『DigiDaigaku NFT』Web3ゲームの頂点を目指す!
本記事は連載型で、一度ご購入いただいた方に継続的にDigiDaigakuの解説をお届けしてまいります。
2022年10月23日掲載
概要
DigiDaigakuは2022年8月10日にフリーミントされたアーリーステージのWeb3ゲームNFTコレクションです(執筆時点でミントから2ヶ月)。ERC721規格をゲームのために拡張した「AdventureERC721規格」を有しており、オンチェーンとオフチェーン両方で機能するMMOゲームを開発中です。
Free Mint(2022年8月10日)→ フロア 11.5ETH(2022年10月23日時点)
サプライ:2022体
メインコレクション3 + Collabコレクション1(2022年10月23日時点)
VC:Paradigm, FTX, CoinBase Ventures他より$200Mを調達
Founderはアメリカ出身のGabriel Leydon氏(42)、モバイルゲーム業界でFree to Playモデル(フリーミアム、F2P)を応用して$5Bの売上を作った連続起業家です。2008年にカリフォルニアにてモバイルゲーム会社Machine Zone(以下、「MZ」)を創業し、14年~18年にかけてiOS・Android 双方のアプリストアでランキング上位を連続獲得、5年間で$4.5Bを売上げました。
DigiDaigakuではWeb2で確立したF2PをWeb3用に発展させ、Free to Ownモデル(F2O)を提唱。クリプト界最大手VCとMZ時代に信頼を築いたVC からは、平均的なMMOゲーム開発費$50Mを優に超える$200Mを調達しました。「DigiDaigakuを通して、全世界10億人のWeb2ゲーマーをWeb3にオンボードさせる」というミッションを掲げています。
Discordでは親しみを込めて"Gabe"と呼ばれているため本記事でもそうしていきます。
DigiDaigakuワールド(以下、「Digiverse」)のメインNFTにあたるGenesisコレクションはLimit Break社(以下、「LB」)によってローンチされました。LBは、Gabeが昨年2021年8月にMZメンバーを母体として創業したスタートアップで、約1年間の準備期間を経て表舞台に現れました。
F2O(Free to Own)とは?
GabeはWeb2時代にF2Pやフリーミアムと呼ばれる基本プレイ無料モデルを応用してゲームビジネスを成功させました。そしてDigiDaigakuでは「ゲームアセットのNFT化(=完全所有)」など、Web3的要素によってF2Pを発展させたF2Oモデルを主軸にプロジェクトを展開していきます。F2Oは、Web3ゲーミングの主流であるP2E(Play to Earn)との比較では別の定義づけがなされるなど非常に多角的な概念です。そこで本記事では単純化のため、「フリーミントで入手でき、エアドロが定期的に行われるNFTを中心にして展開するプロジェクト、またはそのモデル」とF2Oを定義することとします。
ここがすごい3選
①F2O x AdventureERC721 = Web3ゲームの大衆化
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