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パンクラスイズム横浜(=北岡悟)8/25決戦
“FightingNEXUSvol.36の小牧弟と、アマチュアPANCRASE東京ケージファイト11の三好君。
彼らの戦いにハシゴで付き合う私の物語”
前日
8月24日土曜日。
パンクラスイズム横浜は休館日。
私は心身しっかり休んで明日の決戦に備える日にする設定を、早くから決めていました。
※この設定については最後の内幕に詳細を記す
小牧竜也(=弟※以後小牧弟か弟で行く)は通常体重を確認する限り、特別減量苦ではない様子でしたし、前日計量に同伴するつもりはありませんでした。
が。
NEXUS代表山田駿平さんから小牧弟の入場曲、血液検査、レギュレーションの催促が二度、私に来まして、
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NEXUSに対しては昨年の大谷君の件もありますし、パンクラスイズム横浜代表としてポーズは大事ですから、ここは同伴せねばと向かいましたよNEXUS前日計量同伴。
計量は12時から。
JR新宿駅に11時、小牧弟と待ち合わせしてタクって向かいました。
タクシー内で動画撮影したら私への世辞なのか兄に対する悪口なのか、言い出しましたが世辞が上手なタイプではない印象だったから、私は嫌な気持ちにはならなかったです。
私も単純。
新宿駅から計量会場はタクって瞬。
5分で着きました、一番乗り。
弟と私、お互い早く新宿駅に着いて10時50分には待ち合わせ出来ていたので、計量会場で一時間まるまる全力待機。
弟、減量苦もさほど無く、ナーバス感も無く、私北岡悟がわざわざ同伴務めてるけど、そのストレスも無さげに見えました。
ある種の強さ。
程なくして計量会場に出場選手の皆さんが続々と到着、弟の対戦相手も現れました。
対戦相手、データを見たらデビュー当初は一階級上フェザー級でやっていたし、試合動画を見ている限り身体出来上がってそうだったが、実際見てみたら印象が違いフレームもバルクもそこまでは無いなと思い、それを弟に言ったら本人も嬉しそうに同意。
リーチは確実弟の方があるし。
「でも今は減量しているからで、明日になったら身体盛り盛りかもよ」と一応の楔は本人に打ちましたが、正直言って好材料でした。
身体の圧力で持って行かれることは無いなと思えました。
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計量クリアしたら速攻で私は弟にお疲れ様でした、会場に失礼しますと退散。
新宿駅へてくてく。
妻•天野(北岡心愛)さんと待ち合わせ。
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赤坂ふきぬき新宿タカシマヤタイムズスクエア店で昼ご飯。
質素に鰻重の梅。
竹や松にしないのは健康の為。
ということにしたい。
その後は天野さんと雑貨屋さん巡りしつつRoad to UFCseason3準決勝の河名マストの戦いをUFC FIGHT PASSにてチェック。
雑貨屋さんで見届けました。
河名マストお疲れ様でした。
"シンnoteニキ"八隅孝平さんもお疲れ様でした。
お買い物終えて一旦帰宅。
すぐ出て食材お買い物。
お買い物した食材置き帰り、再びすぐに出て私は品川サウナへ、天野さんはそばのイトーヨーカドーのミスタードーナツで自動車学校のお勉強しつつ待機。
サウナ10分不感水風呂3分サウナ5分不感水風呂3分サウナ5分水風呂二種一瞬ずつ。
だいたいこれが私の品川サウナ、コースパターン。
品川サウナの素晴らしさを語りたいが、各自調査でよろしくお願いします。
帰宅して夕ご飯を作って食べ、
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北岡悟、ここまでやっている‼︎
(ドヤ顔)
三好君の体重報告入り安心、就寝。
8月25日日曜日。
NEXUS、選手は会場入りは10時30分。
青コーナーケージチェックが11時40分からだったから、私はそれに間に合えばよいと思い、11時30分入りで向かいました。
ニューピアホールへ。
小牧竜也のFightingNEXUSvol.36
私が会場控室に着いたら、小牧兄弟はバンテージを巻いていました。
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頼れることがじわじわ明らかに
MMAバンテージを巻ける人、意外と少なくて、今回私が巻かねばならない可能性を感じて、前夜兄弟に確認しましたが、兄が巻けるということで私の負担軽減。
ケージの組み立てが遅れたからか?予定より若干時間が押したものの、逆に時間の具合よくバンテージを巻いてからケージチェック。
弟はコンディションが良さそうだし、組技の確認の所作もよいです。
私が物申した点は一つくらいで、練習で見たことないぐらい、文句無しの身のこなしでした。
兄に弟の調子のよい印象を話したら、「本番で動けるタイプなんです」と。
それならば、なんでこれまで5戦1勝4敗やねん⁉︎とは内心思いましたが、口には出しません流石に私もこの時は。
「彼としては仕上がっているのは充分伝わります」とだけ私は言いました。
大会開始。
弟は第4試合だったから、あっという間に出番が回って来ます。
最後に私からやって欲しい確認として、普段マモルさん指示の練習でやるジャブの差し合いドリルを兄弟でやってもらいましたが、散々やって来たことあるはずだし二人は打撃の上手さはあるのに、何故かドリルが下手クソぎこちなく始まり、少しずつ柔らかく上手くなりましたが、苦笑い。
それでも悪い雰囲気にはならないくらい、弟の好調が伝わります。
対戦相手が通路でシャドーしてるのを見掛けて、「パンチは伸びない」「打撃の回転で負けることはない」と私は断言しました。
その他「矢澤、玲音夢みたいな打撃の圧力は無い、組技も大谷みたいなしつこさは無い」「自分のリズム、テンポを刻み動き続けよう」などなど檄。
兄と私のかける言葉はだいたい中身が同じで考えに隔離が無くて、よい感じ。
だが、兄は最後の最後まで弟に盛り込みたがるから「そんなに入らないでしょ、そんなに入るタイプじゃないしもう充分でしょ」と笑って言ってあげると、「いつも心配になってギリギリまで言ってしまうんです」と兄。
優しき兄のよい兄弟、可愛い。
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本当によい予感はありました
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格好がよいのは大事でよいことです
弟がケージインした後、私は最後に「今のうちから自分のリズムを作ろう、最初が大事」と声掛け。
試合
いざ開始。
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最初の位置どり、指示していまして、言った通りにやってくれました。
そしてジャブドリルの確認の意味がある、左の差し手が決まる、最高のスタート。
交錯の中、一発だけ被弾も打撃戦は優勢も優勢。
テイクダウンをもらいましたが、ケージチェックでも上手にやっていたまんまの立ち上がりで、すぐスタンドに戻しました。
むしろテイクダウン取った側がダメージになるやつ。
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肝心の試合で綺麗にやりました
壁長座立ち
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そもそも試合時間が短いから写真が少ない
戻したスタンド、ボディ膝から右、そしてパウンドでフィニッシュ。
1R40秒TKO勝ち。
この試合は、対戦相手の松本尚大選手の当初の対戦予定の韓国人選手が負傷欠場になった為、欠場者が出たらやりますと小牧弟が手を挙げていたから回って来た試合でした。
松本選手の試合映像はYouTubeに古いものから新しいものまで転がっていまして、確認は容易。
そもそも舐め回すように私はは試合映像を確認しませんが、だいたいの特徴は把握。
確認後に弟に言ったのは「貴方にとってよい相手だ」と。
「全体的にそれなりに出来るけど強烈な打撃や組技がある選手ではない、貴方にとってはもしかしたら強いかもしれないけど、相性が悪いわけではなく、貴方のよい部分をぶつければ勝てる相手だ」と。
ちょうどよいだろうと思っていたハードルを、思っていたより綺麗高めにクリアした感。
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嬉しいでしょう
勝利の瞬間、一緒にセコンドに付いていた兄と私もだいぶ喜びの声を上げたはず。
「パンクラスイズムに来てよかった、自分のことより嬉しい」と兄が潤んでいて、私も嬉しくて兄の肩を優しく叩く。
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あとオリジナルラップも止めましょうよ
気付いたら渡されたか望んでか、弟がマイクを持っていて。
「あんまり喋んなよ、一言くらいにしなさい」と私は指示。
中身は無いけど、大会そのものを最後まで楽しんで下さい的なマイクで、不快感は無かったです及第点。
パンチ一発被弾だけでノーダメージと言えるやつ。
短時間勝利だけど、内容が、笑ってしまうくらいによかった。
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弟、試合に至る日々で、レギュレーションのことを抜きにしても、勝つだろうな勝って欲しいなという雰囲気は作れていなかったです、練習内容態度姿勢、私の中では。
正直言って私は勝つとは思ってなかった前々日くらいまで。
前日計量辺りから旗色変わった。
これで弟、11月NEXUSvol.37後楽園ホール大会出場の可能性が出て来ました。
SNSですぐにアピール俺が。
どう考えても出場の可能性、大でしょう。
この大会のバンタム級の前座の他二試合と比べて、レベチの試合内容だったことは火を見るより明らか。
実績、チケット売り、ジムとの繋がりetc、興行には様々な要素があること、この北岡悟、存じてはおりますが。
そんなこんなで、次があるから私は弟の試合終わりでニューピアホールからすぐにおさらば。
控室にいる他の出場選手たちに、お前らの試合なんて興味無いよと言わんばかりに「お疲れ様でした!」と大きな声で挨拶して、最後控室を出ました。
こんなん言うても試合結果は確認していますけど。
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ニューピアホール(浜松町)→PARADISE(田町)→インターシティホール(品川)、完璧な動線だった。
サウナ10分水風呂計1分少々、短時間全力リフレッシュ。
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湯上がり、田町駅前のしんぱち食堂に行くつもりが、現金を持ってなくて変更、近くにあったヘルシー幻想の最右翼、大戸屋へ。
さばの炭火焼き定食を瞬で食べ終え、品川のインターシティーホールへ。
三好順一朗のアマチュアPANCRASE東京ケージファイト11
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私は待ち合わせの選手集合時間、15時30分から15分くらい遅れて会場到着。
三好君は既に計量クリアして、用具チェックを済ませていました。
グローブに不備があったみたいで購入せねばならないということがありましたが、持ち合わせもあったみたいで問題無しでした。
お金は大事。
三好君の当日計量70.3kg以下は、大変そうです。
実際昨年11月失敗しているわけで。
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(C)PANCRASEスタッフ川村亮
ルール、進行説明が行われて、その後選手は場内へ移動。
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そもそもが、ぽよぽよタイプ
イライラしているところを見たことがない
三好君、一試合目が一回戦の最後、第18試合なので、先ずはただひたすらに全力待機。
第10試合が終わってからウォーミングアップで動こうという話にする。
セコンドは私一人でやります、サポートも無しにしました、頼らずこの北岡悟が気合いを入れてやろうということ。
シャドー、近い距離からタックル、立ち合い、軽くテイクダウン、腕極めという流れでウォーミングアップ。
立ち合いを少しだけしっかりめに指示。
4試合前にはケージ前の椅子に待機しているようにと誘導されました。
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今までと違った緊張感を本人も出してくれました試合直前
一回戦
対戦相手は格闘代理戦争THE MAXの決勝大会のワンマッチでBRAVEの中谷優我君と戦ったマッハ道場の選手。
スラっとした体型のサウスポー、シャドーやパンチミットなど練習シーンを見たら、構えやパンチはそれなりに綺麗でタックルは下手、他の試合映像を見たら後ろから首を絞めて勝っていて、ベースは無しのオールラウンダーというところが私の見立て。
中谷君との試合は中谷君がテイクダウンしまくり3Rに極めていましたが、私、中谷君とはロータス世田谷で練習していて、中谷君のテイクダウンの力を知っています。
三好君も中谷君ほどではありませんが、テイクダウン力はあります。
同様に近いこと、出来るのではないかなと思っていました。
一回戦試合開始。
1R。
相手のキックと三好君の右フックの交錯から三好君が相手を触るカタチに。
私としては右差しして欲しかったが、三好君の払い腰に相手が踏ん張って左四つに。
右左揺さぶってから、左の櫓投げでファーストテイクダウン。
「上強いぞお前」
「しょんべんパンチでいい(から打つ)ぞ」
「(ガードの)中に入るイメージでいい、(ガードの)中に入っていい」
「相手の三角絞めはお前に掛からない」
などなど声掛け私。
約1分半をトップコントロール、残り50秒で相手がケージ際で立ち上がる、左四つから右の大外刈りで再びテイクダウン三好君。
残り30秒、上からパンチをまとめた三好君、相手が半身で立ち上がる、クリンチ出来ているから問題無し。
「力を使い過ぎるな、ラウンドは取っているから」と私。
1R終了。
インターバル。
試合前、4人トーナメントで勝てば二試合だけど初戦全集中で力を使い切るつもりで勝とう、終わってから後のことを考えようと私は言ってました。
三好君もそのつもりで、2R目に対して集中力を高めてくれていたのかもしれません。
私は技術的アドバイスをした後、肩を叩いて檄を入れてケージ内を去りました。
その後椅子から立ち上がった、三好君の顔が凄いことになっていました。
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2R。
開始早々相手が取り返そうと右のキックからの右のパンチ、そこに三好君の右フックが炸裂。
からの双差しテイクダウン、相手後ろを向けて立ち上がる、三好君がボディロックしたままケージ際へ。
櫓投げセットからの右足の大内刈りで崩して、左足掛けフック。
ここから約1分半を抑えた状態でコントロール、三好君がマウントからの流れで不充分なバックポジションで殴っているところで相手が立ち上がり、三好君振り落とされ一気にバックポジションへ。
攻守交代。
「弱気になるなよ」と当たり前のことを声を飛ばす私。
確認した試合映像では後ろから首を絞めて勝っていたし、体型的には得意技ではあるであろうし、相手からしたら逆転のチャンス。
「三好止まるな動け」と怒号を飛ばす私。
どう動くか言うべきです反省。
30秒足らずバックキープされましたが、仰向けから際を作り、反転、サイドポジション、試合は残り30秒。
「ステイでいい」と私。
サイドポジションをキープして試合終了。
判定3-0勝利。
決勝(二回戦)へ。
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後のことは終わったら考えよう言うてたし、試合直後はそれなり以上に消耗している様子でした。
しかしながら決勝戦もやるしかない。
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よい顔をしていました
決勝(二回戦)
決勝の対戦相手はオーソドックスだったから、対オーソドックスの立ち合いの確認だけ、呼び出しをもらう4試合前の前に、軽く済ませて待機。
決勝の相手の一回戦の勝ち上がり方は三好君の一回戦の一試合前だから、しっかり確認出来ました。
言ったようにオーソドックス、構えは綺麗でバランスはよい、自分から触りも行く、左差し、左の柔道投げ、上を取っても固執や深追いはしない、見せたサブミッションはアームロック、おそらくは柔道ベースのオールラウンダー。
柔道もそこまでエクセレントではないように見えたし、構えは綺麗だが強烈な打撃は無いはずと、三好君に上記の感想を合わせ踏まえ私の見解を話す。
一回戦の相手より総合力はあるが一回戦の相手より、三好君の組みに対して拒否反応が無く組み易いのではないかとも話す。
それでも三好君の一回戦見て戦い方を考えると、ほぼ間違いなく打撃で攻める作りにはして来るだろうとも。
あと数試合で出番という試合直前になると、三好君は腹が座った集中出来ている様子になっているように見えました。
アレコレ言葉掛けは不要と思えました。
決勝開始。
1R。
三好君、左右手を動かし、インロー飛ばし、一回戦と決勝の合間に自ら気付いて反省の一回戦は不足していた上下の揺さ振り、相手の前手前足のリードに対して、圧力をかける。
相手のセコンドから「右フックあるから気をつけろ」「右(フック?)打ち終わり(狙え?)」と声が飛ぶ。
なるほど一回戦2R最初に炸裂した三好君の右フックが伏線になっているのね。
相手は前手、ジャブが軸だから「ジャブの差し合いはしなくていい」と声を飛ばす私。
試合時間1分経過のところで相手の奥足キック、逆にこれを合図に「前に出ろ」と私指示。
言う通りに前に出る三好君、私が言う「左(のパンチ)から右(フック)」は出さなかったものの、右フック、上下、揺さ振りを入れてからアプローチ。
シングル、引き出す動きからの右差し。
「引き出す動き入れるぞ」「小内(刈り)大内(刈り)足払う」「腿カンやってもいいぞ」「レベルチェンジしてもいいぞ」、四つ指示した中から先ずは腿カンを選択した三好君。
「右差しもっと活かしてもいいぞ」と私が言ったところで1R残り1分。
攻めあぐねてる様子のところレフェリーがアクションコール、ブレイクを危惧して私は「動こう、三好動こう」と言うと三好君引き出す動きから右差しの左の投げを狙う、相手はケージ際に身体を残し堪えるも、三好君再度右差しの左の投げで相手を壁長座に近いくらいに倒す、相手すぐに半身で立ち上がるも三好君ボディロックのまま隣接、相手がチップパンチを二発打ったが三好君も二発チップパンチを返し、左足を相手の右足に掛け隣接したまま1R終了。
インターバル。
攻め切れていないが、三好君は何も悪くないのでこのままやり切る旨を伝えたはず。
「ジャブの差し合いはしなくていい」とだけ念押しで言った。
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2R。
1R目、取られている意識もあるであろう相手、取り返そうと最初から鋭いワンツー、そして奥足右のキック。
三好君がこれをキャッチ、足を内掛けしてテイクダウン、トップポジション。
相手は下からの蹴り上げ、二、三発ヒット。
「弱気になるな」と檄を飛ばす私。
三好君が距離を詰めようとしたところを半身で立ち上がる相手、追いかけてボディロックで隣接して相手の左脇辺りに三好君の頭がある状態に。
三好君が右に振って投げようとして、相手が堪えたところで残り2分。
相手がアームロックを狙うそぶりを見せるも「そんなアームロックは(極まら)ない」と言う私北岡悟。
三好君左回しで投げ振って、相手は一瞬だけ四つん這い、すぐ立ち上がる。
再び三好君がボディロックで隣接して、相手の左脇辺りに三好君の頭がある状態に。
このままだと相手も勝ち筋がないはずだから、状態を変えるべく左脇を三好君から遠ざけるように右回りで真後ろを向ける。
「相手妥協した、妥協して後ろ向けた」と煽るガラ悪いセコンド北岡悟。
そうこう言ってる間に立ちバックから送り手を取る三好君。
「送り手取ってるから相手何も出来ない」と煽るやはりガラ悪いセコンド北岡悟。
残り試合時間1分。
「その組み手のままでいい」と私は言ったが、送り手組み手まま左の投げ三好君。
相手堪えて、自分のターンにするべく左で頭抱える攻めの動きを見せ掛けるも、三好君右差しで返して再びケージに押し込む。
残り45秒だけど、「残り40秒だ、勝利へのカウントダウンが始まった」という輩セコンド北岡悟。
「そうだそのまま押し込みでいい」「レベルチェンジ狙いつつな」「力使っていいぞ」という私の声掛けから、三好君北岡悟直伝の押し込みハイクラッチからのダブル。
相手ダブルは堪えるものの、三好君右の投げに繋いでテイクダウン、相手すぐ壁長座になるものの、「残り20秒だ、勝利へのカウントダウンだ」と私。
相手が壁長座から立ち上がるも、尻下クラッチの壁ダブルレッグでトドメのテイクダウン三好君。
最後相手はやること無くてガードポジションからパンチを打つ。
試合終了。
判定3-0勝利。
「この結果によりライト級Bトーナメント優勝は三好順一朗選手と決定致しました」と場内アナウンス。
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アマチュアPANCRASEのSクラスルールは通常3分3Rなのですが、品川インターシティホールで行われる東京ケージファイトは進行の為に特別3分2R。
パワーファイトの三好君、このルールに助けられた感はありますが、今までの弱さと向き合って踏み出せた二連勝だったと思います。
上の YouTubeの優勝後談話で言うてますが、三好君はこれでPANCRASEのプロに成れますが、成りません成らせません。
2024年もう一丁アマチュアPANCRASEでしょう、言うてる通りになると11月24日上尾ケージファイト22か。
会場入りして撮った上にもあるX動画内では私あと2回言うてますが、これでよい内容だったら、当日計量70.3kgリミットの呪縛からは解放してあげたいです。
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あと何回も当日計量させるのは可哀想
早く前日計量70.3kgリミットで戦わせたい
三好君と品川駅まで10分足らず、おしゃべりしつつの帰り道。
おしゃべりの内容はアマチュアMMA、MMAの全体のレベルアップについて。
三好君から他競技のレベルアップについても聞いて、MMAのこと以外マジに全く知らない私は勉強になる。
その他何か私が有り難いことを言って、三好君が「北岡さんからそれを聞かされると励みになります」的なこと言うてましたが、何を言ってそうなったか最早覚えていません。
とりあえず気分は悪くなかったです。
むしろよかった記憶しかない。
JR品川駅で三好君と解散。
私は妻•天野(北岡心愛)さんが待つ自宅へ。
実は品川駅から電車でめちゃ近い、現在品川区民北岡悟。
10数分で帰宅。
何と天野さんがクッキーを焼いて用意してくれました。
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天野さんにこの日一日の感想を語りつつ、夕ご飯作って食べてお疲れ様でした8月25日。
内幕
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