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粛声で勝ちたい、ならば自分と相手をよく知ろう

どうもはじめまして、またはお久しぶりです
Lotusです

今回はついにマスターデュエルに実装された粛声の解説です
私はOCGでも粛声をそこそこ使っており
そこそこの知識と実力はあると思っています

先日、今回紹介する粛声で
マスター1を達成&非公式大会優勝
をすることができたので自己満足&考えを残すという意味でこのnoteを書いております

もちろんこの記事で粛声使いが増えたら大変嬉しく思います(増えないかもだけど…)

今回の内容としては

  1. 粛声の強み弱み

  2. 粛声を使う際に考えること

  3. 各対面で考えること

の大きく3つに分けて解説していきます
え、基本知識…?
こんなガキのnoteよりわかりやすい物がこの世にはたくさんあるのでそちらをご覧ください!
(粛声初心者を受けいれる気あるのか…こいつ…)

全文無料です!!(お金を払ってもらうほどの実力は無いですし、金欲しくてnote書いてる訳じゃないので)
※9/12にG受け、型のメリットデメリット等の追記をしました
※10/3にDCの感想、アナコンダ型の規制の影響の追記をしました


レシピ(一応)

今回使用したレシピはこちらになります

シンプルイズベスト

エクストラは自分でももう少し精査できると思っているのでともかくメインデッキの方は非常にシンプルなので参考にしてみてください


粛声の強み

では本題に入っていきましょう
まずは粛声の強みについてです
私は粛声の強みは

  1. 盤面の固さ

  2. その盤面の再現性の高さ

  3. 対応力の高さ

  4. リソース回復力の高さ

  5. 増殖するGへの耐性

の5つが大きいかなと考えています
1つずつ解説していきましょう

盤面の固さ

まずこのデッキの基本的な盤面というのは
ローガーディアン+ロー+結界+墓地に祈り(あったり無かったり)+α
になります

この盤面では

光属性に対象耐性、光儀式への攻撃誘導、攻撃力4100の「効果」の「発動無効」、ローガーディアンが効果で離れるとデッキからローガーディアンかサウラヴィスが出てくる

となります
粛声を相手にした人は盤面の固さがよくわかるでしょう
1妨害しか無いですが殴ってからの展開を許さないのでどっしりマストカウンターまで待つことができます

そこに+αの妨害があるので盤面の固さはお墨付きです


盤面の再現性の高さ

この粛声というデッキは上記の盤面の再現性が非常に高いです

ローやディヴァイナーの1枚初動に加え、組み合わせ初動を駆使して上記の盤面に辿り着かせるのが粛声というデッキです

組み合わせ初動としては

  • サフィラor下準備+儀式素材

  • 結界+儀式モンスターor儀式魔法


になります

結界+儀式魔法だけ少し特殊なので解説すると

  1. 結界発動ローをサーチ

  2. ローを召喚して威光を置く

  3. 威光効果で手札の儀式魔法をデッキに戻しサフィラをサーチ

こうすることでローガーディアンの儀式召喚まで行くことができ、おまけに威光も設置することができます


対応力の高さ

なんでも無効を携え盤面を形成するためマストカウンターを見極める必要はありますが、
スネークアイのような展開デッキや
ルーンのような罠デッキなど
様々なデッキに対応することができます

特にルーン相手には他デッキのように苦労せず、万能無効と威光の破壊で比較的楽に戦うことができます(大会でもしっかり勝てました)
また、自由枠が多く、環境に適したカードを採用できるのも粛声の対応力の高さの要因の1つです

リソース回復力の高さ

粛声サウラヴィスや祝福によるリソース回復力の高さも粛声の強さの1つです
リソース回復力が高いということは継戦能力が高いという事です
毎ターンマストカウンターに万能無効が待っていると考えたら中々相手する側はしんどいです
盤面の固さも相まって、長期戦にも非常に強いデッキになっています

増殖するGへの耐性

この粛声というデッキ、増Gの受けが非常に良いです
ローガーディアン儀式から入った場合1ドローで済みますし、多くても2枚で止まれます
ディヴァイナー初動の時だけきついですがそれ以外での増Gの受けは現環境最高だと思います


粛声の弱み

次に粛声の弱みについてです
私は粛声の弱みは

  1. 後手の手数の無さ

  2. 妨害数は多くない

だと考えています
それぞれ解説していきます


後手の手数の無さ

このデッキは基本的に儀式召喚をしてから本番です
ですが、その儀式の手段自体が儀式魔法+サフィラの2回しかないためそこまでいくまでに妨害を食らいかねません

なので豊富な自由枠を活かして、後攻でも戦えるような構築にしなければいけません

妨害数は多くない

この粛声というデッキ、決して妨害数が多いわけではありません(環境TOPの面々と比較してではありますが)
平均3〜4妨害なので手数の暴力で轢き殺される可能性も全然あります

繰り返しになりますがだからこそしっかり妨害の打ちどころを見極めなければなりません

このマストカウンターの話は粛声の難さに直結します
次の項目で深く掘り下げていきましょう





粛声を使う際に考えること

粛声の自分をよく知ろうパートです

ここでは

  • 先攻展開の考えること

  • 妨害についての考え方

  • 振り返り(特に負けた試合)

の3つの話をしていきます


先攻展開で考えること

先攻展開するにあたっての弊害は誘発のみですがぶっちゃけ手札次第としか言いようが無いので、こういう場合はこうしたらこれがケアできますというのを説明していきます


➀ローとディヴァイナーが被っている場合

例➀

この手札の場合私はディヴァイナーを召喚します理由としては

  • うららや無効系など大半の誘発を吸ってくれる

  • ローに無効系を打たれた場合、儀式素材肩代わり効果も使えなくなる

  • 儀式手段とローが揃っているためディヴァイナーへの妨害は痛くない

ためです

せっかくなのでこの手札で何もケアせず、誘発を打たれなかった場合の展開を少し考えてみてみましょう

因みに5妨害立ちます














それでは答えあわせです

  1. ディヴァイナーを召喚しトリアスヒエラルキアを墓地へ

  2. サフィラの効果で祈りを墓地に送りながらローガーディアンサーチ

  3. サフィラ墓地効果でディヴァイナーをリリース(結構これやります覚えておきましょう)しローガーディアン儀式召喚

  4. それぞれの効果で儀式サウラヴィスサーチ、ローをリクルート

  5. ロー効果で結界発動、効果で祝福サーチして発動

  6. 墓地のトリアスの効果でローをリリースして特殊召喚

  7. 祝福の儀式効果でトリアスをリリース(除外)して儀式サウラヴィスを儀式召喚

  8. ロー効果で蘇生

  9. 祝福効果で祈り回収

  10. 祈りを発動し、手札のローをリリースしペンデュラムグラフを儀式召喚

  11. ローガーディアンとローを素材にダイモンドをリンク召喚

  12. 相手ターンにダイモンド効果でローガーディアン蘇生、ロー効果で蘇生し、威光を発動

これでローガーディアン、威光、ペンデュラムグラフ、儀式サウラヴィス×2(手札に戻るため、祝福で出し直せばもう一度使える)の計5妨害になります

では常にディヴァイナーを優先するのかというともちろんそんなことはなく

例②

このような誘発1枚で止まりかねない手札の場合はローで動きます

無効系を食らったらおとなしくターンを回しましょう

因みにこの手札だとうらら、ドロールをケアして動けます
結構有名なので今回はすぐいきます

  1. ローを召喚し、祝福を発動

  2. ローを素材にリンクリボーをリンク召喚

  3. 祝福効果でロー回収

  4. リンクリボーを素材にセキュアガードナーリンク召喚

  5. 祝福儀式効果で手札のローを素材にローガーディアンを儀式召喚

  6. それぞれ効果で蘇生とサウラヴィスorペンデュラムグラフをサーチ

このように展開すれば儀式召喚までにうらら、ドロールを食らうことなく展開できます

実はこれ、通れば3妨害+誘発になります
相手ターンに祝福の儀式、ローの蘇生で威光発動があるからですね

ただこの展開では結界も祈りも無く、盤面の固さはあまり無いです

うららをケアしない場合は結界が加わりますが、ケアのするしないは自分で賭けましょう


②ロー+儀式セットが揃っている

例③

粛声を触っているとこういう手札もよくあるでしょう
この場合、ローは召喚しないほうがいいです
こっちはディヴァイナーの時とは違い全ての場合に言えます
儀式セットあるなら儀式から動きましょう
(大事なことなので2回言いました)

ローディヴァイナーの項目でも書きましたがローへの無効系はかなり気をつけるべきことなのです

ロー召喚から動いて無効系を受けた場合は妨害が誘発だけになりますが
儀式から動いた場合は
無効系を打つタイミングが儀式召喚成功時のローガーディアンのみになります
そしてローの蘇生効果は通るので
無効系を2枚持たれていようがロー+ローガーディアンの盤面はできるわけです

ただし儀式召喚成功時にローの蘇生効果をチェーン1にしましょう
γで死にます


③妨害の伸ばし方、祝福を上手く使おう ※重要

このデッキで妨害を伸ばすにあたって一番重要なカードは祝福です

継戦能力が高い要因

後攻が弱いということは先攻でできるだけ勝たなければならないので展開の最大値は常に意識しましょう
これはマジで大事です
某氏のセリフを借りると
「これ出来てない粛声使い、ガチで危機感持った方がいい」ってやつです

儀式以外が出ると儀式召喚できるという効果なのでこれを使うことで相手ターンでもローから儀式召喚をして妨害を伸ばすことができます

例えばこんな手札の場合

例➃

祝福を駆使することで4妨害まで伸ばすことができます
少し考えてみましょう
上記の展開が理解できていればきっとできます


















では答え合わせです

  1. サフィラ(下準備でもok)で墓地に祈りを送りながらサウラヴィスをサーチ(無効系ケア)

  2. サフィラ墓地効果で、トリアスを素材にローガーディアンを儀式召喚

  3. 効果でローをサーチし、召喚、結界を発動し、祝福をサーチして発動

  4. ロー1体でリンクリボーをリンク召喚、祝福でローを回収

  5. リンクリボー1体でセキュアガードナーをリンク召喚

  6. 祝福効果でローを素材にサウラヴィスを儀式召喚

  7. ロー効果で蘇生

こうすることで、ローガーディアン、サウラヴィス、祝福で手札に戻ったサウラヴィスを出し直し、ローを蘇生して威光を発動することで4妨害となります

上記のようなトリアスやリンク召喚でこちら側で祝福を起動できるので覚えておきましょう

バカクソ重要です


➃ダイナモンドについて

サイバースやったんかワレェ!

このカードを経由することで、相手ターンに光儀式からローを蘇生して盤面を強化することができます
が、墓穴、DDクロウ、他にモンスターが入ればビーステッドまで受けてしまいます
しかもそれらを受けた場合によっては0妨害になる危険性があるので使いどころが難しいカードになっています

現環境だとビーステッドをそこそこみるので私は基本的に出さないようにしています
隣にペンデュラムグラフを立てていても、です
流石に裏目を引いたときがでかすぎるので…

じゃあどうやって使うんだよ!となりますが私が使うタイミングとしてはまくりや戦闘で突破できないカードへの除去として使うようにしています

つまりユベルです
対面知識の項目でも話しますがこのデッキの主な除去手段は「破壊」です
なのでユベルがかなりキツイです
そんなユベルへの対処法としての1つの手段になります
以外とゴーキンで飛んだら辛いです
なのでエクストラに3枚入れてる人も結構いますね

先攻展開で使いたい場合はペンデュラムグラフを横に立て、墓穴をケアできる状態にしておきましょう(ビーステッドの流行りもあり、ペンデュラムグラフが立っても使うことはあまりないです)

使うことが少ないとはいえ、常に最大展開をできるようにはしておきましょう




妨害についての考え方

このデッキにおいての妨害は

  • ローガーディアン

  • 儀式サウラヴィス

  • オッドアイズ

  • 威光

  • 誘発

の5つです

唐突ですが改めてこのデッキの強みを思い出してみましょう

…そうですねこのデッキの強みは

  • 盤面の固さ

  • リソース回復力(継戦能力)の高さ

ですね

これを最大限活かせる妨害の仕方は…

そうです、死ななきゃ安いで打つ妨害ですね

このデッキでの妨害の仕方は、「相手を止める」では無く、「相手の攻めを捌く」だと私は考えています

先述していたマストカウンターとは「相手にとっての致命傷」では無く、「自分にとっての致命傷を避ける」ことだったのです

正直前者の考え方でも全然勝つことは難しくありません
ですが上に行くとなると上手い人にぶつかるようになるでしょう
しっかり「自分の負け筋」を理解し、相手を捌くことができれば実力差も少しは縮まるかと思います

それをするためには何が必要か

「自分の負け筋」を知ることはもちろん、「相手の勝ち筋」、妨害を打つ際の裏目など相手を知る必要もあるのです

勝ちたいと思うなら自分も相手も知りましょう

これは粛声に限らず遊戯王という複雑なゲームにおいてとても大事なことです




振り返り

先攻で負けた試合の振り返りはやっておきましょう(後攻は仕方ない)

可能ならリプレイを撮って
これから動いたらこれをケアできてたな」とか
「ここに妨害打ってたら違ってたかも」とか
そんな感じでも気付けるだけで上出来です


人は機械じゃないので絶対いつかミスをします
そのミスに気付いて直すことで人は成長できます
粛声はその「成長」を伝えてくれるデッキです
私はこれが粛声の一番の魅力だと思っています


各対面への考え方

粛声の相手をよく知ろうパートです
ここでは分布が多いと感じた
「炎王」「ユベル」「レスキューエース」「センチュリオン」「ティアラメンツ」の5つのデッキについての解説をしていきたいと思います

それから粛声は大体の対面に言えることがあります
先攻有利です(当たり前)
後攻は誘発手裏剣ニンニンしかないので
ここに打つと良いよというのを解説していきます

炎王対面

炎王側の攻め手として大きなものは
孤島、スネークアイ関連、リンク体
の大きく3つです

孤島(ガルドニクス)は相手にペースを握られるカードなので止めたいカードになります
威光がある場合は聖域、ペンデュラムグラフがいる場合はしっかりサーチ効果に打ちましょう
発動に打っても墓地に送られないので無意味になってしまいます
キリンの墓地効果も気になりますが孤島を止めればかなり使いづらくなるのでまずは孤島です

スネークアイ関連は正直あまり脅威ではありません
フランベルジュに埋め込まれることもないので落ち着いてリンク体に妨害を打ちましょう

リンク体は基本的にサウラヴィスで除外できるのでいる場合は脅威ではありません
いない場合に考えるべきカードはやはりリトルナイトでしょう
祝福を除外されたら継戦能力が一気に落ちることになります
なのでローガーディアンで止めたいカードはリトルナイトになるかと思います

その他だとジーランティスも中々に脅威です
裏側にされた上、バックを割られることになるので
威光を聖域に打たず、ジーランティスまで温存するのも1つの卓になります

逆に言えば、リトルナイトとジーランティス以外は割と無視しても良いです

この2体以外はこちらの盤面に触れられないのでどっしり構えましょう

ユベル対面

先述通り唯一不利とはっきり言えるデッキです

対ユベルで一番意識することは
ナイトメアペインを出させない、維持させないことです
ナイトメアペインがある状況でローガーディアンに2回突っ込まれたら死ぬので

威光はナイトメアペインに容赦なく打ってやりましょう

ローガーディアンについてですがファンユベのせいで打てないタイミングもあると思いますがその際は打たないようにしましょう
開門で墓地のスピユベ蘇生されたりするので…

ファンユベにサウラヴィスの特殊召喚無効除外が使えることは覚えておきましょう
結構やります

それからスローンは割とスルーでいいです
ファンユベ作られる時は作られるし、一番やばいのはペインなので

ユベル対面で最も重要な妨害はサウラヴィスと威光です
この2つを維持できれば流れは自然とこちらに傾くでしょう

レスキューエース

考え方としては炎王と似ていますね
孤島の部分がタービュランスに変わっただけです

インパルスでローガーディアンを踏まれる可能性がありますがその時には召喚権は使っているので結構妨害のあてどころを絞れます

レスキューエースもインパルス以外のメインギミックでローガーディアンを突破できないのでこれまたどっしり構えましょう

センチュリオン

プリメラを殺せ
以上です

真面目な話をすると今のセンチュリオンにはビーステッドが入っているのでそことカオスアンヘルに気をつけながら展開、妨害をしましょう

ティアラメンツ

割とキツイです
まともに機能する妨害がローガーディアンしかないので
私としては融合効果にうっちゃっていいかなと思っています
今のティアラメンツ2種類しかないので1回止めることができればルルカロス等はでてきませんので

パチンコで負けた場合はあきらめましょう
交通事故です

ホルス関連には威光をぶっ刺せるので
ローガーディアンと威光の使いどころに気をつけましょう

9/12追記

  • それぞれの型のメリット、デメリット

  • 粛声における指名者について

  • ディヴァイナーの重要性

  • 威光のより強い使い方

の4つの項目を追加しました


それぞれの型のメリット・デメリット

ここでは

  • クシャトリラ型

  • 天底型

  • アナコンダ型

のメリットデメリットを話していこうと思います

クシャトリラ型

メリットとしては

  • クシャトリラ自身が強い

  • レベル7を供給しやすくなる

の2点かなと思ってます

自分の評価としては純の方が強いです

理由としてはこのデッキは一枚一枚が重要なデッキだからです
要はゴミを許容しやすいデッキじゃないんですよね
2枚目以降のクシャ、バース素引きは基本使えないのでそこがかなりネックかなって思います
別に後攻強くなるわけでもないですし

それからクシャ召喚するとサフィラ+ローの展開でもビーステッドがクリーンヒットしちゃうのも気になります

総じてクシャ型はかなり微妙と思ってます


天底型

天底型のメリットは

  • 天底が儀式サーチ+強欲な壺

これに全てが集約されてます
流石にバケモンです

マクシムス素引きも結構使えるのでゴミは無しです

ただ…
マクシムスが相手にもアドを与えかねないのだけがマイナスポイントです
マスターデュエルではミラーは当然一定数烙印やメタビみたいなデッキがいるのでこれは無視できません

しかも何故か天底が準制限になってしまっているのもあり、じゃあ壺で良くね?になっちゃうので
ただギミックが一つ増えているので後手も多少はやりやすくなるのもメリットです

引いたときのパワーが高く、安定感を落とすわけでもなくゴミもないため
天底型はかなりおすすめできます

実際、ここしばらく天底型を使っていましたが非常に感触が良かったです

アナコンダ型

メリット

  • ジョウゲン

  • 烙印融合素引きは手数

でしょう

デメリットはアルバス素引きと毎回アナコンダを出せるデッキでは無いのにゴーキンが積めないところでしょうか

ただ、上振れた時のガチガチっぷりは目を見張るものがあります

手数が増えるのは偉いですし、ゴミも一枚だけなのでそこまで気にならないなら全然ありだと思います

※10/4追記
ジョウゲンの禁止によりアナコンダ型が大幅に弱体化しました
流石にミラジェイドに行くなら普通に粛声の展開した方がいいのでおすすめできる型ではなくなったなと言う感じです


粛声の指名者について

ランクマでたまに粛声に指名者を入れている方をよく見ますが自分としては
「なんで入れてるの?」って感じです

上記の通り増殖するGは全然辛くないですし、無効系もケアすれば全く効きません、うららも手札次第ではどうにでもなるので自分としてはマジでなんで入れてるの?となります

指名者入れるくらいなら後手のために誘発入れましょう


ディヴァイナーの重要性

粛声の構築でディヴァイナーを抜いてる人もちょくちょく見ますが粛声におけるディヴァイナーは最強カードです

誘発受けを考えなければ一番強い2枚初動はディヴァイナー+下準備orサフィラです
4妨害まで伸びます

このデッキのディヴァイナーは儀式素材を2回調達しながらローを出し、相手ターンの好きなタイミングで儀式をも可能にするカードなのです

誘発を食らいやすいと言えば間違いないので不採用の方の考えもわかりますが自分としては間違いなく入れ得及び必須枠だと思っています



威光の強い使い方

粛声なる威光、このデッキの数少ない破壊手段、リクルート効果、魔法罠の妨害カードとなります

破壊カードとして見てる方が多いかと思いますが、このカードの本質は一つ目のリクルート効果にあります
これを使えば事故回避にもなりますし、より強い妨害を選択することができます

後者はわかりやすく、破壊とサウラヴィスの妨害を選べます

事故回避としては
手札が威光ローガーディアン祈りその他として、相手ターンに威光で祈りを戻してローをリクルート、祝福を発動し、ローガーディアン+ローを構える、といった芸当も可能です

できることの多さに関してはこのデッキトップだと思います

このカードも永続魔法だったらなぁ

DC2ndを走った感想(10/4追記)

今回の9月のDCで天底型の粛声を使っていたのでその感想をちょこっとだけ話していこうと思います

私がこなした対戦数は全体が74試合、うち粛声は37試合、先後15-22でした
勝率がこちら

後攻多すぎん?

トータルは60%に届きませんでしたが先攻は71%、後攻も50%を超えているためまぁまずまずの結果かなと言う感じです

先攻はやはり対応力の高さが出ており非常に高いです
後攻はやはり手数の少なさが出ていますが2戦に1戦は取れているので個人的には満足しています

そして、現環境トップ対面の勝率をまとめのがこちら

こんな感じでユベル以外には勝ち越す事ができました
言い訳させてもらうと先攻は確かGを貰い、全持ちハンド、後攻2戦はスローンにうらら投げたらγ、Gを打ったけど墓穴とどうしようも無いハンドを相手がしてたのでまぁ3戦だけだしそれくらいあるよねって感じです
実際自分が優勝した大会のユベル対面は同じく先後1-2で2-1してるので運が良ければ全然勝てると思います

こちらも3戦だけですが対粛声は先後0-3にも関わらず3-0できました
運が良かったといえばそうですがこんなたいそうなnote書いてて負けるのダサすぎるので勝てて良かったです

炎王とティアラ対面は特に言うことはないですね
先攻はマストカウンターを見極め、
後攻は誘発で弱くなった盤面をしっかり捲っただけです

総じて、しっかり戦えたのでやはり粛声の対応力の高さは偉大だなと感じました

因みになぜ74戦なのかというと普通に体力切れです
対戦ありがとうございました

一応結果を言っておくと
DP18000の3036位で銅アイコンでした
毎回いろいろな都合でまともに(今回も別に金曜から土曜午前までしか走ってないですが…)走れなかったDC2ndをしっかり走れて楽しかったです
ゆくゆくは銀アイコン目指してまだまだ精進していきたいと思います!

DCお疲れ様でした!

まとめ

今回の記事の一番伝えたいことをまとめると

  • 粛声は相手の攻めを捌くデッキ!

  • 自分の負け筋を理解しよう!

  • そのために相手の攻め手を知ろう!

  • 粛声は成長を実感できる良いデッキ!

粛声というデッキは使い込めば使い込むほど魅力が増すとても楽しいデッキです!
マスターデュエルでは決して安くは無いですが組んで損はしないと思います!(多分)


最初にもお話しましたがこれを機に粛声使いが増えてくれたらとても嬉しく思います

拙い文章をここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

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