を中年ど真ん中の私が考えていこうかと思います。

※このnoteの中では中年のおじさんのことを愛着こめて「おじ」と表現しています。
「おじ」を使うからといって、私はいただき系ではございませんので、ご了承ください。


悲しきおじエンジニアのつくりかた

20代の時は、スタジオに無事就職でき、
憧れのプロ機材と好きな音に囲まれて仕事ができ、
つらいことも多いですが毎日が楽しい日々でした(美化される過去)
肌艶テカテカ、髪の毛フサフサ。
多少寝なくても元気100倍。
焼きたてアンパンマンの様な時代。
そして、いつかバリバリ働く輝ける先輩のようになりたい….。
そう思っていました。

そして30代になり、
メインで色々な仕事を任せられる事も多くなり、
体力、経験共に充実
ここから輝ける未来へ一直線っーーーー!!!!
夢の売れっ子エンジニアまでもう少し!!
Go to Urekko!!
Yeaaaaah!!

そして来たる40代。



あれ….

あれあれ….

ハッ!
20代、30代に描いていたエンジニア像と違うぞ。
グルーポンのスカスカおせち事件くらい違うぞ。
全然ちがうじゃーん”
”というか別もんじゃーん”
という正月から聞こえた悲鳴の如く、
心の叫びが聞こえてきます。

この時、やっと過去の理想と現実との差に気付き、焦りが生まれる。
そして、ある瞬間思うんです。

ずっとこのままなのかもしれない…

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