全てを"BET"したラスベガス遠征記
2024年8/23 (日本時間だと24日)
アメリカ、ラスベガスで行われる「Road to UFC Season3」の準決勝に河名マストが出場するため、久しぶりにアメリカへ来ました。
アメリカへ本土へは何度か来た事があるのですがラスベガスは初めてです。
動画や映画で見た事のある建物がいっぱい。
こっちに来る前日まで我が青春の「ADCC」や岩本君が出場した「CJI」(Craig Jones Invitational)が開催されていました。
嵐の出航
8/18(日)
出発の日、河名君からLINEがあり「飛行機が変更されています」と連絡があり当日の朝に羽田空港から成田空港への変更を知りました。
出発地変更後の出発時間は15:40…
ロータスにミットを取りに行く予定だったので"時間に余裕がある"と思い「柔術クラスをやって途中で抜ければ全然間に合うでしょ」とリムジンバスをちゃんと間に合う時間に予約しました。
この考えが嵐の前触れでした。
変更された事を奥さんに伝えた時「練習なんてしてないでちゃんと時間を守って行くように」と釘を刺されていましたが"時間に余裕がある"と思ってしまっていた私は柔術クラスをしっかりやってスパーリングもしっかりとやってしまいました。
※上林さんと北垣さんが来ていたので"やらない"選択肢はありませんでした。
さすがに間に合わないと困るので気持ち急いで早上がり。
練習して、シャワー浴びて、着替えて、準備して、予約したリムジンバスにギリ間に合う時間にロータスを出たのですが…
駅に着いたら冗談みたいに人身事故…
こんな事ありますか?
アメリカ行くための荷物持って、ギリギリ攻めてる時に魂の人身事故ですよ。
すぐに河名君に連絡して人身事故と柔術クラスをやってしまった事を言ったら「追い込みすぎです!」と言われ、奥さんに連絡したら「忠告を無視するからだ」と一括されました。
急いで甲州街道まで戻りタクシーを呼ぶ電話をかけまくりました。
案の定みんなタクシーを使うのでどこに電話しても呼べる車両が0…
このご時世、流しのタクシーなんているはずもなく早々に詰んでしまいました。
このままだと完璧に飛行機のチェックインに間に合わない状況にあたふたしていたらさっきまでロータスで練習していたトシアキが前から歩いてきて「どうしたの?」と尋ねたら「人身事故で帰れないのでお母さんに迎えに来てもらうんです」と!!!
天使が舞い降りたかの如く「新宿まで送ってほしい」とお願いしたら快く承諾してくれて心の底から感謝の気持ちが溢れ出ました。
急いでリムジンバスの予約を取り直し、トシアキのお母さんが到着したら運転を代わってもらい自ら運転して新宿まで急ぎました。
その時のドライビングテクニックは、フランスの空港へ向かうタクシーの運転手を凌ぐものでした。
コレから自分の事を"烏山の鈴木亜久里"と呼んでいただいても差し支えないかと思います。
トシアキとお母さんが奇跡を起こしてくれたおかげと、完璧なドライビングテクニックで予約し直したリムジンバスの時間にも間に合いなんとか1面クリア。
まだ空港に着いていないので油断は禁物なのですが、私はすでに疲れ切っていました。
無事リムジンバスにも乗り、道中渋滞もなく無事目的地成田空港に到着。
しっかりチェックインの期限には間に合ったのですが、そもそも遅刻しているので急いでチェックインカウンターへ行きました。
チェックインの機械にパスポートを差し込んで行き先を入力すればチケットと手荷物のシールが発券されるはずが、何度やっても発券されず航空会社の人に手伝ってもらうも発券できず困っていたら河名マスト発見。
河名君と共に機械へ行って再チャレンジしたら普通に発券できました。
発券できなかった原因は、当初の予定はサンフランシスコ乗り換えでラスベガスだったので行き先をSan Franciscoと入力していたので「予約されていません」と蹴られて、さらに飛行機が変わってデンバー経由ラスベガスに変更になっていたので行き先をDenverと入力しても出ずと思っていたら…
わざわざ経由する乗り換え地を入力せずとも普通にラスベガス行きって入力すれば良かっただけの話でした。
もう一度、私は疲れ切っていました。
色々あって出国手続きも完了し無事制限エリア内へ入る事ができました。
朝から何も口にしていなかったので何かすぐに食べれる物をと限られた時間の中であっち行ってこっち行ってしましたが全てのお店、コンビニが大行列…
やむなく自販機でお茶を買い一気に飲み干して飛行機へ搭乗しました。
飛行機に搭乗したら席番がかなり前の方で「何かいい事ありそう」と思いこんでいたら、やっぱりいい事がありました。
席がプレミアムエコノミー(しかも一番前)で思わずパチリ📸
フランス行く時のめちゃくちゃ話しかけてくる横に座った重量級のおばさんもいない最高の席でした。
一度、韓国に行く時"Wブッキング的"なトラブルでビジネスクラスにグレードアップしてもらい座ったことがあるのですが、フライト時間が短すぎて何も感じませんでした(笑)
乗り換えの地デンバー
乗り換えで降り立った初めて来るデンバー…
成田空港から約10時間40分とやや長いフライト時間でしたが、プレミアムエコノミーのおかげでほぼ何のストレスも無く飛行機を降りました。
空港内で入国審査や一度手荷物を受け取り再度チェックインするだけの経由地でした。
ラスベガス行きの国内線に乗るまで約3時間半ぐらい時間があったのでCJIをチェック。
岩本君とジョセフをやっつけた、ルーカスバルボーザ…に普通に勝っちゃうリーヴァイ。
使っている技術は本当に何でもないガードなのですが、組手全てのクオリティがとても高く美しい"柔術"に脱帽しました。
アンドリュー・タケットもテンション高くハッスルしていて強かった。
ケイドとニッキーロドリゲスも当たり前に強かったです。
準決勝、決勝共に見応えのある素晴らしい試合でした。
来年は"怪獣"二宮寛斗出陣させるしかない!
よく考えたらコッチだとみんな大きいから"ミニラ"だな。
入国審査へ向かう通路にインディアンのパネルがいっぱい貼って「ジェロニモの故郷なんだろうな」とふと思いました。
Welcome to Las Vegas!!
8/18(日)※現地時間
そんなこんなでラスベガス到着。
もちろん初ラスベガス。
ホテル内はもちろん、空港内にもカジノがあり結構な人達がお金を散財していました。
着いて早々どうしてもスーパーやコインランドリーの距離感が知りたくてgoogle mapで検索。
今開いているスーパーまでの検索結果は徒歩23分…
やはりホテル近辺には目ぼしい施設は無く、確実に疲労困憊の中歩いて行く距離ではないのですが、興味の方が勝り歩いて行ってみることにしました。
道中街灯がバッチリで明るいのですが、まず歩いている人がいない。
普通に道端でたむろしている人達や物乞い風の人がいて安全かどうかはわかりません。
15分ぐらい歩いたところに色んなお店が入っているモール的な場所があり道路の反対側に「クルンサイアム」(ラスベガス店)を発見!
日本にあるクルンサイアムと一緒か知りませんが「海外で食べ物に困ったら"SUBWAY"or"タイ料理"」と決めているので、わざわざ出歩いてクルンサイアムを発見できたのは大収穫でした。
やっとスーパーに到着しました。
徒歩23分表記だったのにホテルの敷地から外に出るのを遠回りしてしまい30分近く歩いていました。
スーパーは中華食材を扱ってるお店で精肉鮮魚なんでもあれのスーパーでした。
この日は巨大なお水とバナナ2房だけ買って帰路に。
帰りは23分前後でホテルに帰ってこれました。
足は飛行機のむくみとスーパーまで歩いたせいでパンパンでした。
遠征の本気
過去の海外遠征時の経験を活かし、今回は本気を出して「やれるだけ自炊セット」を持参しました。
持ってきた物は、炊飯器、電子ケトル、お米、炊き込みご飯の素、お味噌汁、レトルトカレー等々です。
炊飯器の電圧問題が生じて一回挫折しかけましたが何とか解決。
次なる問題発生は、内蓋を家で洗ったまま置いてきてしまった事です…(笑)
内蓋なしで普通にご飯が炊けて良かったですが、コレで炊けなかったら立ち直れませんでした。
そろそろお米がつきそうですが大丈夫!
この前行ったスーパーにお米が売っていたので買いに行けばいい。
ありがとう自分!
8/19(月)
朝ホテル内に設置されてるUFCのオフィスへいき出場選手のチェックイン。
試合までのスケジュール確認や指定の試合着、セコンド着の配給、この日選手が食べる減量食まで配られていました。
まだ本契約していませんがこの待遇。
やはり規模の違いを感じざるおえません。
コインランドリーチャレンジ
どこかに遠征に行った時、というか普段からコインランドリーを使って洗濯乾燥するのが趣味で国内問わず海外でもできる時は積極的にコインランドリーを探して使用しています。
理由は、洗濯物も気分も洗われ乾燥機のおかげでふかふかになるからです。
あと乾燥機から出してすぐの熱々の洗濯物をたたむ瞬間もなぜか好きなのです。
ちょうど原口君のマネージャー兼セコンドで来ていたケイさんに近隣のコインランドリーを探してもらい発見。
やはり徒歩20分前後と遠目でそれなりの覚悟がないと歩いては行けない距離にありました。
遠いとか近いとかそういう問題ではなく、来る直前に柔術やったので汗ビチョの道着をこっちまで持ってきたので熟成発酵した道着をしっかり洗わなくてはいけなので行く行かないの選択の余地はありませんでした。
ケイさんから「ベガスは夜そんなに治安は良くないので」と言われていたので安全のため日があるうちに行きました。
昼に来て大正解!
やはり徒歩ちょうど20分。
スーパーローカルな場所にあり夜はさすがに来れません(笑)
コインランドリーの価格は
洗濯機(小) $3.25
洗濯機(中) $5.25
洗濯機(大) $7.25
※お湯で洗う場合+¢50
乾燥機(中) 30min $1.75
です。
カード払いができて便利でした。
そういえばgoole mapでコインランドリーと検索してもホテルのランドリーサービスが検索されてなかなかうまく行かなかったのですが「Laundromat」って検索すれば出てくるって初めて知りました。
ケイさんありがとうございます。
選択乾燥を待っている間、隣接しているコンビニというか売店というか何でも屋さんで炭酸水を買って飲もうとレジに持って行ったら、一緒にレジに並んでいたおじいちゃんが私の耳を見て「お前レスラーか?」と話しかけられました。
「俺の息子はアメリカ代表でオリンピックに出てた」とか、組手の話をしてると思ってたら急に自分の手を取り、身振り手振りして「こうやって逆転されてフォールされたんだ」とレジの向こうにいるファンキーな店員さんと自分に色々教えてくれました。
財布を出してお金を払おうとしたら「レスラーだから奢ってやる」と言われてありがたくご馳走になりました。
耳がわいていて初めて得したかもしれません(笑)
柔術もレスリングも良い国際交流の種になるので皆さん是非初めてみましょう。
UFC Performance Institute
洗濯乾燥後ホテルに帰宅し全力休憩かと思いきや河名君から「16:30〜「UFC Performance Institute」(P.I)に行って練習します」とお達しがあり小休憩に変更せざるおえなくなりました…
はい!来ました!時差ボケ先輩。
飛行機での移動ダメージ、洗濯乾燥が終わって気が抜けたのと炎天下の中昨日今日と歩きまくったせいで確実な疲労感と時差ボケ先輩がどっとやってきました。
普段だったら喜んで練習に行くのですが、目がまわるぐらい眠くさすがに「ゆっくりさせてほしい」とは言えずみんなでUberを呼んでP.I行きました。
さすがアメリカ…
色々な施設が合体した選手と会員さんが練習やトレーニング、治療が一気にできる建物で練習スペースも十分広く、みんな各々が自由に練習していました。
さあ眠いながらも練習を仕切らないとダラダラになってしまうので仕事ができません。
みんなでざっと1時間強動いて終了。
最後に試合と同じケージが空いたので中村君と二人で確認作業して終わり。
動くと目も覚め、この日はいい感じで時差ボケ先輩は去っていってくれました。
河名、中村両者が「冷凍サウナに入りたい」と言うので私は入口のソファーで待機。
帰りにUberを呼ぶと相乗りだったらしく断念。
入口付近でどうしようか話をしていたら女子の選手とコーチらしき人達に「一緒に乗って行こう」的な話でまとまってP.I〜UFC Apexの方まで歩いて移動。
呼んでくれたUberは、乗れても3人乗りで一気にみんな乗ることは諦め普通に別々に帰路につくことになりました。
そんなこんなでホテルに帰宅。
しっかり練習着の手洗い洗濯、自炊して、やっと全力休憩したのでした。
とても長い1日です。
UFC Apex
8/20(火)
今日は、試合会場でもある「UFC Apex」に移動してアンチドーピングの講習、各々選手の取材、撮影などが行われました。
アンチドーピングの講習は、薬物検査による「うっかり陽性」のリスクをなくすためのもので完全に使っていい物、悪い物と分かれており「このマークが付いたサプリメントだけを接種して下さい」と説明されたのと諸々処方されてる薬の申請や試合までの薬の服用期間、期限、薬物検査の正確性について説明されました。
「とにかくチートは許さない」と言う姿勢は素晴らしいと思います。
正直「このマークが付いたサプリメントだけ摂取して下さい」って説明された時「マルチ商法(ネットワークビジネス)のセミナーってこんな感じなのかな…」と考えたりもしました(笑)
すぐ隣に試合会場があったのでチラ見。
大きなスタジオみたいな感じでB-TEAM軍団が出場してた"UFC Fight Pass Invitational"の動画で見た所で少し感動しました。
オフィス、撮影スタジオ大小多数、試合場、多目的室いっぱい…
すごい場所でした。
UFC Apexから帰宅後小休憩を挟み午後練習。
中村君が体調不良で練習を欠席したためホテルのマットスペースを使い二人でサッと練習。
自分の練習では無いのでタイマンだと練習テンポが早すぎて質を上げ切れないのと、自分が試合前の河名マストの圧力に体が耐え切れて無いことを実感しました。
残念ですが認めざるおえません。
日本食品スーパー
8/21(水)
教えてもらった日本食品スーパーへ行ってきました。
先日行った中国食品スーパーの近所なのでもちろん徒歩23分。
めちゃくちゃ強烈な日差しと暑さで他に歩いている人はいません。
スーパーの中に日本人女性の店員さんがおられ「こんにちは」と挨拶したら「こんにちは」と返してくれました。
当たり前ですが日本食品スーパーなので日本の食品沢山。
旅行で来ていたら浮かれて色々買ってしまう所ですが、私は炊飯器持参の本気の遠征。
こっちに来て全部食べてしまって無くなったお米の補充と河名君の水抜きの時に舐める飴とハイチュウを購入して帰路につきました。
レジの精算時「日本から来たの?」と聞かれ「はい」と答え、その後数秒の沈黙が続き「ありがとうございました」と店を出ました。
ほんの数秒の会話でしたが、変な圧を感じてしまい心の扉を自ら開こうとは思いませんでした。
今度ラスベガス来た時は、またココに来て今度はもう少し前に出てみようと思います(笑)
黙想の練習
灼熱のスーパー散策からホテルに帰宅して一息。
買ってきた物を河名君に渡して、ご飯食べて「時間見てこれからプールに行く」と言うのでそれまで待機と思ってベッドで待機ついでに小休憩。
YouTube見ながらゴロゴロしてたら目がしょぼしょぼし出し一回閉眼…
この閉眼は目に見えないものまで見えるようにする"第三の目(第六チャクラ)"を開眼させるためのポジティブな「黙想の練習」のはずでした。
多分13:00過ぎに閉眼→… 20:17起床。
黙想の練習し過ぎて1日が終わってしまいました。
起きた時に河名君が横にいて景色自体は何も変わっておらず、外は真っ暗、プールにもしっかり行ったようで動画も撮れず、ただただ1日が終わっていました。。。
黙想の練習し過ぎたせいで目はギンギン、一切の眠気とおさらば出来たのでnoteを朝方まで執筆。
朝から水抜きの予定があるので、さすがに3:30過ぎにはもう一度寝ました。
ちなみに目一杯黙想の練習しましたが、スッキリするだけで第三の目の開眼する気配は一切ありません(笑)
水抜き開始
8/22(木)
3:30に寝たのに7:00前には起床。
中村君が部屋に来て水抜きのセッティング開始。
浴槽にお湯を溜める(エプソムソルトin)
浴室外にバスタオルを敷いてアルミのシート被せる
全身に塗布する汗だしスキンクリームの確認
水等飲み物準備
浴槽にためたお湯が熱過ぎて足を入れた途端出てきてみんなで大笑い。
水入れたり、混ぜたりして、色々手を施しましたが少ししか改善せず時間の関係でやむなく熱々のお風呂に入ってもらいました。
まさかの水抜き一発目の入浴が「セルフ熱湯コマーシャル」!
追い込み方が違います(笑)
1セット目
7:16 半身浴から開始
半身浴(熱々)→20分
汗出しクリーム全身に塗布
アルミ巻き→15分
2セット目
1セット目から休憩なしで半身浴in
半身浴(やや熱)→20分
汗出しクリーム全身に塗布
アルミ巻き→15分
5分 休憩
3セット目
半身浴(ぬるめ)→15分
汗出しクリーム全身に塗布
アルミ巻き→20分
※ここで汗の出が少し停滞
15分休憩
4セット目
15分休憩中に"グランド整備"ならぬ、一旦全てのお湯を抜いて、浴槽を掃除し、お湯を入れ替え、ぬるめ→熱めに変更。(エプソムソルトin)
「熱すぎる」とクレームが入ったので少しだけお水足して、後は二人で声出したり応援して入ってもらう事に。
半身浴(熱め)→15分
汗出しクリーム全身に塗布
アルミ巻き→20分
5セット目
ここで予備計量の時間制限がギリギリになり電話が鳴り出す。
残り300前後だったのでアルミ巻きから休憩なしでお風呂へ戻ってもらう。
「10〜13分入って」と言ってラストスパートを促し、実はタイマーを戻して部屋を出なきゃ行けないギリギリの時間まで15分と少し頑張ってもらうことに。
半身浴→15分
半身浴してる間に着替えとリカバリー食を準備して体を拭いて服を着ればいつでも部屋を出れる状態に準備万端。
半身浴後、速攻で体を拭いて体重計乗って予備計量場所へ急いで行きました。
11:14
予備計量クリア
※この時点で100g以下のオーバーだったようです
バスに乗って計量場所のUFC Apexへ
到着後再度予備計量。
OKが出て指定の計量下着に着替えて本計量。
本計量で係の人がなかなかOKと言わないので「嘘でしょ?」と思っていたら「パンツを脱げ」と全裸計量に。。。
計量クリア!
これで一安心、UFCから支給されるリカバリードリンクを飲み復活。
一応リカバリーのやり方等レクチャーされるのですが、みんな守ってるかどうか不明です。
リカバリードリンクを少し舐めさせてもらいましたが、ぬるいショッパ甘いOS1的な…みたいな何かで乾いた身体にゴクゴク流し込むような味ではありませんでした…(笑)
しばらくして順番に並んでFACE OFFの撮影。
また順番にメディカルを受けてホテルへ帰宅しました。
つい昨日の事なのですが色々あって撮ってた水抜きの「ぶらマスト」見直して笑ってしまいました。
特にセルフ熱湯コマーシャル。
「熱湯コマーシャル」って言ってもスーパージョッキー自体河名君知らないと思います。
コインランドリーチャレンジ 2
計量から帰宅後、一旦荷物を部屋に置いて洗濯物を回収し再びコインランドリーへ行ってきました。
一回行ったことがあるので前回より遠くは感じませんでしたが、暑さはいつも通り。
灼熱の徒歩20分強の道を歩き倒しました。
もう洗濯もお手の物。
常連かのようにササっと洗濯開始。
待ってる間ベンチに座って待機。
奥に座っていたおばちゃん達が、怒ってるのか冗談なのか軽い言い合いしながらお茶してました。
言い合いしながらも二人で洗濯物をたたみそのまま去っていきました。
洗濯が終わって洗濯物を乾燥機に入れ、カードで支払って回し始めたら乾燥時間が63分に?
何やらカードのタッチする所を2回タッチしていたか?
30分と1時間を選ぶボタンがあって前の人が1時間にしたままにしていたのか?
謎ですが多めに払って40分乾燥回し、途中で開けるのが怖かったですが回ってる途中で開けて乾燥した洗濯物をたたんで帰路につきました。
次はミスの無いように気をつけます!
メインは鰻
洗濯乾燥から帰宅して夜のリカバリーご飯の確認。
何やら鰻が食べられるお店があると言うことで19:00の出発時間までベッドで小休憩。
しばらくはYouTubeを見てゴロンしてたのですが、程なくして「黙想の練習」の時間がやってきました。
そっと枕元にiPhoneを置き閉眼…zzz
しばらくしたら「時間です」と起こされ黙想の練習途中で行くことに…
正直、あまりの眠気…いや!黙想の練習がしたくて「見なかった事にしてほしい」と心の底から願いましたが、そうは問屋が卸さない訳でさっさと着替えて部屋を出ました。
タクシーで数分行ったところの「Izakaya TAKUMI」へ
店長さん、お客さんも日本人の方達がいて安心。
河名君は
ざる蕎麦
角煮
鰻丼
中村君は
ざる蕎麦
だし巻き卵
私は
California Roll
Spicy yellow tale Roll
を注文しました。
California Rollは、やっぱりカリフォルニアロールで
Spicy yellow tale Roll は、とてもSpicyでスパイシーでした。
みんなでしっかりリカバリーしてホテルに帰宅。
私は、執筆したり、お風呂入ったり、片付けしたりしながら河名君とカレーの話をしていたはずなのに河名マストはのび太君を超えるスピードで黙想の練習に入っていました(笑)
試合当日
8/23(金)試合当日。
昨日も早寝したので今日も早起き4:40起床。
試合の時やホテル出発時に眠気が来る恐れがあるので途中で黙想の練習必須。
朝ご飯に持ってきたラストレトルトカレー「スパイシーチキンカレー」食べる。
やはりこう言う普通のチキンカレーが一番美味しい事に改めて気づきました。
ずっと部屋のクリーニングを断っていたのでトイレットペーパーが無くなってしまう。
河名君が内線でロビーに電話するも早朝すぎてスタッフ不在(笑)
機を見て下に行ってトイレットペーパー補充をお願いしてくれて、掃除のおばさんが部屋まで持ってきてくれました。
そして今タイで行われてる「ONE Friday Night」を見ながら執筆中。
世良さんが三角で一本勝ち㊗️
メインがプンルアン・バンランバー(ランバー先生のジムの内弟子)なのでしっかり観ようと思います。
ランバー先生の弟子、プンルアン・バンランバー判定勝利!
今回はパンチで前に出てくるタフな相手に左ミドルを蹴って上手く戦っていました。
Road to UFC "SEMI FAINAL"
18:30にバス乗り場へ行き試合会場のUFC Apexへ。
試合まで少し時間があるのでドラッグテスト等手続きをさっさと済ます。
Road to UFCは、自身の試合が終わるとケージを出てすぐメディカルを受け、すぐにホテルに直行のピストン方式でした。
※別名「YAZAWAスタイル」和田さんがONEの試合後よくやっていました。
待機場所から大部屋の控え室へ移動し徐々に準備。
ある程度試合が進んだらアップ開始。
いつもより広い空間だったので存分にスペースを使ってサッと集中してアップ。
非常に良い流れ&段取りで確認まで出来ました。
入場口に呼ばれていざ試合。
※試合内容は、U-NEXT、その他各種媒体をご覧ください。
アップもバッチリ。
気合い、気力ともに充実しており、一番の大敵"待ちぼうけ"無し!
覚悟の決まった良い顔をしていました。
良い調子で挑みましたが、結果は完敗。
Road to UFC準決勝敗退でした。
「全身全霊全てを出し切ったのか?」と言われるとそれは確実に出し切れてはいないと思います。
シエ・ビン選手が想像通り心身共に強く、劣勢になってもパニックにならず、プランを変えず、自分がやりたい事を押し付けられてしっかり決着をつけられる形になってしまいました。
残酷ですが「勝てば全部持って帰れ、負けたら全部取られる」。
これがMMAです。
倒されてから非常に長い時間意識が戻って来ず、相当なダメージを受けたと思います。
とりあえずドクターの指示で起きるまで触らず待ち、話せるぐらいに起きたら声をかけ、一旦椅子に座って歩けるようになったら肩を貸しながらゆっくりケージを降りてメディカルで紹介状を書いてもらい、そのまま救急車で病院に直行しCT検査を受けに行きました。
病院に着く頃には意識もしっかりしており、試合の状況を確認したり、現実逃避の小ボケを英語で随所に入れてきたり、しっかり会話が出来るぐらい戻ってきていました。
しばらく病院のベッドで様子を見てドクターが「帰宅していいよ」と許可が下りたのでホテルに直帰。
帰宅時間が遅くなって近所のお店が開いていないのもあり、荷物を部屋に置いてそのまま通り向かいのデニーズへ。
3人でアメリカンな食事を食べ再びホテルへ帰りました。
帰国
8/24(土)
そうこうしている間に空港行きのバスの集合時間が迫っていました。
部屋に帰って来てすぐ順番にシャワーを浴びて荷造り&お部屋の片付け。
なんとか集合時間に間に合うように準備できバスで空港まで送ってもらいました。
そして今ラスベガスの空港内で執筆中。
河名君は試合終わってから病院に直行し、ご飯を食べ、荷造り&部屋の片付け、バスに乗って空港へ来たので一切の休憩をしていません。
今目の前のベンチで座りながら寝ていますが、これが現実。
気をつけて日本に帰りたいと思います。
帰国するまで終わらないRoad to UFC
ラスベガス〜サンフランシスコまで乗り換えのため移動。
約1時間40分前後のフライト時間。
乗って座って目を閉じたらすぐ到着でした。
サンフランシスコに着いて乗り換えまでの時間が約1時間半。
寝たら起きれないのもあり朝ご飯的にアサイーボウル買って食べました。
日本のやつより大きいですが美味しさは日本の方が美味しい気がしました。
アサイーの味なんてどこも変わらないと思うので、多分乗っかってる具の種類のせいだと思います。
サンフランシスコ〜成田空港までフライト時間は約9時間40分前後。
行きと違いパイロットの腕が良かったのか?荷物の積み込みが遅れ出発時間も押したのですが、それを軽く超えてくるタイムを叩き出しました。
到着予想時間は、日本時間14:50。
実際到着したのは、14:14。
「みんな試合で疲れてるから早く家に帰してあげよう」とパイロットの男気!凄まじい気迫!十分感じ取りました。
ありがとうございます!
今日のパイロットは「United Airlines のマーヴェリック」と呼ばれていても差し支えないと思います。
足関はノーポイント
8/25(日)
帰国後、税関を通過して到着口へ。
出てすぐ河名君がゲートを出てくる瞬間を「ぶらマスト」用に撮影しようと待ち構えていたら全然出て来ないので税関で止められ「運び屋」でも疑われているかとiPhoneを片手に楽しみに待機していました。
するとラスベガスから一緒に帰ってきたハツ日沖に「お疲れ様でした」と挨拶していたら「あっちに河名さんいましたよ」と教えていただき恥ずかしい思いをしました。
まさか先に違う出口から出ていたなんて…(笑)
無事最後の「ぶらマスト」撮って今回の遠征終了となりました。
試合の結果は残念でしたが元気?…とにかく日本に帰って来れて良かったです。
最後の最後に河名君のキャリーケースのキャスター折れました。
しかし普段の練習から「レスラーから足関節取ってもノーポイント」と言ってるのでこれもある意味足関節なのでノーポイントです(笑)
これにてROAD TO UFC ラスベガス遠征編終了です。
最後の試合の時から帰国まで駆け抜けました。
飛行機の変更や人身事故、天使の降臨。
時差ボケ先輩やレスラー推しのおじいちゃん。
黙想の練習とコインランドリーチャレンジ。
水抜きのお手伝いや初めての救急車と病院送り。
この度河名マストのRoad to UFC出場に協力していただいた皆様
UFC JAPAN並びに大会関係者の皆々様
練習相手とセコンドに来てくれたリンヤ中村
本当にありがとうございました。
ご覧の通り大ダメージなのは分かっていただけたと思いますので、まず全力休憩なのはマストです。
これからに関しては落ち着いてからまた話し合い、また機を見て本人のSNS等で発表されるかと思います。
お疲れ様でした。
寝ます!
寝れない!
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