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【GLADIATOR 029】初戴冠!急遽代打出場で本当になった「小森の日」

2025年1/12(日)
176BOXで行われた「GLADIATOR 029」のメインイベント GLADIATORライト級タイトルマッチに小森真誉が出場したので大阪へ行ってきました。


年末に来た急な代打オファー

この試合のオファーが来たのが12/27(木)のMMA選手練習が終わって矢地君の調整練習を終えて談笑してる時に「草柳さんから1/12試合、ライト級で話が来ました」と小森から言われました。
矢地君と二人で「断る理由もないし、チャンスだからやった方がいい」と背中を押し、そのまま試合が決定しました。

前回のPANCRASE(11/10)で負けて以来、平田君や矢地君の相手をする為ほぼ休まず練習はしていたので本人は何て思っていたか不明ですが「急なオファー、しかも減量幅の少ないライト級でも試合は出来る」と思いました。

試合が決定し長谷川賢さんと条件等で連絡し合っていたら「相手がタイトル戦を希望しているのでライト級のタイトルマッチになります」と言われビックリ。
「どうせ試合するのには変わりない」と思い二つ返事でOKしGLADIATORライト級タイトルマッチへと昇格しました。

翌日の練習前に小森にその旨を伝え驚いていましたが、そこからの小森は硬いのなんのって…
試合が決まってビビってるのか?興奮してるのか?いつも以上に必死でカッチカチに固く組んで来るのであれこれちょいちょいイライラさせてくるし、やり難いったらこの上ない感じでした(笑)


連敗と試合での回収

ロータスのMMAチームとしての留まることを知らない連敗街道。。。
前回のPANCRASEで競って競っていい勝負になっても自分が出し切れない小森や「Road to UFC」と「ZFN」でしっかり倒された河名マスト、PANCRASEフェザー級タイトルマッチで覚悟が決まりすぎて勝負を急ぎ我慢出来なかった平田直樹、大晦日に何も出来ず"相手に花を贈りすぎた"矢地祐介。
今回の小森には「この流れを払拭して連敗を止めてほしい」と親方として願う気持ちもありましたが、それとは別に「せっかく巡ってきたチャンスをモノにして「格闘技をやっているんだ!」とチャンピオンになって"形"にして欲しい」とも思っていました。

正直言って試合中セコンドをしていて1R、2Rと「このまま競った展開で波も立たず終わるのではないか…」と思っていましたが、2Rが終わって帰ってきた時いつもより生きていたので「まだまだ出せる」と思い汗を拭きながら「1、2取られて負けてるからしっかりパンチを刺すのと高い蹴り、後次でしっかり決着をつけて来てくれ」と送り出しました。

まだまだ体も集中力も共に生きていたのもあり3R始まっても慌てず、ブレずしっかり構えて前に出て、組まれて、組み返して、投げて、抑えて、バック取って、パウンドアウト。
「試合の事は、試合でしか回収出来ない」
見事に反省点を回収し、しっかり決着もつけ、最高に素晴らしい形で勝ち切ることができました。


続けていればいい事がある

試合後、櫻井代表にベルトを巻かれる小森。
小森がチャンピオンになるなんてGRABAKAの先輩方々や会員さん、一緒に練習している身近な人達ですら誰も思ってもいなかったはず!

帰り際にFighting NexusやPANCRASEの小森を観て知って下さっているディレクターの木下さんから「続けていればいい事ありましたね」と言われ非常に嬉しかったです。

日々ロータスに来るツワモノ達にお願いしに行き、金ちゃんに強度の強い"可愛がり"を受け、気になることがあったら青木含む色んな選手に質問して、復習し、謎にあれこれオンライン技術動画買い漁って岩本君に確認し、試合では勝ち負けを繰り返し、右往左往してやっと形になりました。


3R目組んだ時「「早く投げろ!」と青木さんの声が聞こえました」と言っていた小森。
無事に勝利報告出来ました。

辞めるわけではないですが、小森に関わってくれた人達に本当に感謝しかありません。
「格闘技に向いてない」のは重々承知の上でこれからどうなるのか?
とりあえず大晦日に"贈り過ぎた花"に"のし"を付けて返してもらおっかな!

応援していただいた皆さんありがとうございました。


「ロータス最高!」
GLADIATOR ライト級チャンピオン 小森真誉





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